ピアノの練習で「なるほど」と思ったことがありました。 今は色々な教材があって、独学も可能なんですが、 独学ではなかなか抜けてしまうところがあります。 それは「基本の形」です。 フォームには気をつけること、とあります。 指についても気をつけること…
今年、2024年の夏、なぜか突然「天の声」が聞こえました(笑)。 「ピアノ、やろうよ」 私は三歳の時、長女だったもので、妙に期待した親がドイツ製のピアノをもらって来て、音大の先生にピアノを習わせようと企んだわけです。 今はそういうことはないと思う…
こんにちは。畠山裕美です。 秋のフォーラムも無事終了しました。 来年は4月29日、11月24日に春秋それぞれ東京操体フォーラムを開催致します。 10月に伺った町田簗田寺のご住職から伺った話です。 曹洞宗といえば皆さん、道元禅師を思い出すでしょう。 曹洞…
おはようございます。 健康とは、身体が丈夫で元気なだけでは、成り立たないのは明らかな事。 「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」ではないが、いくら肉体的、身体的に丈夫で元気になっても、その使い道を誤ればバランスを崩してしまう。 精神制御も重要とい…
おはようございます。 健康の語源は、健体康心にあるという。 健やかな体とやすらかな心。 健やかな体の、健の字は人偏に建。 この人偏に建の解釈は、人がしっかりした基礎をもつ建物のように、どっしり、揺るがずに立っている状態を示すと解釈する人もいる…
おはようございます。 より全体的な調和を目指すには、物事の物種、元の元を学んでいく必要もあると思う。 前々から、健康を害して疾病に至る道筋には、必ずボディの歪み(ヒズミ)があるといわれてきた。 ボディの歪みが元にあり、そこから感覚異常、機能異…
おはようございます。 初期の骨格関節系の歪みを正す事に重点を置いた操体法も、気持ち良いという感覚に重点を置いた操体法も、「動かして診る」という点で、他にはない画期的な診断法だと思う。 しかし「動かして診る」がいくら画期的でも、動けない被験者…
おはようございます。 健康を語る上で無視できないのが、感覚でありましょう。 からだの不調を感じた時、感覚をつうじて対応できるから、それ以上不調に陥らずに済む。 身近な例では、肌寒くなってきたから一枚余分に着こんでみるとか、誰もが普通に行ってい…
おはようございます。 操体法も初期の頃は、骨格関節系の歪みを正す事に重点が置かれていた。 それは、操体の創始者、橋本敬三先生の初期の文献からも推測できる。 例えば、昭和の13年頃に描かれた以下の様な文章。 すこぶる通俗な譬であるが、骨格は金網…
おはようございます。 実行委員リレーブログ、今週は友松の担当となります。 どうぞ、よろしくお願い致します。 昨日は、東京都市ヶ谷にて秋季東京操体フォーラムが行われました。 ご参加の皆さま、ありがとうございました。 今回のフォーラムのテーマは、「…
一週間重さと軽さについてお伝えしてきましたが、なかでもからだの中心と重心に関わるもののなかでは、からだの動き(うごき)の重さと軽さというものについて改めて新鮮に感じているところです。 度々出てくる言葉ですが、「普段何気なく」使わせていただい…
息食動想のなかの「想(想念・精神活動)」。 精神活動や心(こころ)の重さと軽さ。 こころとからだは影響し合っているものなので、からだの重さと軽さ、そしてこの「想(想念)」の重さと軽さも、何か見えない関係がみえてくるように感じられてきます。 こ…
私たちが普段何の気はなしに使っている言葉。 この言葉という不思議な営みにも重さと軽さがつきまといます。 「言葉に重みがある」と言ったときは、何か言葉の中に大切なものが込められているような印象を受ける場合もあれば、受け取る側の状況によっては、…
普段何気なく営んでいる呼吸。 この呼吸にも例えば、「重さ」や「軽さ」というものはあるのでしょうか。 身心のリラックスした状態で営んでいるときの呼吸と、 時間に追われて作業しているときについている呼吸の違い。 どなたもそれぞれの呼吸の深さやリズ…
臨床を終えて、被験者本人の口からふと、きこえてくる言葉。 「あ、足が軽くなりました」 「からだが軽くなった」 気になっていた自身の症状より先に、何かからだから感じられる変化としての「軽さ」。 軽さを感じることができて、からだが重かったことを認…
どんな時にからだから重さ、軽さを感じられるだろうか。 わたしの場合、もっとも意識にのぼる機会の多いのは「飲食(食)」活動を通して感じられる重さ、軽さです。 至極あたりまえのことですが、食べ過ぎたり、飲みすぎたりすると 食べている時は気にならな…
瀧澤さん、一週間の投稿ありがとうございました。 やってみてわかったことは何にもまさる情報だと感じました。 本日からバトンを受け取って、しばし寺本がブログを担当致します。 テーマは「フリー」となっています。 よろしくお願い致します。 からだから感…
(昨日の続き) 今回は「身に付く」ということをテーマに書き進めていきました。なぜ、このテーマにしたのかというと、一つには「からだ」のことをまだまだ分かっていない、という実感があるからです。 農作業の仕事に関わるようになり、初めての現場で初め…
(昨日のつづき) 夢中で作業しているときに「からだ」を意識的に使うのはなかなかに大変なことです。これまでにも、立ち作業のときは「拇趾球に体重をのせよう」とか、「膝の裏スジをゆるめよう」などと試みたことがあるのですが、作業の方に気をとられてし…
(昨日のつづき) 左側に意識が向くのか、右側に意識が向くのか。それによって作業の能率や「からだ」にかかる負荷が変わってしまうということを、こういった作業をとおして初めて実感したのは、また別のにんじん作業をしていたときの話です。 この作業は、…
(昨日のつづき) お昼までに一人4箱くらいのペースで収穫しましょう、と手作業で進んでいく場合は、ある程度自分のペースで調整することもできるのですが、機械が入る流れ作業になると、ストップがかかるまでは、常に動き続けなければならないことも多いで…
(昨日のつづき) 先日、にんじんの収穫、荒選別の作業をしていたときに改めて気づいたことがあります。この作業はこれまで行ってきたミニトマトやピーマンの収穫作業とは違い、手ではなく収穫機に乗っての作業でした。 手による収穫作業の場合もある程度の…
(昨日のつづき) これまで農作業に関わることがありませんでしたので、ほとんどの作業は初めての体験ばかりです。ただ、小学校の夏休みや冬休みには、兼業農家だった母の実家に遊びに行っていたこともあり、初めて伺う農園であっても、畑に行ったり、倉庫に…
岡村さん、一週間のメッセージありがとうございます。共感意識に響く一日一日でした。 引き続きテーマはフリーで繋げていく瀧澤です。今回は「身に付く」ということをテーマに書き進めていこうとおもいます。一週間よろしくお願い致します。 今年の夏頃から…
未来の幸せは、 今の幸せに"感謝"する事から始まる。 操体法の創始者、橋本敬三医師。 橋本敬三師の提唱された操体には、 生き方の自然法則として「息食動想環の同時相補相関性」と記載してある。 橋本敬三師その後を託された、 橋本敬三師の直弟子、 三浦寛…
『こんな風にできたらいいなぁ』と、想い願っていること。 物事をプラスに置き換え、 過ぎたマイナスにこだわらない。 相手の立場により見返りを求めない。 相手の立場になり見返りを求めない。 仕事に奉仕の心を持ち、 普段は質素で贅沢をしない。 自我や執…
自然界の法則性に、 8:2くらいのバランスがあるのは興味深い。 人も動物でありながら、 植物を含有する働きを備えている。 現代生理学で分類されているように、 消化器系(腸間膜含む)、 循環器系(毛細血管含む)、 内分泌系、泌尿生殖器系、 骨格筋系(…
皮膚を介した外側の空間と 内側の腔間を感受しているときに、 経絡という言葉が響いてきた。 「経絡とは、なにか」 これを判別するときに、 自我意識で認識されることは無いのだろう。 これは、絶対的なフィールド環境において 生き生きと存在しているもの。…
ある禅師の語った言霊の響き、 それが時を超えて伝わる。 心について説明できる人はいるが、 はっきり知っている人は稀である。 はっきり知っている人はいるが、 体験を通じて知っている人はさらに稀である。 操体、操体法。 そして、操体は進化してきた。 …
漢方医学とは、中国医学とも東洋医学とも少し趣が異なる。 日本で進化して独自の発展をしている医学体系のように考えている。 ある漢方医学の鍼灸の達人は、深遠な世界観を詞的に記してくれた。 一鍼(しん)成仏。 一本の鍼を通して、国籍、人種、言葉、概…