東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

みなおせること③

(昨日の続き) では、連合入力を必要としない”新たに発見された知覚とはいったい? それは、「新しい知覚モデル」として紹介されている事実なのです。 リアルタイムで皮膚感覚の情報を、”外因性ボトムアップ入力”により、 第二次運動野(大脳の運動に司る部…

みなおせること②

(昨日の続きです) 皮膚を改めて見直してみる新たな知見として、ワタシ自身とても興味 深く感じたのは、理科学研究所の行動神経生理学研究チームが発表し ていた、「従来と異なる皮膚知覚の新回路を発見」ですね。 これは、難しいところまをできるだけ簡単に…

みなおせること①

今週は駿河区出身で茅ヶ崎市在住の岡村郁生が担当になります。 どうぞ、よろしくお願い致します。 テーマは「改めて見直してみる」なんですよね。 このテーマでまず考えたこと、からだの最も表面にある皮膚。 それも、皮膚にききわける操体の第三分析法です…

改めて見直してみる その7

毎回の講習では必ずノートにメモを取る。 そしてたまに見返してみる。 以前はこんなことをメモしていたんだなと考える。 当時は読み取れなかったことが今では理解できるようになる。 そのためにメモを取っているようなものだ。 一度聞いたことも何度でもメモ…

改めて見直してみる その6

イメージするって何なのだろうか? 改めて考えてみた。 最近気が付いたことはイメージが上手く浮かばないと真似できないということだ。 ゴルフもイメージできないと上手くスイングできない。 上手くいくときはイメージが出来ている。 こんな感じって自分で思…

改めて見直してみる その5

いままで重力について考えたことがなかった。 操体を学ぶことで重力という問題が重要になってきた。 みな普段の生活で重力を感じることは少ない。 それは電力や磁力などの「強い力」に比べて重力は「弱い力」だから普段意識せずに過ごしているようだ。 地球…

改めて見直してみる その4

操体を学び始めて約9年経った。 当時と比べると普段の生活態度はだいぶ変化している。 夜中までに仕事をしなくなり、完全な朝型になった。 時間内に詰め込み仕事をしなくなり、少し余裕を持たせるようになった。 以前と比べたら罵倒しイライラしなくなった。…

改めて見直してみる  その3

たまにマジックバーへ行く。 何度も見ているマジックもあるのだが、何度見ても騙されてしまう。 マジックでは注目させているカードやコインの方に目線がいき、その反対の動作はほとんど見えていない。 マジシャンは注目させるのが上手いのだ。 全体を見渡せ…

改めて見直してみる その2

好きなことは繰り返し行うことができる。 いつも聴いている曲もカラオケで歌詞を確認すると意外な発見がある。 ふとしたときに操体関連の本を読み返してみる。 いままで理解できなかったこと。気がつかなかったこと。 あれ?こういう解釈ができないかな?と…

改めて見直してみる その1

今週からブログのテーマが「改めて見直してみる」に変わります。 1週間お付き合いよろしくお願い致します。 私は本当に面白いと思った映画は何回も繰り返し観る。 映画「ゴーン・ガール」はもうかれこれ10回は観ていると思う。 海外旅行に行く機内であればま…

「憶の快」七日目

2019年春季東京操体フォーラム は4月29日の開催です。テーマは2018年秋に引き続き「身体芸術と操体」です

「憶の快」六日目

脳に入力される情報は膨大なものである。それを全て取り上げて処理していては、生きて行けないだろう。 意識で掬い上げて、その一部だけが脳裏に残る。でも本当は全ての情報は記憶されている。無意識の中にストックされているはずだ。 見た(look)と思って…

「憶の快」五日目

「人間は、眠っている状態が本当の姿ではないか」という考え方がある。 橋本敬三の言葉を引用して表現するならば、運動系が休止して、植物系を主体として活動している状態、と言えるだろう。 まさに、生きる事に徹している姿である。 よけいな雑念や欲が無い…

「憶の快」四日目

矛盾・抵抗・障害・・・・・これらは、自己を発見し確認させてくれる。 何の問題もなくスルーしてしまうと、そこに創造はない。 一方で、争いの無い平穏な場がないと、練り上げたり深めたりする事が出来ない。 緊張と解放 そのバランス 対極にある性質をも包…

「憶の快」三日目

人生は、トレード・オフだ。という合理的・実存的な考え方がある。 しかし、選択しなかった方に対しても、十分な吟味と配慮があってこそ、今の生が生きてくるのではないか? いやむしろ、それらに支えられて生きているのではないだろうか? 2019年春季東京操…

「憶の快」二日目

まるで前世からの記憶の糸を手繰り寄せるかの様に巡り逢う人。 至近距離にいてニアミスしそうなのに、擦れ違っても気付かない人。 御縁とは、その人の中に生まれる前からセットされた快・不快のお導きによるものではないか? 2019年春季フォーラム « 東京操…

「憶の快」一日目

娑婆に対して、安全に守られていて何ひとつ不自由の無い状態とは、子宮内であろうか? これを仮に胎内感覚と呼ぶとすれば、これが「憶の快」を表現するのに最も近い言葉であろう。 誰もが懐かしく、安らかな安息の空間である。究極のノスタルジーは、ここに…

「憶の快を考える ~その7~」

本日で最終日になります。 一週間自分の受け止めている「憶の快」について好きに書いてきましたが、これは確かな定義もなければ、しっかりと確立されたものではないものなので、各人の感覚的に受け取ればよいものだと思います。 私自身の憶の快の対するイメ…

「憶の快を考える ~その6~」

本日は臨床における「憶の快」に話を戻し、思っていることを書いていきたいと思います。 臨床の中で被験者と共にきもちのよさを味わっていると、色が見えてきたり時に過去の記憶が蘇ることがあります。 それは自分が患者として操体の臨床を受けている時も感…

「憶の快を考える ~その5~」

最近友人の赤ちゃんを抱く機会が多いのですが、なぜ赤ちゃんは泣くのかと考えます。 大抵、私が抱くと泣かれ母親に変わってもらうことがほとんどなのですが、私とお母さんの違いについて真剣に考えていました。 顔を隠して抱っこしてみたり、服の色を変えて…

「憶の快を考える ~その4~」

最近は以前に比べ、自分の時間が取れるようになったので、毎日決まった時間に決まった場所で自分の好きなことを学ぶことが出来ています。 そのルーティーンの中で時にいつもと同じような環境が確保出来ないこともあります。 そういった時に感じるからだの感…

「憶の快を考える ~その3~」

本日書く事は私の感覚的な世界の話になりますが、最近の私は臨床の中で「記憶」を感じ取ることを一つのテーマにしています。 記憶と言っても様々で「心の記憶」もあれば、「からだの記憶」もあり、もっと辿っていくとその人の身の回りの空間や物等にも記憶が…

「憶の快を考える ~その2~」

いつも臨床に臨む前に考えていることがあります。 「いかに患者自身に考えさせないか、思考を消していくか」ということです。 このテーマはいくら臨床の場数を踏んでも、いつも考えさせられることです。 臨床のメニューはその場でその人にあったものを提供す…

「憶の快を考える ~その1~」

三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週から三浦寛幸が担当致します。 よろしくお願い致します。 今回のテーマは「憶の快」です。 このブログを読んで頂いている皆様にはなかなか馴染みのない言葉かと思いますが、これからの操体の未来と深く繋がっ…

人生のご縁2

師が亡くなられてすでに数十年。 それでも師とのご縁が続いている。操体の学びも、生涯ありがたく続いている。 私は毎年、5回は師の墓参りをしている。 なぜなのか。 操体という命を耕し肥やし太らせているからなのだ。 そして自身のいのちを育んでいる。 …

人生のご縁1

ところで1月、長年、操体に関わってきた人の訃報が入った。 私と同世代で、橋本先生のそばで学んでいた同志である。 去年、しばらく音信不通だったその人から何の前触れもなく電話がかかってきた。 とても懐かしんでいるようで、昔のことを思い出しては何度…

よく似た人

先般、街を歩いていたら見知らぬ男性から「カトウコウジさん」でしょ?と声をかけられる。 世の中には私によく似た人もいるものだと感心する。 いったい、そのカトウコウジなる人物は何者なのか。 世界には私とよく似ている人がけっこういるのだろうネ。 そ…

いざとなったらできる

普段、色々な人に話を聞いていると、コツコツとチャレンジを繰り返している人だけが言えるセリフがあるのだという。 それは「いざとなったらできる」というセリフらしい。 また腹が据わっている人にも、おまじないがあるという。 それは「一生、やり続ける」…

価値

「価値」といえば、「初心の価値」という言葉がある。 「名を上げたい」「体面を守りたい」。 そんなことを気にするあまり初心を曲げてしまってはおしまいだ。 一度曲がった初心は二度と元には戻らない。 さらに、こんなこともあるようだ。 ひとたび才能が開…

サメ図鑑

「ほぼ命がけサメ図鑑」なるものが2018年5月に講談社から出版されている。 ほぼ命がけサメ図鑑 作者: 沼口麻子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/05/10 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 魚好きの私には、とてもお…