東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

3)二十世紀のドイツの生の哲学者

「二十世紀のドイツの生の哲学者ルートヴィッヒ・クラーゲスは、四大(地・水・火・風)の”生命の息吹き”を<四大心情>とよび、これを植物・動物・人間、すなわちいわゆる生物の心情と比較した。そして一方、この生物の過程を植物性過程と動物性過程に分か…

2)タンポポはいいな

タンポポはいいな陽に向けて、輝くような黄色い花を咲かせているやがてそれは、白い”綿帽子”になり風に種を飛ばせて来年もどこかで、あの黄色の花を咲かせる何の想いも無い、己の生を全うしている生―殖―死 自然のリズムあたりまえの姿が清々しい 開催案内 | …

1)先日、指揮者の小澤征爾さんが

※今回のテーマは引き続きフリーですおおくりしています。 先日、指揮者の小澤征爾さんが逝去されました。マエストロは、インタビューで「僕がやっていることは、東洋人でも西洋音楽をやれるんだという実験なんですよ。僕の次の世代では、それが当り前になっ…

「生身のからだと向き合う」

本日で最終日になります。 今回はフリーテーマなので日々からだと向き合う中で感じていることを書いてきました。 その中で改めて強く思うことがありました。 操体の臨床家に必要なことは、治すために必要な知識以上に正当なからだの使い方をからだで学習しな…

「からだと指 ~その2~」

おはようございます。 早速昨日の続きになりますが、手足の指というのは不思議な力が宿っているように感じます。 人が生命活動をすることにおいて、最も使うものであるが、指によっては全く使われない指もある。 しかし指一本一本には何かしらの役割と性格が…

「からだと指」

おはようございございます。 昨日は「立ち方」の可能性について触れましたが、本日は指について書いていきたいと思います。 指の使い方はここ数年の間、わたしがからだと向き合う中で最も興味を持ち、取り組んできたテーマでもあります。 このテーマに興味を…

「からだと立ち方 ~その2~」

おはようございます。 本日は昨日の続きで「立位」について語っていきたいと思います。 立つことにおいて現在の操体では「半歩内側ぎみ」に足を出します(左右のどちらの足なのかはあえてここでは書きません) そこから動作をことになるのですが、なぜ「一歩…

「からだと立ち方」

最近は言葉と同様に人の「立ち方」が非常に面白いと思っています。 今までもこのブログで少し触れましたが、操体では昔から「立ち方」を非常に大切にし、現在に至るまでかなり進化してきました。 なぜ大切にしてきたのかというと「正当なからだの使い方」を…

「からだと自己責任」

おはようございございます。 昨日の続きになりますが、言葉を統制していくことは人が健康に生きていくためにはとても大切なことだと思っています。 言葉の統制が出来なければ意識と感覚のバランスが崩れる。 そのバランスが崩れることでからだは本人の無意識…

「からだと言葉」

三浦先生、一週間ありがとうございました。 本日からは三浦寛幸がバトンを引き継いで担当致しますのでよろしくお願い致します。 今回はフリーテーマになっていますので、感じていることやテーマにしていること等を中心に書いていきたいと思います。 最近、臨…

(7)真理の交差点

重心の適性は、横の真理と縦の真理の交差点 からだの横十字をなしているのは首と骨盤 縦十字をなしているのは重心点と重心 人はタテとヨコの真理の交差点に位している。 寺本実行委員の膝の上のまーちゃん。 2024年春季東京操体フォーラムは4月29日、ルーテ…

(6)重心への対応

重心への対応は生命の適性である。 2024年春季東京操体フォーラムは4月29日、ルーテル市ヶ谷センターにて開催致します。 開催案内 | 2024年春季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.tokyo-sotai.com

(5)眼力

一つ目は、自身を見ている目。 二つ目は対象物を見ている目 眼力には、身眼力、心眼力、神眼力 可愛さあまって。。 2024年春季東京操体フォーラムは4月29日、ルーテル市ヶ谷センターにて開催致します。 開催案内 | 2024年春季東京操体フォーラム | Tokyo Sot…

(4)睡眠

人生の、あいマ、あい間に 睡眠こそが唯一のたのしみ 2024年春季東京操体フォーラムは4月29日、ルーテル市ヶ谷センターにて開催致します。 開催案内 | 2024年春季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.tokyo-sotai.com

(3)遠心性と求心性

左遠心性の動きは内まわり 右求心性の動きは外まわり 仲良しです 2024年春季東京操体フォーラムは4月29日、ルーテル市ヶ谷センターにて開催致します。 開催案内 | 2024年春季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.tokyo-sotai.com

(2)文献

文献の重みは、日々の学びの重み。 りんちゃんとまーちゃん。 2024年春季東京操体フォーラムは4月29日、ルーテル市ヶ谷センターにて開催致します。 開催案内 | 2024年春季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.tokyo-sotai.com

(1)植物

植物は移動することができないが、 環境に適応する天才的能力をもつ。 まーくん。 2024年春季東京操体フォーラムは4月29日、ルーテル市ヶ谷センターにて開催致します。 開催案内 | 2024年春季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.tokyo-sotai.com

操体雑感(7)快か不快か

こんにちは。畠山裕美です。 猫をみていると、損得勘定や正しい・間違っている、という判断で生きてるんじゃないんだ、と、つくづく感じます。 猫のおやつで「モンプチ・クリスピー・キッス」というのがあります。 小分けになっているドライのおやつで「手か…

操体雑感(6)

こんにちは。畠山裕美です。 3月ですね。 早いですね。 春のフォーラムはもう来月です。 操体を学んでいると「損得勘定」や「正しい・間違っている」という、「アタマ優位」の思考を一歩冷静に、見ることができます。 冷静ですが、快か不快か(好きかきらい…

操体雑感(5)どっちを選ぶ?

そう言う時は、間違いなく「感覚」に従ったほうがよいのではと思います。 普通の人が操体の第一分析の動診操法を受けて言うのは 「両方やらなくていいんですか?」ということです。 例えば両膝の左右傾倒。右に膝を倒しやすいのであれば、右に倒して数秒たわ…

操体雑感(4)なぜなぜ分析

なぜなぜ分析、というのがあります。 発生した問題の原因を深掘りし、根本的な原因を導き出す手法です。 トヨタの生産方式で考案されたもので、5回の「なぜ」を繰り返すのだそうです。 「なぜ問題が起こったのか?」「それはなぜか?」を繰り返すことによっ…

操体雑感(3)

" data-en-clipboard="true">こんにちは。畠山裕美です。 " data-en-clipboard="true">私は仏門修行もしています。 " data-en-clipboard="true">東京国際仏教塾の曹洞宗専門課程で2017年に在家得度しました。 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboa…

操体雑感(2)

" data-en-clipboard="true">こんにちは。畠山裕美です。 " data-en-clipboard="true"> 私は長年、易の学校に通っています。 易にはいくつか種類がありますが、日本でポピュラーなのが「周易」。台湾などでポピュラーなのが「断易」です。 周易は一通り終わ…

操体雑感(1)

こんにちは。東京操体フォーラムの畠山裕美です。 2024年の春の東京操体フォーラムは、昨年秋に引き続き、ルーテル市ヶ谷センターで開催致します。 テーマは「臨床と生活にいかす操体法」です。 生かす、活かす、イカす。 そもそも、どうして操体をやってみ…

救いの実相

おはようございます。 何日か前のブログで、操体の創始者である橋本敬三先生が、NHKラジオ放送に出演した際、言われていた言葉を紹介したが、以下のようなことも言われている。 だから仏教の経典のなかにね、読ましてもらったんだけど、「観普腎菩薩行法…

畏敬すべき力

おはようございます。 この宇宙は、137億年前に真空のゆらぎから生まれたという。 物質も空間も時間も何も無い真空に、ゆらぎが起こったことから生まれた宇宙。 大統一理論によれば、素粒子に働く電磁気力、強い力、弱い力、重力の4つの力は、宇宙が生ま…

素の元の真

おはようございます。 宇宙には、物質の元である素粒子を生み出す場とか、素粒子どうしを結びつける力を生み出す場が無数にあるという。 そうしたミクロだが壮大なスケールの場が、私たちの生活空間やからだの中にもあるのでは、という捉え方。 実際、私達の…

素の元

おはようございます。 此の世にある全てのものは、物質的にミクロのミクロまで見ていくと、分子、原子となり、原子も細かくみれば原子核と電子となるという。 原子核は陽子と中性子から構成され、それらは更に細かな素粒子からなる。 素粒子は、クォークやレ…

物質を超えて自在するもの

おはようございます。 いつもの道を歩き、ふと見上げればもう梅の花が咲いていた。 そして、周りを見渡せば茶系一辺倒だった木々草花の世界も緑が入り、地面の草花にはもう花を咲かせているのもある。 植物の開花には、フロリゲンという花芽を作るスイッチと…

奥底にあるもの

おはようございます。 宇宙をはじめ此の世のはじまりは、より根源的に突き詰めていけば、無極無限の無の世界に、太極が「愛と調和」という意志でもって「陰」と「陽」を設定し、物事を具現化できるようにしたことにはじまるという。 この「陰」と「陽」は正…