東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

 一緒に味わいましょう

今日で10月も終わり、いよいよ11月です。11月といえば秋の操体フォーラム!今回のフォーラムは柳生心眼流の島津兼治先生、南画家の田中稲翠先生という特別講師をお迎えして、更にパワーアップすること間違いなしです。発表される実行委員の方々のバッ…

 立場

「整体と操体って、どう違うのでしょうか?」。患者さんから、たまに聞かれます。操者の立場からすれば、あれこれといろいろな考えがあると思いますが、自然法則という立場から考えれば、どっちも同じではないでしょうか。大した違いはないと思います。そも…

 流れ

今日は仕事が休みですので、自宅でぼ〜としながらコーヒーなどすすっております。窓からは川がよく見えます。川の流れを見ていると、蛇行したり、瀬があったり、深みがあったり、底の形状や魚の泳ぐ姿までイメージ出来るような気がしてワクワクしてきます。…

 内なる波動

「・・・すべての治癒力、あらゆる種類の治癒力とは、内なる波動を変えることである。すなわち身体の生きた組織の中にある聖なるものを創造的なエネルギーへと同調させることである。それだけが治癒となる。たとえ薬を使用しても、または手術によって治癒し…

 あの世とこの世 2

橋本先生はあの世について「みんなが行くところだから気持ちのいいところ」と言われていたそうです。こんなにありがたくって、安心できる言葉はありませんね。更に、死ぬ瞬間も最高に気持ちがいいらしい。でも、あの世とこの世は表裏一体ですから、厳密には…

 あの世とこの世 1

ワタシはたまにあの世とこの世について、ぼや〜と考えます。天外伺郎氏は著書(宇宙の根っこにつながる生き方)の中であの世とこの世を電磁界とテレビの画像として例えているのですが、「なるほどなぁ」と思いました。第一に電磁界は目に見えないけれど確実…

 夢

今週は中谷が担当させていただきます。よろしくお願い致します。昨日みた夢です。既に亡くなったある治療法の先生がニッコリ微笑んでワタシに言いました。骨盤に3つの矢印を書き込んで「このベクトルだよ」と。ワタシはすかさず「治療を見学させて下さい」…

妙義山 2。

昨日の続きです。 中之嶽の駐車場にバイクを停め、中之嶽神社に行ってきました。 この神社、4年ぐらい前に、日本一大きな大黒様の像が出来ました。 高さ20メートル、重さ8.5トン、そしてこの大黒様は右手に剣をもっている。 福を招き、厄を祓う大黒様…

妙義山 1。

先日、上毛三山の一つであり、日本三大奇勝の一つである妙義山に行ってきました。 妙義山とは、いくつもの山の峰々の総称で、今回は表妙義と称される金鶏山、金剛山、白雲山をバイクで周ってみました。妙義山道路を松井田方面から下仁田方面へ、白雲山の麓か…

コスモス。

昨日のテレビのニュースでは、隣の県の埼玉県の鴻巣市では、今がコスモスの見ごろを迎えているとのことでしたが、私が住んでいる地域では9月末から10月はじめに見ごろを迎えるところが多いです。 これも10月のはじめにに撮った写真なのですが、車で20…

あかりの日。

今日10月21日は、あかりの日。 ウィキペディアを見ると、1879年の10月21日に、トーマス・エジソンが京都産の竹の繊維を炭化させたフィラメントを用いて白熱電球を完成させたことにちなんで、日本電気協会・日本電球工業会など4団体が1981年…

稲の実り.

実るほど頭を垂れる稲穂かな。 雨にも負けず、風にも負けず、台風18号にも負けませんでした。 米は八、十、八、手間かかるとされていて、春先に種もみから苗作り、それから夏前に田植え、夏のあいだは小まめな水管理と雑草取り、秋に収穫を向かえ稲刈り、…

彼岸花=曼珠紗華。

一ヶ月前のことで恐縮ですが、今年も私の仕事場の周りには彼岸花が咲き誇っていました。 田んぼのあぜ道、線路沿いの土手、お彼岸の頃には決まって、知らず知らずのうちに咲き誇っています。 いつも、気がつけばもう咲き誇っているという感じなので、今年は…

 友達になっちゃう。

ブロブロブログーも5巡目となりました。 おはようございます。友松です。 一週間よろしくお願いします。 先日、プリンターのインクが切れたので家電量販店に買いにいったところ、たまたま、小学校の時の同級生に会いました。 頭の毛も随分と白髪が混じり、…

小さい秋

10年程前だったか、友人から一枚のCDを借りた。 矢野顕子の「Oui Oui」だった。 もちろん名前くらいは知っていたが、ちゃんと聴いたことはなかった。 それまではユニークな歌詞の歌が多かった印象があった。 「ラーメンたべたい」とかシチューのCMの曲とか。…

クマソからハヤトへ 3

熊襲はヤマトタケルに征伐されたことになっている。 「西の方に熊曾建二人有り。是れ伏はず禮なき人等なり。故、其の人等を取れ」(古事記)「熊襲反むきて朝貢らず」(日本書紀) 時の景行天皇はヤマトタケルをして、各地の中央政府に仇なす賊を討伐させている…

クマソからハヤトへ 2

橋本敬三師の論想集に、天地創造のくだりがある。 アメノミナカヌシ・タカミムスビ・カミムスビを太極・陰陽になぞらえてある。この本は残念ながら現在絶版のようである。 天孫降臨の物語は、タカミムスビがニニギを地上に遣わすところから始まる。 「彼の国…

クマソからハヤトへ 1

この頃、隼人の歴史について調べる機会を得た。 東京では、鹿児島出身というと、九州男児だねと言われることが多い。 もう少し詳しい人だと、薩摩隼人だ、と言われる。 実はこの二つの差は大きいものなのである。 地元で暮らしている時は、九州男児という言…

おいしいお茶が飲みたい

実家の隣の道路を挟んで、お寺の敷地になっている。 子供時代のいい遊び場だった。 地元の人は感応寺と呼んでいるが、正式には、鎮国山感應禅寺。臨済宗のお寺である。 築年数は比較的新しく、数十年以内のこぢんまりしたところだ。 実際には歴史は古く、開…

操体セミナーを終えて

こんにちは。 今日から一週間辻が担当させていただきます。先月は東京操体フォーラムとしては初の東京以外の地でのセミナーを行いました。 千葉県の行徳と近場ではありますけどね。 ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。これから少しずつ活動の…

最終日もツイテル

いよいよ最終日です。やっぱりツイテルんですよ。(笑) 最終日のブログを書く前にラジオ流してたんです。 何となく、ラジオを流す。 聞くんじゃなくて、流すんです。 面白い事って、何となくからよく来るんですよ。 書こうとしていたブログの内容は格闘技と…

島津先生その2

島津先生のもとに、何度かお邪魔してお話を聞かせて頂くようになると。 僕に悩みが大きな悩みがやって来ます。 武術の師匠にこの事を言わなければならない。 そうなんです、許可を頂かない訳にはいかないのです。 お二人に失礼になってしまう。 そうやって悩…

島津兼治先生その1

僕は色んな事にツイテルんです。 他には、あんまり自信を持って誇れる事はないんだけど。 ツイテル事には自信があったりするんです。 秋のフォーラムのゲストの島津兼治先生とのご縁もツイテルご縁なんです。 島津先生とのご縁は、秘伝という武術の雑誌から…

臨床日記(実は始めて書くのです。)

ある日の事、腰が痛い患者さんが来ました。 患者さん曰く、下半身が終ってる感じらしいです。 いやー終ってないですよ。 などと思いながらも、言わないで、何となく、お話を聞きます。 何となく、聞くと、何となく何かを感じたりするんです。 そうしたら、面…

操体プラクティショナー 小学3年生

ある日の事、急に膝が痛くなった。 鍛練をやり過ぎると、痛くなったりする事があったりする。 膝は2回手術してるから、何かの拍子で痛くなったりするんです。 それでも焦らない、痛くなったという事は、身体が教えてくれてる事だから。 痛くないと、使い方…

最新情報(今日は本当です。)

佐伯さんから、振って頂いた最新情報のお話。 そうか、そもそも困ってない。操体臨床に関する、最新情報、、、こりゃ大変だ、、、 勘違いでした。そうじゃなかったのです。(笑) 東京操体フォーラムイベントの最新情報ですね。僕は気持ちが良い事とか、その…

最新情報、、、

佐伯さん、1週間お疲れ様でした。 千島学説、真理のお話、凄く面白くて、色んな事を感じさせて頂きました。 ありがとうございます。佐伯さんの、ブログの最後に 最新情報が次々と飛び出してくるはずです、、、こう書いてるの見つけて あー大変だと、、、 実…

体細胞から血液

皆さん、おはようございます。 今日はブログの最終日。もう少しのお付き合いを宜しくお願いいたします。9月30日のブログに、私の友人・鈴木敬造さん主催の身心道勉強会をご紹介しました。 鈴木さんは、「ガン呪縛」を解くの著者・稲田芳弘さんの支援者として…

仮説と真理

おはようございます。 昨日は、操体創始者・橋本敬三先生が否定されているウィルヒョウ理論を説明し、千島喜久男博士が、研究生であったころにウィルヒョウ理論を覆す発見をされたことを述べました。 今日はその千島学説についてもう少し詳しい説明を加えて…

ウィルヒョウの病理学を否定する理論

昨日は、「千島学説との出会い」と題して、腸造血説をご紹介いたしました。今日はその続きとなります。 お付き合いの程よろしくお願いいたします。 昭和56年6月15日にNHKラジオ放送・人生読本という番組で、操体創始者の橋本敬三先生が、「人間の設計」と題…