東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

操体フォーラムinマドリッド その2

フォーラムも2日目になりました。 今日は僕らにも足趾や触診での出番があるので朝は緊張して目が覚めました。 2日目の最初は三浦先生の足趾の実演から始まりました。 客席から日本人の女性の方を呼んで、ステージ上で落とし、揺らし、揉みと足趾の操法が進ん…

操体フォーラムinマドリッド

マドリッド3日目はいよいよ操体フォーラムinマドリッドの1日目です。 まだ時差ボケのフワフワした頭ですが、朝食を軽く取り(というより昨夜までの食べ過ぎで食べられない)、フォーラムの用意ですが、メンバーの皆さんは浴衣など衣装に工夫をこらしておられま…

マドリッドの一日

マドリッドでの最初の夜が明けました。昨晩は眠たくて眠ったのですが、これが時差ボケというのか、4時間ほどで目が覚めてしまいます。闇の中で今回の旅についていろいろ考えます。ここに今居る事の不思議さ有難さ、旅に出る前に考えていた事と今来てみて感じ…

マドリッドへ

旅の2日目は朝も暗いうちからスタートです。ホテルを5時に出てアタルチュク空港からイスタンブールに向けて飛び立ちました。約3時間の距離、1時間の時差があります。 飛行機の中では、岡村さんに不思議なヨーグルトの話や何故この仕事をするようになったのか…

スペインへの旅

お久しぶりです。山本です。今回も大阪からお送りします。一週間のお付き合いを願っておきます。 今回は、スペインはマドリッドでの「操体フォーラムinマドリッド」に参加して一昨日帰ってきたばかりですので、時差ボケでモーローとしながらスペインへの旅で感…

独白6

そして現在は、 足るを知ることは、成長を諦めることではありません。 むしろその逆で、足るを知り、つまり自分を知り、その自分にできることことを着実にこなして小さな幸せを蓄積していくことによってこそ、人間は成長できるのです。そして、少しずつ前よ…

独白5

子供が生まれるという事は、未熟な自分が親というポジションに着けられ、学ばされるという事です。まるで地面がムクムクと盛り上がって来て、台の上に立たされた感じなのです。 「生まれ落ちてオギャーと言ったときはみんな天才。いじくり回して駄目にするの…

独白4

結婚生活には、(大袈裟に言えば)哲学が必要でした。 『祝婚歌』 二人が睦まじくいるためには 愚かでいるほうがいい 立派すぎないほうがいい 立派すぎることは 長持ちしないことだと気付いている ほうがいい 完璧をめざさないほうがいい 完璧なんて不自然な…

独白3

やがて結婚しました。 「男というものは、おのれの情熱の矢をつがえて曠野を駈けている狩人のようなものじゃとわしは所存している。どの男も、さまざまな曠野の風景を夢にえがいて生きている。おなごというものは、その狩人を檻に入れる天の役人であろう。い…

独白2

最初に就職した施設では、40歳代から最高齢106歳に至る患者さん達120余名に直接・間接に接する日々を送っていました。それらの人生の大先輩達が異口同音に口にされる言葉が、 「余念なく家業に精を出し、たとえ貧しくとも三度の御飯がいただけ、女房や子ども…

独白1

つい、うっかり、ブログの順番が近づいて来ているのを忘れてしまっていた。今回は、自分の好きな言葉を巡りながら、「来し方」を辿ってみたいと思います。 青春時代は、 深く生きた時間をもつことは、人生の大きな財産だと思うんです。ほかのものはまたいつ…

つながってるかんじ

訪問の仕事をしていて思うことがあります。それは生きるうえで、「つながってるかんじ」がいかに大事かということです。 介護老人福祉施設に入居の90才の女性(Eさんとします)を週に一度みさせていただいております。 Eさんは、廃用性萎縮でほぼ寝たきり、…

書き写す

ある日の勉強会のことです。 三浦先生が「そういえば橋本先生の本を書き写してみろ、っていったのはどうした?」とおっしゃいました。…どき(汗)。 確かに一年半前、三浦先生が橋本先生から写本を勧められたお話を聞いて私も始めたものの、 1/7あたりでス…

リズムをキープ

東京は大雨です。気温は23℃。 3、4日前までの猛暑が嘘のようです。 涼しくなって楽になったというよりも、だるくて辛いという声が多いみたい。 夏の疲れが出る時期です。皆様ご自愛ください。昨日出発した8人は、無事に今朝イスタンブールについたそうです…

スージー・ベッカー

昨日のCMで思い出すのは、1990年にアメリカでベストセラーになった、スージー・ベッカーの「大事なことはみーんな猫に教わった」という絵本だ。スージー・ベッカーはアメリカの作家、イラストレーター、アーティスト、経営者、ホワイトハウスなどいろいろな…

猫に学ぶ3

こんばんは森田です。 今放映されているTVCMで、カルカン「キミが教えてくれること」というのがありまして。ワタクシ、このCMが大好きなのです。*カルカン「キミが教えてくれること」 猫が家の中を荒らしているのですが、以下のナレーションが入ると、もっ…

スマイル 

京都では以前写真を撮っていただいたカメラマンの白井智氏に、フォーラムのメンバー全員がポートレイト、集合写真、その他京都の各場所で写真を撮っていただきました。 ポートレイトは最初はやはり緊張し、笑顔を作るのは難しいなと思いましたが、そこはそれ…

伝える力

畠山先生、フォーラムも含め、充実した旅の記録をありがとうございました。 京都のフォーラムから二週間が経ちましたが、ブログを読んでまたありありとよみがえってきました。 初めての東京以外のフォーラム、更に大徳寺という場で貴重な体験をさせていただ…

東京操体フォーラム in 京都(7) 番外編 玉造温泉編

車で宍道湖沿いを暫く走って、松江総合医療専門学校に到着した。今回、私達の他にもモーション・キャプチャの機械を使って、様々な動きのデータを摂ろうという方々が4組ほど集まっていた。今年の3月位から福田画伯と松江で活動している手技療法家、理学療法…

東京操体フォーラム in 京都(6) 番外編 島根編

京都駅に着き、新幹線のチケットを買う。岡村王子とはここでお別れだ。これから先は三浦先生、福田画伯、山本監督、私の四人である。 今日は松江しんじ湖温泉に泊まる予定だ。新幹線で京都から岡山まで一時間弱。お昼を食べていなかったが、岡山で駅弁を買お…

東京操体フォーラム in 京都(5) 番外編 祇園の夜と京都の朝

さて、二日目のお昼少し前に、私が大阪の兄さんと呼んでいる、アートディレクターの荒木基次氏が登場した。荒木氏はISIS編集学校の第1期の師範代であり、私が今までに大阪に寄った2回とも、天保山の海遊館に連れて行っていただいている。師匠とも顔なじみで…

東京操体フォーラム in 京都(4)二日目

フォーラム二日目。前日遅くまで起きていたが6時に起床。早起きの岡村王子の姿はない。どこかに散歩に行っているのだろう。顔を洗ったりしているうちに、岡村王子が帰って来た。今日も朝ご飯はイノダコーヒーに行くのだ。島津先生ご夫妻、平相談役をはじめ、…

東京操体フォーラム in 京都(3)懇親会

一日目が終わって、汗だくになった一行はホテルに戻ってシャワーを浴びた。一休みしてから懇親会の準備をする。岡村王子は浴衣姿、私はチャイナドレスである。おろしたてだったので、チャイナドレスのボタンが留まらず、王子、画伯両氏に手伝ってもらってや…

2010年東京操体フォーラム in 京都(2)

2010年8月28日早朝。三浦先生と私と山本監督で、カメラマン白井氏と共に写真撮影に出かけた。前日白井氏と小松君がロケハンしてくれているのである。最初に向かったのは祇園だ。 ★朝の祇園。その後、御所へ カメラマン白井氏によると、この写真は逆光で、普…

2010年東京操体フォーラム in 京都(1)

【レポート:畠山裕美】 8月27日6時。東京駅で三浦先生と落ち合い、新横浜から乗ってくる岡村王子の分を含めて駅弁を3つ買う。東京駅限定だ。今回は奮発してグリーン車を取った。やはりたまには乗るもんだと思う。何故なら非常に気分がいいからだ。N700系の…

東京操体フォーラムIn京都 最終章

昨日の書き込みに引き続き、最終日も丁度一週間前に行われた東京操体フォーラムIn京都について書きたいと思います。 私達、東京操体フォーラムの各メンバーは個々に自身の研究所なり店舗なりを構えている自営業者でもあります。私も導軆力学研究所という屋号…

東京操体フォーラムIn京都 番外編 In 奈良

何故このタイトル?と思われた方もいらっしゃるでしょう・・・何度も言っているのですが、再度ご説明しますと・・ この東京操体フォーラムブログはフォーラムの実行委員として活動しているメンバーがアイウエオ順に自分の思いや日々のことを徒然なく綴っていくブ…

歴史上人物考

私と言えば取りあえず歴史なので、山中鹿介に続き今回は毎度取り上げています『龍馬伝』にフォーカスしたいと思っております・・・ ありがたいことに私はフォーラムの中では呼称が幾つかありまして、畠山先生からは“画伯”と呼んで戴き、三浦先生からは“竜馬”と…

経口補水液

今年の夏はエルニーニョだかラニーニャだか、イタリアセリエAの選手の様な名前の現象のせいで毎日とにかく暑い日々が続いております ・・・このブログがアップされる頃には涼しくなりましたねぇ〜などと呑気に話しをしたいと思ってはおりますが、如何でしょうか…