東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

独白5

子供が生まれるという事は、未熟な自分が親というポジションに着けられ、学ばされるという事です。まるで地面がムクムクと盛り上がって来て、台の上に立たされた感じなのです。

「生まれ落ちてオギャーと言ったときはみんな天才。いじくり回して駄目にするのは大人だ。」

「子どもの眼差しは素直だから、大人が思っているより正しくものを見て判断している。良いところも、悪いところもジッと見られているから怖い、親がどう生きているのか子どもは深く分かっている。」

黒澤明


「子どもを躾け、教育しようというのならば、子どもに躾けられ、教育される覚悟があってしかるべきだと思います。」

永六輔


とにかく、誤魔化しはきかない。正々堂々と自分の生き様を見せるしかない。
最後にもう一度、黒沢監督に登場願います。

「親なんて、せいぜい大切で大切で仕方ないとオロオロするぐらいしか出来ることはないんだよ。」


山野真二


10月2日から視診触診、連動の体得などをはじめ、操体に必須のスキルを学ぶ、
操体法東京研究会2010年秋季集中講座(全10回)を行います。
11月20、21日千駄ヶ谷津田ホールにて2010年秋季東京操体フォーラムが開催されます。
2010年8月、社団法人日本操体指導者協会を設立しました。