東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

触れる臨床のコツ 六日目

私は「操体法等児湯研究会」で、視診触診講座を担当しています。
というのは、三浦先生の講習、昔は柔道整復師や鍼灸師など、人のからだに触れる仕事をしている方が多く「触れ方」は、普通に身につけている人が多かったものでした。
しかし最近は「視診触診」をやっていない方もいらっしゃるのと、三浦先生の講習内で視診触診をやる時間がない(プログラムが濃厚すぎる)ので、別枠にとっているという次第です。
 
操体を勉強したという方に聞いてみても「ひかがみの触診」をあまりやっていない場合もあります。
 
「ひかがみ」というのは膝窩のことですが
「ひかがみの触診でその人の操体のレベルがわかる」と言ってもいいくらいです。
 
我々は師匠に「プロなら10秒以内にぴたりとあてろ」と言われます。