2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧
「好きこそものの上手なれ」という言葉がある。 僕はこの言葉が好きだ。 知識が少なかろうと、経験が浅かろうと、照れずに、 ごまかさずに「これが好き」と言えることは素敵だと 思う。 何かを身に付けようと思った時、「ここに辿り着いた ら、これだけのも…
今日は2016年春季東京操体フォーラム開催日。 テーマは「上手い下手について」。 僕は「上手い、下手」という概念は固定的ではなく、 流動的だと思っている。 だから、誰でも上手くなるし、誰でも下手になる。 たとえ今現在下手であったとしても、それは「下…
出来るようになってから分かることがある。 僕が現役でバスケをやっていた時、苦手だったことが 一つある。 それは長距離のシュート(スリーポイント)。 スリーポイントラインはゴールから6.25m(当時)。 シュートが入る、入らないの以前にボールがゴール…
以前、陳式太極拳をある方に指導していただいたこと がある。その中に腰を落とす動作があったが、バスケ のディフェンスの時の腰の落とし方とは明らかに違っ た。 特に現役の頃、腰を痛めた自分のやり方とは正反対と いってもいい。 何年か前に、GWに開催さ…
昨日の続きを。 腰痛に関してもそう。 当時、ディフェンスの時は出来るだけ腰を落とせと言 われていた。 だから誰よりも腰を落としてやろうと躍起になった。 腰やお尻がどんな状態になっているかを知りもせず。 いつ頃からか、腰に痛みを覚えるようになった…
現役でバスケをしていた頃、よくケガをしていた。 ほとんどが内反捻挫。一時期腰痛。 現役最後の方は、常に足首にテーピングとサポーター を施していた。 捻挫に関しては、小学生の頃から。 当時仲間内で流行っていた某サッカー漫画で主人公が 足首をケガす…
香さん、一週間ありがとうございます。 今週担当の瀧澤です。 僕自身、この実行委員ブログに目を通すことを毎日の 愉しみにしている。 メンバーと会えるのは月一の勉強会やフォーラムくら いなのだが、ブログを通して気づかされることも沢山 ある。これも出…
物事をするときに、私たちは、大きなことでも小さなことでも、自分の判断で選択をしています。選択をしていった行動の先に、物事(今、現在)があります。 選択をしていく段階で、望ましくない選択をしていれば、目標や実際にやりたいと思っていることには、…
いつでも、どこでも、誰といても、何かが起きて起きなくても、 ありのままの自分でいることができるということ。 ここ数年、ありのままの自分でいることができる人に接し、感動することがたくさんありました。 ありのままでいる人と一緒にいると、私にも大き…
昨日の夕方、「あ、わたあめ!」と叫びたいぐらい、淡いピンクの雲が見えました。 その一方で、もう一人の私が子供でもないのに「何がわたあめなんだ?」と思うのでした。その後、はしゃぎたい自分の感情を、「なぜ肯定できなかったのだろう」と考えました。…
下手という状況、できないという時間・期間があることで、すぐにできるようになってしまった時と違い、なぜできなかったのかをよく理解できることがあります。 この期間・時間は、できないことに意識が向きやすいのですが、 その後できるようになると、 でき…
学んだことを学んだままにせず、 繰り返し、繰り返し磨き続けることが大切です。 毎日、毎日、向き合う意識をもち続けることができるかどうかで、現在の状況は変わるのです。向き合い続けていると、学んだことの中に、さらに疑問やわからないところがみえて…
学びの場で教えていただいた内容に、 学ぶ人が色をつけずに、 教えていただいたことを”そのまま受け取る”ことができるということが、 上手いという状態になるためには、必要だと思います。 昨日のブログに書きましたが、自分の勝手な思い込みがあると、機会…
今日から7日間担当いたします、香です。 よろしくお願いいたします。 上手い、下手というキーワードを考えた時に、学生時代のことを思い出しました。 私は学生時代、体育学部に所属していました。 ある実技の授業では、授業が始まると、先生はまず見本を見せ…
我らの操体師匠である三浦寛師にはヒゲがある。 そのヒゲはそれ自体だけでは生えることはできない。 三浦寛という肉体があってこそヒゲが生えることができる。 そして、このヒゲとは本当に象徴的なものだ。 人間の霊魂は生きているが、その肉体は半分生きて…
操体だけのことではないが、ひとつの道を歩んでゆく師弟関係において、弟子は師が言うことについてはひと言ももらさず従うべきなのだろうか? それとも、自分自身の裁量で動くべきときもあるのだろうか? これについてひとこと言わせていただくと、絶対的に…
人は誰でも病気をする・・・・・・ そこで一つ提案がある。 健康なときにその健全さを感じとっておき、それを健康でないとき、病気のときに持って歩くというのはどうだろう。 その健全さというのは健康に依存するものではない。 健全な感覚というのは内的な感覚の…
治療とは一つのエネルギー現象である。 そして、エネルギーについては、それがどんなタイプのエネルギーであってもひとつ極めて基本的な事柄を理解しておかなければならない。 これは理解されるべき根本的な法則である。 このエネルギーというものは二元的な…
操体の講義を聴いていても、下手な受講者というのは、いつもその情報を必ず頭の中にしまい込んでしまう。 その情報はどうやったらその頭から出してこられるのだろう? 果たしてどんな方法が使えるというのだろうか? その方法に 「意志の力」 というのは本当…
ある高齢臨床家のこんな話を聞いたことがある。 もうじき百歳を迎えるという老いぼれ臨床家が、毎朝目を覚ますとき、治療の上手い臨床家であるか下手な臨床家であるか、どちらか一方を選んでいるという。 そこでその臨床家はいつも上手い臨床家である方を選…
禅のこぼれ話をひとつ・・・・・・ 禅のお寺のことを 「禅林」 というが、その禅林には 「禅画」 と言って、禅宗の教義や精神を表現した絵画の伝統が今なお存在している。 そのような禅寺の禅師のもとで、禅画を習っているひとりの弟子がいた。 この弟子は竹に取り…
病院に行けば、検査も行う。 相談されれば、傾聴も行う。 医療も介護も、機器だけでは成立しない。 ここに人間同士の意識、ひとつの介入問題は生まれる。 このことで何か、全体の状況は変化してしまう。 介入の下手な人間は、勘違いが多い。 謙虚に、あるが…
「何が失敗なのか、よくわからない」 なに言っているんだ此奴は・・・と思うのが普通の反応である。 この場合の普通は、”KY”(=空気読めない)、困った下手な輩に多い。 これには、始めから色々と教わり、その都度教えてもらいながら、 やって失敗しながら、…
上手な人は、コツをつかむ そうに言えば、 上手いといわれる人はコツをつかんでいる。 下手な人は雲をつかもうとする さらに言えば、 藁(わら)までも掴もうとする。 では、「操体」なヒトは(イメージです)、 この豊かな空間から、何を掴もうとするのだろ…
ここのところ、焦りを感じている”自分を見つめる自分”がいる。 いつも、どこかで、俯瞰する「からだの意志」のように思える。 「操体」を感じているか、「操体」を学んでいるか? 善い「からだ」を使わせて頂く人間は、上手い有り難みを感じる。 ヘタは「か…
実を伴わず、大きなことばかりでは、 「大風呂敷を広げる」とか、「大言壮語」といわれてしまいます。 しかし、他人にとやかく言われようと(迷惑千万であったとしても)、 本人さえ認めなければ、本人にとってはただの陰口に過ぎません。 ・・・ということ…
ヘタは下手なりに理由があるのだろう。 それを知らぬで通せば、罪深いこともある。 諦めることさえしなければ、なんとかなる。 諦めないで繋がっていれば、なんとかなる。 覚悟を決めれば、なんとかなってくれる。 結局のところ・・・贖罪も自分の揉んだ愛の…
今回のテーマは「上手いと下手」。 例えば、手に職をつける場合にも、数え切れない専門職があって、 本人が何年その道の専門家だと言えど、上手い・下手はある。 専門家の上手さ・下手さとは、一体・・・何なのだろう。 一つに、確立された技術と訓練によって、…
音楽が上手い人はやはりリズム感がいいと思う。リズムが悪い人は上手いとは思えない。仕事でもリズムがいいとトントン拍子に事が進む。上手く事がいっているときはその理由を論理的に考える傾向があるが、その理由がなぜだかわからないが上手くいく「なんか…
話の上手い人がいる。私も職業柄、話をするのが得意だと思う。だが話が上手い=営業が上手いには当たらないと思う。私の知り合いで滑舌が悪く、プレゼンも下手。何を言っているのかよくわからない営業の人がいる。しかし、その方はマーケティング能力に長け…