病院に行けば、検査も行う。
相談されれば、傾聴も行う。
医療も介護も、機器だけでは成立しない。
ここに人間同士の意識、ひとつの介入問題は生まれる。
このことで何か、全体の状況は変化してしまう。
介入の下手な人間は、勘違いが多い。
謙虚に、あるがままではなく、我欲でわがままである。
物理の観測問題ではないが、何か意識で介入する事は、
相対的関わりのみならず、絶対的に「からだ」と関わる。
この真理を、もっと、もっと、丁重に扱う必要はある。
この真理に、上手いと下手は生まれるのだから。
なぜなら、介入によって、そこからの生き方も変わるし、
その介入選択は、刺激的だったのか、接触的だったのか。
「からだ」に自ら関わること、その意識は変わったのか?
人が人らしいあるべき姿へ、自律性ある本来の姿に導く。
物事の考えかたのフレームを、少し変えただけで、驚く。
上手い介入とは、その「意識」を変えることなのである。
さて、いよいよ春季東京操体フォーラムまで三週間です。
明日からは、妙味も珍味もしゃぶり尽くす快男児こと、
日下実行委員のブログ週となります、お愉しみにッ~!!
あっちの一言:性エネルギーは、つつがなく代謝しないと、
「からだ」に不都合も生じてくるのだ。
男も女も、発散経路を通していない場合は、
性エネルギーは、内向して精神的に攻撃し、
メンタルに不具合を生じてしまいやすい。
これは、性的要求(欲求でない)の昇華による、
快のイデアと、遊びに極まるのである。
故に性は、活き、生き、息に往き粋でもある。
2016年春季東京操体フォーラムは4月29日(金)開催です。
http://www.tokyo-sotai.com/?p=1278
テーマは「上手い下手について」