「何が失敗なのか、よくわからない」
なに言っているんだ此奴は・・・と思うのが普通の反応である。
この場合の普通は、”KY”(=空気読めない)、困った下手な輩に多い。
これには、始めから色々と教わり、その都度教えてもらいながら、
やって失敗しながら、徐々にできるようになっていくプロセス。
だが、ある環境において、真摯な愛に基づく”しつらえ”と”型”により、
超越した、上手いとしか表現できない人間を育て上げる場合もある。
それは、超一流と呼ばれる世界の人間が人を育て上げるプロセス。
つまり、弟子入りしてからしばらくは、ただただ見ているだけで、
実際には何もやらせてもらえず、やるのは仕事の雑用くらい。
そして、ある時を経て「間」を観ていた師は、突然許可を与える。
すると、師を観ていただけの弟子は、失敗経験の全くない状態で、
結構出来て、更に凄いレベルまで到達していくことも可能となる。
・・・ん?どこかで聞いたような話だなぁ。どこだったかなぁ(笑)
あっちの一言:人間はウンコしてスッキリ、スッキリして腹が減り、
腹が減ったら食べて、そしてウンコしてスッキリ。
その妙味を味わいつつ、心に響くなのは、その合間。
意識で、何処に性エネルギーをどう扱うのか・・・だ。
2016年春季東京操体フォーラムは4月29日(金)開催です。
http://www.tokyo-sotai.com/?p=1278
テーマは「上手い下手について」