東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「ふれる7 ~意識と立ち姿の相関性~」

本日で最終日になりますので、今週体験したことを少し書いていきたいと思います。 今週月曜日に熱と関節痛で体調が良くなかったので、木曜日に病院で検査をしたもらったのですが、結果はA型インフルエンザの陽性であった。 予約が取れず病院に行くのが遅くな…

「ふれる6 ~目には見えないものの触れ方~」

わたしがこれまで操体の学びの中で最も面白いと思い、熱をいれて学んできたことの一つが目に見えないもののふれ方、生かし方です。 わたしたちはそれを臨床で実践していますが、まだまだ謎が多くわからないことも多いです。 しヵし不思議なことに実際にから…

「ふれる5 ~ふれることで変わる立ち姿~」

臨床の中でからだにふれていると「接触」の中でしかききわけられないからだの情報が確かにあるように思います。 「ふれる」ことで本人の意識を出来るだけ薄くしていき、その中でききわけることの出来るからだからのメッセージは自然治癒力に直結する。 それ…

「ふれる4 ~からだのありのままを受け取るために~」

昨日の続きになりますが、ひびきの余韻を残せる「ふれ方」とはどうすれば実践出来るのかを書いていきます。 ひとつはからだの動きとからだにとって自然な立ち方を学習すること ひとつはそれに適応した呼吸の生かし方を学習すること そしてもうひとつは皮膚の…

「ふれる3 ~ふれるとひびき~」

少し前の話になりますが、講習の中である実行委員の方に足を触れてもらったことがあります。 そのふれ方はまるで私自身のからだをやさしく包むような包容力があり、その余韻は現在もからだの記憶として残っています。 これは私自身の経験上の中での話になり…

「ふれる2 ~言葉と文字にすることで変わってくるもの~

操体の学びではからだと良い関係を築いていくために大切にしていることがいくつかあります。 言葉や文字もその一つで、例えば私達が体を「からだ」と表記しているのはからだが表現していること、そしてそのメッセージを受け取っていくために必要なことだから…

「ふれる1」 ~ふれることから気付くこと~

三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週からは三浦寛幸が担当致しますのでお付き合い下さい。 今回のテーマは「ふれる」になります。 このテーマを頂いてから日々の自身のからだと向き合う中で受け取っていること、ブログの中からの実行委員の言葉、…

触れる・ふれる(6)

触れるとは、いのちの存在、理想意識の存在である。 開催案内 | 2023年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.tokyo-sotai.com りんちゃんです。1週間ありがとうございました。

触れる・ふれる(6)

触れるとは 可能性をうみだし、その存在を認識することである 開催案内 | 2023年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.tokyo-sotai.com

触れる・ふれる(5)

触れるとは 発酵である 開催案内 | 2023年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.tokyo-sotai.com

触れる・ふれる(4)

触れるとは、生命(いのち)を写し出す 触れるとは、癒(いや)しの健康学である。 開催案内 | 2023年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.tokyo-sotai.com

触れる・ふれる(3)

生かされているものに触れている。 触れるとは現象を写しだす。 開催案内 | 2023年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.tokyo-sotai.com

触れる・ふれる(2)

触れることで、現象は変化する。 開催案内 | 2023年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.tokyo-sotai.com

触れる・ふれる(1)

触れてみれば、全てが意味のある存在である 触れてみれば、全てが必然の存在である 開催案内 | 2023年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.tokyo-sotai.com

触れるコツ 七日目

たまに人間は自分のからだのパーツをよく知らないなと思うことがあります。 自分のからだは身近過ぎるからかもしれません。 あまり丁寧にやりすぎても変ですし、 乱暴なのも雑なのもダメです というわけで、私がお勧めしているのは、お風呂でボディタオルと…

触れる臨床のコツ 六日目

私は「操体法等児湯研究会」で、視診触診講座を担当しています。 というのは、三浦先生の講習、昔は柔道整復師や鍼灸師など、人のからだに触れる仕事をしている方が多く「触れ方」は、普通に身につけている人が多かったものでした。 しかし最近は「視診触診…

触れない臨床 五日目

渦状波(第三分析@皮膚へのアプローチ)をみて「気功ですか」という方がたまにいらっしゃいます。 気功は基本的には本人に触れないので、気功とは違います。 指先2カ所でも触れてるには違いありませんから。 以前も書いたので、操体の「触れない臨床(飛ば…

触れない臨床 四日目

" data-en-clipboard="true">今日9月13日は我らが師匠、三浦寛先生のお誕生日です。 " data-en-clipboard="true">お誕生日おめでとうございます。 " data-en-clipboard="true">我々の仲間のT女史から、10日の「釜飯会」とお誕生日に向けて素敵なカードを頂い…

触れない臨床 三日目

その某カルチャーセンターでは、参加者には一切触れず、つまり操者としての操体臨床は行いませんでした。 覚えているのは、カルチャーセンターのスタッフが走ってきて「四十肩で激痛の人がいるんですけどどうにかなりませんか」というのです。 あと2分くら…

触れない臨床 二日目

さて、触れない(口頭で複数の人に操体を指導する)操体臨床をしたい私にも運良く、口頭で指導する機会が巡ってきました。 それまでも自治体などのイベントで、誰かをモデルにして実技を見せるというのをやっていましたが、一人をモデルにして操体を行ってい…

触れない操体臨床 初日

こんにちは。東京操体フォーラムの畠山裕美です。 テーマが「ふれる」ということで、色々考えてみましたがまずは「触れない」ということにも触れて?みようと思います。 触れない操体臨床、というと「えっ、触れないんですか?」(いわゆる「飛ばしってやつ…

ふれる・・・7

おはようございます。 よく、自然に触れてリフレッシュするという。 その自然とは、大抵は緑があって舗装されていない道路があって、ちょうど里山のような風景が思い起こされると思う。 確かに、そうしたところは空気も澄んでいて、美味く、それだけでもリフ…

ふれる・・・6

おはようございます。 最近、スキンシップという言葉をあまり聞かなくなったと思う。 それだけ、ここ3,4年続いたコロナ禍の影響は大きいと感じる。 コロナ禍中での、握手をはじめとした肌と肌の触れ合う機会の減少、それに反比例するように増加、普及した…

ふれる・・・5

おはようございます。 操体の創始者である橋本敬三先生は医師であった。 橋本敬三先生は、昭和46年に静岡で行われた武見日本医師会長の特別講演中の、健康増進に関する発言は甚だ重要であるとして、著書の中でも以下のように取り上げている。 曰く 「 医師…

ふれる・・・4

おはようございます。 彫刻家の高村光太郎は「触覚はいちばん幼稚な感覚だと言われているが、しかも其れだからいちばん根源的なもの」という捉え方をしていた。 幼稚なのだが根源的な感覚。 この感覚は、今の人為的情報過多な社会を生き、ややもすると情報に…

ふれる・・・3

おはようございます。 見るという事も、目で見て感覚するというだけではなく、そこに触れていると意識すると何か感じ方が変わるような気がする。 何か、今現在の現象に参加して立ち会っているとか、居合わせているという感じがする。 そして、無意識のうちに…

ふれる・・・2

おはようございます。 道程という詩集で知られる高村光太郎は、彫刻家であった。 彫刻家であった高村光太郎は、「触覚の世界」と題した随筆のなかで、こう書いている。 私にとって此世界は触覚である。触覚はいちばん幼稚な感覚だと言われているが、しかも其…

ふれる・・・1

おはようございます。 実行委員リレーブログ、今週は友松の担当となります。どうぞ、よろしくお願い致します。 今回のテーマは「ふれる」ということでリレーしております。 触れる。一般的にはタッチとか、手で触ってみるという事が思い浮かぶと思う。 しか…

さわる が ふれる になるとき7

物に触れる、からだに触れる、いのちにふれる。 手や足をうごかして、またはからだそのものを介して何かに接触する。 そういった目にみえる「ふれる」もあり、 発声などの目にみえない動きを通して ふれているようなことも、普段の生活には溢れています。 楽…

さわる が ふれる になるときは6

「さわる」のか「ふれる」のかという捉え方の違いは、 私たちが普段何気なく行っている「動き(うごき)」全般に関わることです。 例えば、実際に、手足を使って何かを行うときはもちろんのこと、 会話や言葉のやりとりにも「声(発声)」を介した 「さわる」…