東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

触れるコツ 七日目

たまに人間は自分のからだのパーツをよく知らないなと思うことがあります。
自分のからだは身近過ぎるからかもしれません。
 
あまり丁寧にやりすぎても変ですし、
乱暴なのも雑なのもダメです
 
というわけで、私がお勧めしているのは、お風呂でボディタオルとか垢すりタオルを使わずに、安泡で出てくるボディソープを使って、手のひらで洗うことです。
 
皮膚と手のひらの間に、薄い泡が一枚入っているような感じです。
 
人間の皮膚の汚れ(皮脂とか)ですが、泡がきめ細かいとゴシゴシこすらなくとも浮いてくるので洗い流せるのだそうです(トリセツショーで見た)。
 
後は指先で触れる場合も、指尖(しせん)で触れるのか、指腹で触れるのか、意識するといいと思います。
 
また、操体には操体独特の触診法があります。
ひかがみ(膝窩)とか、指尖を使ったものとか。
 
操体法東京研究会では、操体の創始者、橋本敬三先生からつづく「操体の伝統的な触診法」を用います。
先の「ひかがみの触診」などは、他の療法では殆ど見ませんが、2023年秋季東京操体フォーラムでも詳しくご紹介する予定です。
 
 
1週間ありがとうございました。明日からは三浦寛先生の担当です。