東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2024-01-01から1年間の記事一覧

二日目

橋本敬三先生からの貴重な贈り物はことばである。 これは、学びの指針である。 2024年秋季東京操体フォーラムは11月23日(土)勤労感謝の日、、ルーテル市ヶ谷センターで開催致します。 2024年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.tokyo-sotai.c…

一日目

生命秩序のバランスは命の営みの総合的なバランスである。 024年秋季東京操体フォーラムは11月23日(土)勤労感謝の日、、ルーテル市ヶ谷センターで開催致します。 2024年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.tokyo-sotai.com

偶然というか(7)

自分の直観に従って生活をしていると「お!すごい偶然」ということがよく起こります。 3ヶ月ほど前、たまたま(本当にたまたま)、猫の真魚君(まーちゃん)が、猫トイレに行っては出て行っては出て、を繰り返していました。 私はピンと来たので、すぐ病院…

正座の秘密(6)

" data-en-clipboard="true">2023年1月からNHKで放送されたドラマ「大奥」は、コミック版の愛読者であった私にとっても衝撃であった。 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">映像の美しさと再現度と、キャストのすごさ。 " data-en-clipb…

それ、逆効果?(5)

" data-en-clipboard="true">非常に面白い話がありました。 " data-en-clipboard="true"> 例の「エレベーターの呼吸」を1ヶ月続けた人の話です。 確かに気持ちが変わってきたそうなんですが、その方は英語の勉強を熱心にやっていらっしゃる。 英語を話せる…

坐る(4)

「逆襲」というのは何かと言うと、ぐるぐる思考(自動思考)で栄養を得ていた左脳が、ぐるぐる思考をストップし始めたために、栄養不足になり、力を振り絞って「ぐるぐる思考(自動思考)」をしろ~!ということです。 本で読んであらかじめ分かっていました…

坐る(3)

さて、例の呼吸を続けていると、著者(ネドじゅんさん)曰く「左脳さんの逆襲」というのがやってきます。 ちなみに「エレベーターの呼吸」は、一万回くらいで右脳回路にシフトするらしいです。 何故左脳が「逆襲」するか。 それは、脳は使えば使うほど、血流…

坐る(2)

二泊三日の坐禅合宿の際、私は特殊?な呼吸を試していました。 それは「エレベーターの呼吸」というヤツ。 ネドじゅんさんの「右脳さん」が教えてくれたんだそうです。 左脳さん、右脳さん。: あなたにも体感できる意識変容の5ステップ 作者:ネドじゅん TRk…

坐る(1)

こんにちは。畠山裕美です。 2024年8月に小田原の大雄山最乗寺の夏期禅学会に参加しました。 もう、1度行って下さい(笑)。 daiyuuzan.or.jp 操体を勉強していると、骨盤が反っているか反っていないかということは、かなり気になります。 我々は、骨盤の「…

秋の空より・・・7

おはようございます。 秋の夕暮れは、日が暮れるのも早く、日が暮れてから真っ暗な闇夜になるのも早い。 俗に、秋の日は釣瓶落としと形容されるように、夜のとばりが降りるのが早くなる。 先月までは、遅くまで空の色が藍色に見えていたが、早いうちに真っ暗…

秋の空より・・・6

おはようございます。 秋は夕暮、夕日のさして山の端いと近うなりたるに・・・。 清少納言の歌にもあるように、この時季の夕暮れ時というのは、空間とそこに漂う優しい光と合わさりながら、様々な美しい情景を醸し出していると感じる。 山の端もそうだが、木…

秋の空より・・・5

おはようございます。 最近は、午後の5時を過ぎたあたりから窓の外の暗がりを感じる。 窓を空けて空を見上げれば、時折綺麗な夕日に巡り合うことがある。 オレンジと黄金が絶妙のトーンを醸し出し、何かぼんやりと輝く。 山や木々との相性も良く、浮世のし…

秋の空より・・・4

おはようございます。 高く青い空に、ポツポツポツっと広がるイワシ雲。 この、ポツポツポツっは氷の結晶からできた雲であり、上空に冷たい空気が入ってきているのが予想でき、雷雨になる前ぶれだともいわれている。 すがすがしい青空から一転して、雲に覆わ…

秋の空より・・・3

おはようございます。 昨日は、イワシの群れの集団行動について少し書いたが、個々の魚や鳥が、最低限どのような能力をもっていれば、秩序だった集団行動が可能となるのか。 こうした研究は、私達の細胞などの集団にも当てはまるという。 魚や鳥、私達の細胞…

秋の空より・・・2

おはようございます。 空を見上げると、もくもくとした入道雲ではなく、青いキャンバスに筆でス~と白い線を気の向くまま描いたような雲や、白い小さなかたまりが無数に拡がるイワシ雲をみることが、多くなってきた。 イワシといえば、水族館の水槽などで集…

秋の空より

おはようございます。 今年は例年になく暑い日が続いていた。 それでも、秋の彼岸が過ぎたあたりからは、涼しさも感じられるようになり、晴れ渡る空は高く、すがすがしく感じる。 すがすがしいのは良いのだが、何かさみしいような気持ちもあるのは何故だろう…

マイペースにマイスペース7

先日、「うんこと死体の復権」という映画と出会い、東中野のポレポレという映画館の回数券を衝動買いしたのち、先の関野吉晴氏の活動を追った作品を観たり、いくつか上映作品を観てきました。 映画を観るということ自体久しぶりだったのですが、どの作品も今…

マイペースにマイスペース6

畑、コンポスト、お腹のなか 土いじりや日々のコンポスト観察、またからだのなかの目にみえない腸内微生物のことに興味を向ける機会が増えて、大小様々な規模ではありますが、それが自分にとっては自然なるものに触れている、自然なるものを感じている、生き…

マイペースにマイスペース5

(つづき) なんちゃってでもコンポストを通して土に接していると、 この空間には目にみえないものも含めて実に豊かな生き物の集まりが存在していることを感じます。 土というと無機的な物質のなかに昆虫その他の生物が潜んでいるイメージが強かったですが、…

マイペースにマイスペース4

(つづき) 実際にやってみたときに、どんなことを感じ、どんな風に考え、次に繋がっていくのか。 「実践」から生まれる「観察」の機会は、どんな些細なことでも、やってみると自分事としてじっくり向き合えるものだと思い出させてくれます。 土の中の豊かな…

マイペースにマイスペース3

(つづき) 人間は何のために口からモノを食べているんだろう。 最近そういうことを考えたりしています。 私自身は食べることがとても大好きな人間なので、朝・昼・晩と三食食べることを常とし、一日のなかでお菓子もつまみながら日常生活を過ごしていたので…

マイペースにマイスペース2

(つづき) 毎日のように手作りのプランターコンポストに野菜や果物ののこりかすを与える日々。 コンポストという生き物の集合体にご飯をあげて育てているような気持ちになります。 不思議なことですが、こういったことを繰り返していると、コンポストが自分…

マイペースにマイスペース

おはようございます。 瀧澤さん、一週間の間(マ)のひととき、たんまりといただきました。 本日よりテーマを「フリー」を引き継いで寺本が担当致します。 よろしくお願い致します。 前回、ブログでご報告したなんちゃってコンポストですが、マイペースで続…

間(マ)に合うように⑦

「重心の学習」の基本となる立ち方-自然体律位-と、間(マ)の生かし方を学んでいると、「じぶん」の軸がいかにして創られていくのか、ということが感じられるようになってくる。 「からだ」の外側と内側にある二つの「くうかん」から届くそれぞれのメッセ…

間(マ)に合うように⑥

「からだ」の外側と内側にある二つの「くうかん」。 それぞれの間(マ)を生かすうえで、これは大事だなと感じていることがあります。 それは、「意識操作」を減らしていくことです。 今わたしたちが学んでいる重心の適性にかなった「呼吸」や「うごき」では…

間(マ)に合うように⑤

「あっ、なんかいい風」。 「からだ」の外側の「くうかん」からのメッセージをキャッチするときって、こんな感じなんです。 「感じよう、感じよう」と気負わなくても、ふっと意識が向くような間(マ)があります。 こういうときは、「感覚」と「意識」の基準…

間(マ)に合うように④

「ゆっくり」には、時間的に感じられる間(マ)と空間的に感じられる間(マ)がある。 確かにそう感じたできごとがありました。 先日、野菜を洗浄し、選別する作業の機会をいただいたのですが、流れ作業の速度はけっこう速く、とても「ゆっくり」とはいえな…

2024年10月の予定

TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。 なんだかすっかり「施術+ベーシック講習開催可能」月間予定の更新を忘れていましてすみません。 www.teizan.com 今年の10月は割と予定が空いておりますので、ご希望に添える日も多いかと思います。 www.teizan.com

2024年秋季東京操体フォーラム(案内)

こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。何だか気がついたらもう9月も半分過ぎましたね。まだ暑いけど。 先日秋のフォーラムについての打合せがあり、秋のテーマは「もっと丸ごと操体法」になりました。 2024年秋季東京操体フォーラム | Tokyo …

間(マ)に合うように③

普段の生活の中でやっている一つ一つの動作を「ゆっくり」にしてみる。 患者さんにこのようにお伝えすることがあります。 子供の頃に大人に急かされたり、仕事で効率化を求められたり、頭の中が考えごとでグルグルしていたり、いつの間にか速くすることが当…