(続きです)
少し前、ベテラン外科医の先生から伺った話。
「がんの発生原因は、根本的に何だと思いますか?」という、
質問があったのです。
外科医の先生はしばらく、最新の一般医学的見解を口頭で説明
してくれましたが、その後、個人的見解として語られたこと。
これこそ、現役外科医の体感だと、神妙に「心」に響いたのです。
(以下、メモ書き)
自己体験と並行して、望んだことではなく、自らの母親が、
「多発転移性の膵臓癌」に診断されるという、状況に直面し、
解決したこと。
さらにいうと、人間の肉体性と、人間の精神性について。
個人的な友人の専門家との共同研究をしつつ、思うこと。
それを、誤解を恐れず語るならば。
「がん」を自らの身体に作り上げるのは、
その「からだ」の中に内包し、
咀嚼排泄できない「怒り」の蓄積だろう、そう思います。
このように、語ってくれました。
この「感情」、「心」といわれている関わりを、その条件、
「振動」状態を、とらえて語られたのでしょう。
繰り返しますが、外科医の先生は、ガンのもたらす「怒り」
という、ある「腔」の振動状態。
それを感覚的表現の、「怒り」という言葉で表現したのです。
(続く)