からだが自由を得るためには学ぶことと同じように動きも点を線にしていく必要があります。
例えば操体でもからだを使う・動かすことにおいて重視している母指球や肩甲骨等もただそれを意識して使えばよいわけではありません。
そこを意識し動かすことでからだのどの部位がよりよく活きてくるのか学習をする必要があります。
指の末端から足のつま先まで動きが表現出来る部位全てに繋がりがあり、そこには「ながれ」がある。
そのながれが呼吸と共にスムーズに流れれば、からだの動きは自由な表現の世界になる。
その中でききわけられる感覚こそが本人の思考が関与しない「からだがききわけている感覚」ということです。