東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

三浦 寛(みうら ひろし)

眠りの火種 残り火

うたた寝、安眠、熟睡、そして根睡(こんすい)眠り。バロメーター 早朝、喫茶店で2、3時間集中しているとツーつと 意識が消えていくように10分か15分ほどうたた寝してしまう。 脳の眠りではなく、からだが要求してくる眠りのようだ。 その眠りを「眠りの残…

主人のいる空間

島地先生が緊急入院され、サロンにはまだ出勤されていない。 順調に回復されているようだが、入院中である。 主人がいない空間がどんなものなのかは、 私自身、師を亡くして、その空間がよくわかる。 まるで火が消え、 温もりのない更地の様な空間だ。 呼吸…

写真にうつるもの

スペイン在住の小野田氏から マドリードでのセミナーの写真が送られてくる。 その中の1枚に数十年前に撮られたと思われる白黒の写真も含まれていた。 私が好きな撮られ方である。 海外でセミナーをすると、様々な撮られ方をされてしまうから、注意が必要にな…

而身

而身(じしん) 先日のブログで少し記載した言葉。 この言葉は仙台で開催された「ある集まり」に出席し、亭主の松岡正剛先生につけていただいた私の俳号である。 而身(じしんー自身) この人生69年間、自身で通してきた私にとっては70歳を迎え、 自身を而身…

けじめ

このブログに目を通している誰とは問わず、 自分而身(じぶんじしん)に正直に向かい合って、書き添えてみたい。 今から50年前の成人式は、橋本先生と奥さまに成人を祝っていただいた。 そして、今年、70歳を迎え、多くの皆さんに祝っていただく。 そうした…

スマホデビュー

今日から三浦が担当します。 毎回のテーマは、私自身が思いつくままに決めているのだが 今回はそのテーマに該当する内容がすぐには浮かんでこない。 今日、ブログの原稿を渡す予定になっている。 当日になっても、そのテーマらしい原稿をシクシクと書いてい…

操体の未来2

今までのこだわりを捨てて、 このクエスチョンの中身をあからさまにしていくことである。 「三浦は一人、何をつぶやいているのだ」と 他人事として受け止めて欲しくはないのである。 私も皆さんと同じ操体という器を学んでいるのだから、 三浦一人のたわごと…

操体の未来

この世界は七十数年前に 陽の時代から陰の時代に時が変わったと言われる。 確かに全てのことが今のままでは間に合わない、 対応しきれない状態に追い込まれている。 操体法も流れが大きく変化した。 「楽から快への転換」である。 今、「快」への問いかけが…

変化し続ける

操体法の創成期の時代は 主に体幹の動きをからだの正中に集約し、 生体のバランス制御を測る目的がなされていた。 「正中集約運動」である。 しかしながらそれでは制御がきかなくなった。 それが「快」への転換である。 しかしその制御が未体系のままである…

構造運動力学

今まで捉えてきている「構造運動力学」にしても、 それは構造からみた運動の範囲内のことである。 つまり体幹構造から捉えた運動のことである。 それは四肢末端から捉えた四肢末端と体幹とをつなぐからだの動きとは別である。

可能なレベルになる

最少エネルギーで最大の効果を発揮するような、生体のバランス制御を考える。 それが一体何なのか。 そこが目の付け所である。 操体法はまず最初に「楽」を生体のバランス制御に定めた。 しかし「楽」ではその制御が十分でないことを理解し、 後々橋本先生は…

光を当てる

学ぶということは日々の事始めである。 そのことはじめに何を目につけたのかによって、 入ってくる情報(知識)も変わり可能性も大きく変化する。 変化していくことに新たな可能性が生まれてくる。 その可能性も自分のいのちのごとくに生きているのだ。 いく…

継続

今週は三浦寛が担当します。よろしくお願いいたします。 毎回私がテーマを決め、一週間、各人がそのテーマで書いている。 すでに十数年継続しているが、長く続いているっていうことに 「とても大きな可能性があるんだろうな」と私は思っている。 今回のテー…

学びつつ、ヒビいてくること7

筆まめな人とは 誰かを思い 誰かのために 費やす時間を何よりも贅沢な至福の時間だと想っている あなたにとって誰かとは誰なのでしょうね。 一週間三浦が担当しました。ありがとうございました。 blog.teizan.com

学びつつ、ヒビいてくること6

アシンメトリーとは非対称のことである バラバラに散らかされているようで全体として見事に調和が取れていること 対称とは全体が見事に調和されているようで、実はバランスが取れていない 対称とはからだの動きからとらえてみると不都合なバランスなのである…

学びつつ、ヒビいてくること5

何かに向けて取りかかるとその段階で仕事の半分は終わっている 何かに向けて取りかかるとは、すでに下準備が完了しているということだ 学び続けている中で その学びの貯蓄にふさわしい言葉と発想が必然として生まれてくるものなのだ ただ欲を出すと止まって…

学びつつ、ヒビいてくること4

孤独こそ 異常な好奇心と創造力を生み出すものである 孤独だから学び続けていくことができる しかしそれは、学ぶことが成熟したヒトだけが到達できる境地なのかもしれない 孤独を知らない人は品がないともいわれる 孤独を味わえる人は選ばれた人ともいう 孤…

学びつつ、ヒビいてくること3

従来の操体には大いに不満がある 明かすべきことも封印しているからだそれに気づかぬ者は自分を偽り続けて学んでいることになる。 しかし本人は今のまんまであり続ければ必ず危機が来る、存続できないそんな危機感も感じないとは…。 何を言っているのかわか…

学びつつ、ヒビいてくること2

操体法とは 臨床もどき 治療もどきのもどき加減ではない 哲学である その哲学とは 生命哲学である この世界の生命観、宇宙観を学ぶことなのだ。 ただのもどきに終始しても操体は理解できないだろう。 橋本先生はどう見ても右脳回路をもった師だ。 左脳思考で…

学びつつ、ヒビいてくること

今日から一週間、三浦が担当します。 からだの無意識が認識している中心と 本人の思考が認識してしまっている中心には誤差がある 生命のロマンは人生のロマンにつながり 操体のロマンにも密接につながっている 性のエネルギーは背筋力 世のエネルギーは腹筋…

落語から

最近、立川談志の落語を毎晩聴いて寝ることにしたのだが 「金持ちのストレスとは貧乏人が私と同じことをやることにある」という 内容の小話がある。 海外旅行にいけば彼らも行く。 うまいステーキを食えば、彼らも食う。 たまにうな重を食えば、彼らも食う。…

大人のなみだ

時に一筋の涙が流れることはないかい?自分の労を労っているような涙なんだろうね。 人前で涙なんかというけれど、こうした涙は、別に恋人にも奥さんにも見せる必要はない。自分の涙なんだから。もし子供にみられたら、見せておくことだ。大人になってわかる…

プロセスの面白さ

今、私はある内容を原稿に残している。原稿に活字を重ねさらに読み直しながら、書き直しを続けていく中で今までの捉え方との違いを、私はハッキリととらえてきた。 私の考えの中でがはっきりしてきた。これは私にとっての大きな収穫であった。それを新たに文…

一にして二生

人生、一生では学び足らぬ学問の道 一人一人の寿命も違う(持ち時間が違う)。そこが乾電池とは違うんだな。先のわからぬ寿命を生きているんだネ。明日というその日がわからぬいのち。サーカスの綱渡りと同じで、太いロープを渡していたって いつ落ちるかわ…

学び続ける

「操体は皆んなのもの。赤信号、みんなで渡れば怖くない。」 という言葉を発した人がいた。旗を振って先導している(この言葉を発言した)人間は 事故にあっても責任をとらないからネ。赤信号を渡って事故にあったのなら、本人の責任にするからな。 ウジ虫は…

春のフォーラム

4月30日に春のフォーラムを開催できたことは 大変意義のあることであった。見事だったネ。 参加したみなさん、ありがとうございました。 操体にご縁があった人達が どう思いながら聴いていたのかということも私は大切にしている。会場ではあふれんばかりの霊…

落語とクラシック

今日から三浦が担当します。 よろしくお願いいたします。 ここ1ヶ月ほど 朝はクラシックを聴き、夜は落語を聴いて就眠している。1日使わせてもらった脳ミソにゴミ、ホコリを残さぬためには よき選択のようだ。寝入りもよく、目覚めも良い。 原稿の執筆も順…

からだ

「身体」と書いてからだと読む 「体」と書いてもからだと読む この違い、なにか意味があるのだろうと思っていた。 「体」とは死体の事をいうのだそうだ。 死体とは この肉体から魂が抜けて生命エネルギーがゼロの状態と 私は理解している。 私達がからだをみ…

修行の身

昨日に続き このような時期に橋本先生に迎え入れていただいた。 内弟子としての5年間が始まった。 内弟子として3年が経ち、私は両親が住んでいる神戸に帰った事がある。 その時父親から、「なぜ帰ってきた。すぐ戻れ」と一喝されたのだ。 「たとえワシの身…

正義とは

昨日に続き 「らしく」という言葉を窮屈に感じていた鍼灸学校在籍中に 整形外科のアルバイト募集を見て 北海道小樽市、朝里川温泉の整形外科で半年ほど働いた事がある。 病院のすぐ近くが絶景のスキー場だった。 冬の時期だったため、 仕事が済めば、スキー…