2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧
8月の始めに、子猫の世話をすることになりました。 何だか具合が悪そうで、病院に預けられていたという話ですが、ワクチンも打っておらず、その後検便したら、カイチュウがいました。虫下しを飲ませたら、3時間くらいして、長いのがでました(ひゃー)。 鼻…
見立ての秘法というわけではありませんが、私のやり方をご紹介しましょう。 それは「性別を捨て去る」ということです。 そういう気持ちになって、初めて見えるコトがあります。 どうしても「母の論理」「父の論理」で動きがちです。 私は「女のくせに」とい…
さて、そろそろ操体的な見立て、について入って行きましょう。 操体に限らず、手技療法家に求められるのは「想像力」と「観察力」です。 それが足りないと思うのならば、2時間ドラマとか「相棒」を観てもいいかもしれません。 相棒-劇場版IV-首都クライシス…
(5)似た別のもので、そのものをたとえること。 診立て、と言えば (1)判断、鑑定、診断。 ですが「見立て」というと、 (5)似た別のもので、そのものをたとえること。 を連想します。 松岡正剛先生が、あるインタビューで 「子供の遊びのほとんどが、…
こんにちは。畠山裕美です。 一週間よろしくお願い致します。 今回のテーマは「みたて」ということですが、臨床の際の「診立て」を考えることは当然なので、少し別の方面から 行ってみたいと思います。 「見立て」という言葉を「歴史民俗用語事典」というの…
おはようございます。 今回の担当も最終日となりました。 今回のテーマは「ミタテ」ということで、お付き合いいただいております。 昨日は、重力場とか量子といったことに、ちょっとだけ触れました。 これは、先日行われた操体曼荼羅で、三浦寛先生が紹介し…
おはようございます。 昨日からのつづきとなります。 私たちは、いつ、いかなるときも空間と関わりを持っています。そして、目には見えなくとも、空間との相互作用、御縁によって自然の構成要素の一つとして存在しているという捉え方ができます。 空間には常…
おはようございます。 操体の創始者である橋本敬三先生は著書のなかで、 【 自分は神仏の庇護の手のうちに摂取されているという信念、心裡に立つことができたら、神仏は全智・全能・全愛だと信じられたら、何もこの世の中に恐いものはなくなるだろう。 肉体…
おはようございます。 昨日は、ミタテ、ミタテられ、ということを書きましたが、書いていて昔テレビで見た合気道の塩田剛三先生の演武が思い返されました。 私は武道は素人ですので、最初に見た時はビックリしました。戦いを見るつもりでいたのに、そういう…
おはようございます。 昨日は、感じるミタテということを書きましたが、感じるミタテは奥が深いです。 感じとるという事は誰でもできる事なのです。ですが、臨床に応用するとなると、からだのことを相応に識っておかねばなりません。 最低限、からだの動きは…
おはようございます。 昨日は去年の夏にオーバーヒートした時に感じたことを書きましたが、やはり何事にもバランスというものがあるようです。 車でも、年数が経ってくると相応に故障しやすくなってきます。まだ新しい状態の時であれば、突発的に一部のパー…
おはようございます。 今週は友松が担当いたします。どうぞ宜しくお願い致します。 今回のテーマは「ミタテ」です。 最近は雨や曇りの日が多く、夏だというのに肌寒い日もありますね。今年の夏は暑くなると言われていたのに、去年のほうが暑かったように感じ…
操体の世界に足を踏み入れてから ひとつの「習慣」が増えた。 それは「日誌」を書くことだ。 この日誌は、日々少しでもいいから書き、 また書き続けることを師匠から勧められてきた。 それを勧める師匠自身のノートは 日々書き込まれ続けてきた結果膨らんで…
「当たり前」なこと。 「普通」なこと。 日常を何気なく支えているこうした存在へ 少しだけでも意識を向けてみれば、 いまのこの状況は「当たり前」でも「普通」でも ないのではないかと感じられてくる。 「そんなことは『当たり前』であり、『普通』である…
操体は「からだ」の要求を診立てる。 そして、その要求に素直に応える。 同時に、 その人の普段の「生き方」、 日常どんな「ミタテ」を行いながら生きているか。 そんなことも診ている。 操体臨床の空間は、 「からだの要求に適う、こんな『ミタテ方』がある…
その人の生き方は、 その人の「からだ」に現れている。 臨床家がからだを「診る」ということは、 その人のからだを通して、 その人の「生き方」を診ること。 そして、その生き方を通して その人が普段どんな「ミタテ方」をしているのかを 知ることにもつなが…
日常生活は「ミタテ」の連続である。 何気なく送る生活のなかで 目の前の状況を 判断(診断)し、その結果をもとに 行動に移る。 ひとつの捉え方として、 その人の「生き方(いきかた)」は その人の「ミタテ方(みたてかた)」 そのもののようにも思えてく…
操体を学び始める前、 自分の頭のなかにどんな言葉が鳴り響いていたか。 当時の生活を思い出しながら どんな言葉を使っていたか、振り返ってみれば、 「どっちのほうがいいかな〜」 「こっちのやり方の方が楽だよね」 こんなことを、何気ない日々のなかで考…
瀧澤さん一週間ありがとうございました。 今日からは一週間寺本が担当します。 今回のテーマは「ミタテ」です。 宜しくお願い致します。 「診立て(診断)」というと、「臨床」の世界を思い浮かべますが、 よくよく考えてみれば私たちは、常にある種の「診立…
空間に余白があるように、自分自身の内側にも余白があります。空間の余白に見立てたものは、自分自身の内側の余白にも息づいている、そんなふうに感じています。意識飛びという現象(瞬間的におちる深い眠り)を体験すると、空間の余白も自分自身の内側の余…
臨床における空間の空白を空白として生かすということに関心があります。「これだけ勉強してきた」「これだけ臨床してきた」という想いから生まれる診立てや「治してほしい」という欲求で空白を埋め尽くしたくはありません。「自分はこうしたい」、「自分は…
「何もない」ということは「何もないということではない」ということ、「何もしない」ということは「何もしないということではない」ということ。臨床を行ううえで、最近感じることです。見えているものの裏側で支えている空間に何を見立てるのか。見立てに…
からだを通してききわけた感覚や無意識は、そんなにやわじゃないと思います。少なくとも意識を変えるくらいの力はあると思います。ですから、「なんだかよくわからない」でも心配する必要はありません。「なんとなくいい」というあなたの真実があれば、それ…
治療を山登りの過程と見立てて、「目的地は一緒だから、色々な治療法があっていい」という意見があります。確かにそうだなと思う一方で、そもそも登る山は一つだけなのかなと思ったりもします。治療医学で目指す山頂もあれば、健康維持増進医学で目指す山頂…
経験値がものをいうことがありますが、一方で、かえって邪魔になることもあります。「それは本当にからだの要求にかなっていることなのか?」この問いかけと常に向き合う操体臨床においては、過去の蓄積は危ういものになります。経験値という諸刃の剣に身断…
香さん、一週間ありがとうございます。今週担当の瀧澤です。よろしくお願い致します。臨床を行う上で必要なのが「診立て」ですが、普通は施術者が患者を診立てます。しかし、施術者が患者を診立てる一方で、じつは施術者も常に「からだ」に見立てられている…
診たては 今まで養ってきた思考がとても大切だが、 その思考ばかりに偏ってしまい、 目の前の情報をそのまま受け取れない状態に なってしまうことがある。 そのまま受け取りつつ 今まで養ってきなものを創造的に 展開していく。 このバランスが取れてこそ 診…
見立ては 「なぞらえる」「物を本来あるべき姿ではなく、別のものとして見る」という意味で 使われることがあるようだ。 私は茶道のことはよくわからないが、 千利休は見立ての心を生かし、日常使いの生活用品を茶道具として取り入れていたという。 今の時代…
ミタテは創造的思考が導くものだと思う。 思考している頭の中は 10個の視点での展開なのか? 100個の視点での展開なのか? 10,000個の視点の集合が展開されているのか? どれだけの視点で展開しているのだろう。 どれだけの視点を活用して展開できているのだ…
最近、食べ物を口にした時の 味覚の変化を観察するようにしている。 味覚に意識を置いていると、 自分の食事の内容にいかに無頓着(無意識)になっているかが よくわかる。 体感して、驚かされたことは、 好物で食べていた物の 味が濃くて食べれないという経…