東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

みたて。(初日)

こんにちは。畠山裕美です。
一週間よろしくお願い致します。
 
今回のテーマは「みたて」ということですが、臨床の際の「診立て」を考えることは当然なので、少し別の方面から
行ってみたいと思います。
「見立て」という言葉を「歴史民俗用語事典」というので調べてみると
 
 
読み方:ミタテ(mitate)
 
(1)判断鑑定診断
 
(2)思いつき趣向
 
(3)見送り
 
(4)遊里で客が相方あいかた遊女を選ぶこと。
 
(5)似た別のもので、そのものをたとえること。
 
という意味があると書いてあります。
私達が普通使うのは(1)の、判断、鑑定、診断のことですね。
 
私は占筮もやりますので、「鑑定」も見立てに入っているのは、なるほど、と思いました。
美術品も宝石も「鑑定」と言いますよね。
(2)とか(3)も何となくわかります。
(4)も、何となくわかります。
言葉はよくないかもしれませんが、鑑定というか、どの子がいいか、品定めをしている
わけです。
(5)についてはまた明日。
 

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