東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

岡村郁生(おかむらいくお)

永遠に意識を縛るなかれ⑦

(続き) 毎年の訪れる春、花粉症であろうと、四季のある国に生まれてよかった。 スギもヒノキも、受粉してもらうために、生命の素となる花粉をとばす。 この大気中に飛んでいるものは、見えていても、見えていなくても同じ。 置かれている環境の場において…

意識に鎖を付けているという無駄⑥

(続き) 飛沫をとばす。 アムステルダムの空港にあるスキポール空港の男子便所。 ここで始まった「ナッジ」も面白いです。 ご存知の方もいるかもしれませんが、男子便器の中に「蠅」を書いてあります。 このナッジを行っていない当時、トイレ清掃費で7億円…

意識に鎖を付けるという無駄⑤

(続き) 行動科学、行動経済学という分野では、「ナッジ」という言葉があるそうです。 (「そっと後押しする」という意味) これによれば、人々が強制ではなく、自発的に望ましい行動を選択するよう促す、その手法や仕掛けのこと。 アイデアをとばす。 セン…

意識に鎖をつけようとしても無理④

(続き) この空気中に飛んでいるもの、混じり合っているもの。 例えば酸素、窒素、二酸化炭素、等は勿論、それだけではなく、大気中を飛んでいる中は、目に見えないだけで、とてつもない種類の物質があります。 花粉もあり、細菌のような生命体も混じり合っ…

意識を鎖で繋いでも無駄②

(続き) 今の時期に空間にむけて「飛沫を飛ばす」といえば、クシャミとセキです。 最近では、とにかく「咳エチケット」という言葉が一般的になるくらいですからね。 熱がありウイルスや細菌に感染している状態では論外ですけれど、今の感染防止対策の広がり…

意識は鎖で繋いでも無駄①

今日からブログを担当する岡村です、よろしくお願いします。 テーマは「とばす」ですね、まず意味を調べてみましょう。 変換するとほとんど「飛ばす」と書き換えられますね。 1、「聞こえるように表現する」 「音を立てる」 類語を検索すると、「発語」に関…

アイム、カミングその⑥

六日目です、よろしくお願いします。 (続き) 交感神経も副交感神経も、どちらかが完全に休んでいる状態は、あり ませんから、シーソのが如きバランス現象なのです。 その状態を「ととのう」という状態で感じているのは、本人です。 「調える」環境において…

アイム、カミングその⑤

五日目です、よろしくお願いします。 (続き) 特に手段や方法はいくらでもあるので、サウナに限りません。 皮膚に晒す環境を変えることで、交感神経優位から、副交感神経優位 に切り替える方法、内部環境のききわけの一つが温冷交代浴なのです。 ただ一回の…

アイム、カミングその④

四日目、よろしくお願いします。 (続き) ストレッサーとは、いわば妄想による苦しみでもあります。 そして、交感神経優位での不完全燃焼状態は、疲弊しますよね。 だからこそ副交感神経優位に切り替え、循環させることができる なら、完全燃焼に近い状態を…

アイム、カミングその③

三日目です、よろしくお願いします。 初日に書いたように、「ととのう」という言葉でサウナ愛好家たちは ある瞬間を示し使っているんです、その感覚を理解できるかどうか、 そのあたりはなかなか面白いんですよ。 漢字で書くと「調う」と「調う」これについ…

アイム、カミングその②

2日目です、よろしくお願いします。 昨日は「ととのう」という言葉が、サウナ愛好家の内で流行中という こと、そして日本にも、1,300年の歴史がある「かまぶろ(釜風呂)」 というものがあるんですよ、という話でした。 ところで、「ととのう」を辞書で調べ…

アイム、カミングその①

皆さま、お早うございます。 これからの一週間東京操体フォーラムブログを担当する、寒さには 弱いけれど、極寒で雪は大好きな岡村郁生です。宜しくどうぞ。 さて今回のテーマは、「ととのう」です。 そこで、まずは「ととのう」で検索してみてください、サ…

想いの重さを知る⑦

今日が最終日となります、よろしくお願いいたします。 実は今回のブログ、先に書いた四日間分を後で書き、後の三日分は 先に書いているので(ややこしい)始め重く、後は軽くしました。 実はテーマを持ち、学び続けることに快感を感じるようになった事、 紛…

想いの重さを知る⑥

「頑張ってみます!」 この言いかたは、ワタシ自身よく身に覚えがあることです。 以前、ある資格を習得する勉強をしている頃の話。まぁなんとなく受けてみよう、なんとなく受かるんじゃないか、と考えました。 元がそんな考えですから、集中力は途切れ途切れ…

想いの重さを知る⑤

「気合い!そういうことじゃないの(笑)」 ブログも四日目ですので、気分を変えて書きたくなりました。 力を抜きすぎな感じの人は「頑張る」に、どの様なイメージがあるか。 身近で(ワタシからすると)人生を綱渡り的に繋げている達人を探し、 そばにいた長…

想いの重さを知る④

「すごいね~がんばったね!」 このように親に言われて喜ばない子供はいないと思う。 自分自身を産んでくれた親は、どの子供でも考えるきっかけを産む。 「頑張ったね」 細かいことを一切伝えなくても、なんとなく褒めている気分になる。 受け取るのは、内に…

想いの重さを知る③

「頑張って~!頑張って~!ファイトファイト!」 あの頃、視界に入るだけで痺れちゃうような可愛いあの娘。 ワタシが高校二年生の時、顧問の先生に頼んで入ってきてくれた、 柔道部の可愛いマネージャーは、当時童貞の自分には眩しすぎた。 なんとか、先輩…

想いの重さを知る②

「 おい、お前さん!頑張ってるか!!」 この言葉を掛けられ、言われ続けると、どんな気分になるでしょう。 以前は毎日、自分自身に朝から鏡に向かい、言葉を掛け続けました。 そうだ!出来ないのは、怠けているからだ。 怠けているのは、人間としての誇りを…

想いの重さを知る①

今週のブログを担当する、静岡市出身茅ヶ崎市在住の岡村イクオです。 どうぞ、お手柔らかによろしくお願いいたします。 今回のテーマは「操体における『頑張るな』とは」です。 いや~私自身『ガンバルマン』だったんですよ、実は。 まぁ、のっけからこんな…

体操ではなく操体だもの⑦

今日が最終日となります、よろしくお願いします。 「橋本敬三師は、こんなことも語っていますよ。 『人間は誰が作ったのかわからない。 神様、仏様なのか知らなくとも作られたものだ。 すると、ちゃんと法則があって作られた。 その法則知らないから、みんな…

体操ではなく操体だもの⑥

続きです。 「実際は、受けるだけでなく、学ぶんですよ。 感じているのは生命で、『からだ』はその為にあるのですから。 それを『ききわけていく』のです。普段の仕事や日々の生活で、 忙殺されている時は、『からだ』にききわけていないんですよ。 そこで、…

体操ではなく操体だもの⑤

つづきです。 「すべての、モノゴトには繋がりがあります。 そのなりも、それなりも、やはりプロセスはあるのです。 ですから、橋本敬三師はこんなことを語っています。 『物事には、全(すべ)て、 天然自然の法則が貫通している。 知らぬと間違う、勉強す…

体操ではなく操体だもの④

では、続きと参ります。 「操体法って、ホント素晴らしいんですよ。 なにが素晴らしいのかといえば、自力自療って言葉が ありまして、自分一人でも、できるんですよね。 勿論、私みたいな、誰かに手伝って頂いてもできます。 重要なポイントとしては「からだ…

体操ではなく操体だもの③

更に続きとしてはこんな感じでしょうか。 「今、お伝えした、あなた自身の生活環境の場で、いったい どうやって「からだ」そのものを使っているのかですよね。 安心してください、私を含めてパーフェクトなんて取れません。 誰だって、この社会の場で生きて…

体操ではなく操体だもの②

前回の続きとしては、こんな感じでしょう。 「生活の場には、あなたしか関与できないことがあるんですね。 『息』は、”からだ”に通す、呼吸に関わること。 『食』は、”からだ”に通す、飲食物に関わること。 『動』は、”からだ”に通す、使い方・動かし方に関…

体操ではなく、操体だもの①

おはようございます。 今日からブログ担当する茅ヶ崎在住、岡村イクオです。 一週間テーマは「あなたに操体を説明したら」になります、 どうぞ、よろしくお願いします。 さて、一般的にいう、「操体」ってなんですか? これは来院者にもよく質問されるので、…

あなとほと私の生に操体は関わる⑦

まず大全堤として、自然法則は「絶対性」が成立している。(⇔相対性) よって、自然法則の応用貢献とは、理に適い、使いやすくなるように 発展し続け、操体の学問も体系化され、より深化してきたのだ。 (横紋筋系運動系骨格系から皮膚を含む体壁内臓系へ) …

あなとほと私の生に操体は関わる⑥

初体験は、自分の中にあって一番遠くにある大切な記憶になっている。 初めて東京操体フォーラム理事長に、第三分析「渦状波®」を受けて、 『これ、ナンにもわからないなぁ』と思っている自分は、唐突に寝て いる床が抜けてしまい、からだ丸ごと、半分無くな…

あなとほと私の性に操体は関わる⑤

本気に結婚を考えた初めての女性と、唇を重ねただけの瞬間。 からだの中を電流火花がはしり、一体感のスイッチを浴びたあの瞬間。 そこからは、到達するたび本当に『きもちがいい』のかと尋ねている。 本当に自分が『きもちがいい』とき、相手も気持ちがいい…

あなとほと私の性に操体は関わる④

20年前の自分、それを見つめる自分に説明するとしたら。 (原始感覚と快の方向性) 60兆の細胞集合体、からだには生まれながらにして「快か不快か」の、 生体感覚情報をキャッチする働きがある。これを原始感覚という。 からだの本質は生命現象であり、常に…