(続き)
「息・食・動・想・環」が、「生き方の自然法則」となるのであれば、
「想念」に受け入れる「意識」、言葉の使い方・捉え方、運命のハンドル。
大切なのが「大脳新皮質」であると、自覚できない偏りがあるならば、
そこに気付けば「生き方の自然法則」は、受けとることのズレにある。
類人猿と異なる能力を、現代人は大きく評価されることで発展させ、また、
大脳新皮質による理性が、その限界を留まることなく生み出し続ける特徴
を持ったことで、偏りの捉え方を自覚しないまま捉えてしまうこともある。
「からだ」で捉えること。
からだから受けとった感覚。
からだからのメッセージで、生かされた意識。
生命の基本としての細胞の感覚、組織の意識、それらをつなげての全体。
シンプルに原始感覚の軸に支えられてこそ故の、大脳新皮質一体の存在。
「からだ」は言葉を産むのか。
「大脳新皮質」は「からだ」を支配し、言葉を生んでいるのか。
本来の環境は創造するところから、矛盾の無いよう不自然の生まれぬよう、
自然に流れるよう、捉える必要性があるのではないか、と考えて生きたい。
橋本敬三先生は、
「野次馬、それもずるい野次馬になれ」
「カラスは頭が良いよなぁ、やっぱり野次馬根性が大切なんだ」と進言、
世の中を、知的な好奇心で肯定し、ウソかホントか試しなさいと語った。
自分勝手ではなく、重心のズレを調和させた感覚のなかで生じる鮮度の間。
そこで生じた学問を紡いでいく、生き方に自然法則は快く微笑んでくれる。
最終日まで一週間のお付き合い、誠に有難うございました。
明日からは、久慈在住の瀧澤(たきさわ)副実行院長の登場です。
お愉しみにお待ちくださいませ。