東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

生き方の自然法則って?⑥

(続き)

 

仮に、大脳新皮質の脳と、それ以外の脳に、それぞれ意識があるとした場合。

 

「大脳新皮質」主体の場合は感覚的に、

「息・食・動・想」そして「環境」は、個体における外界の適応において、

意識・信念・心のような、「精神活動」で対応しやすくなる。

 

 

「それ以外の脳」主体の場合は感覚的に、

「息・食・動・想」そして「環境」は、個体における体内環境の適応にて、

呼吸・消化排泄・姿勢の保持・免疫などで対応しやすくなる。

 

 

「それ以外の脳」に含まれないとする場合は感覚的に、

「息・食・動・想」そして「環境」は、皮膚での地球環境の適応において、

生命循環維持における、全て自律性主体の自然法則性で適応しやすくなる。

 

つまり、「からだ」そのものが、主語になる。

じぶんはからだに、いったいかして、いいもわるいもないじょうたい。

 

自分は「からだ」に一体化して、良いも悪いもない状態。

 

主語を変えた「操体」の捉え方での「息・食・動・想・環」でありたい。

 

                         (続く)