2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日の続きになりますが、私が入院した時に母や担任の先生から受けた安心感は現在の臨床の核であり、一つの指標にもなっているように思います。 「どうすればあの時のような安心感や心の安らぎを患者とからだに提供出来るのか?」 4,5年前まではそんな理想…
「何となく使いやすいから」というシンプルな理由で使っていた左。 小学校の時にしていた野球やその他の競技でも右手でやろうと思えばやれたとは思いますが、右を使わない理由が当時の私にはありました。 以前に少し触れたことですが、小学校の時に原因も病…
三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週から三浦寛幸が担当致しますのでお付き合い下さい。 テーマは引き続き「ひだり」になります。 子供の時から人にはなぜ利き手、利き足があるのだろうかとずっと疑問に思っていました。 当たり前のことですが、…
からだの中心と重心をどこに設定するかによって、吸気の質量がかわってくる。 からだが右重心に偏差すると、吸気の質量が減少する。 1週間ありがとうございました。 明日からは三浦寛幸の担当です。
からだの中心と重心をどこに設定するかによって、重力とのバランスがかわってくる。
からだには、 より吸気がとおり易い流れの道と、より呼気がとおり易い流れの道がある。
からだの動きと運動は違う。 からだの動きは、吸気で制御し、運動は呼気で制御する。 これからは運動ではなく、運動の動き、にしたい。 まーちゃんとりんちゃん(凜)
重心移動と体重移動は別ものである。 重心移動は本人の意識関与で、中心と重心を制御し、 体重移行は、からだの無意識が制御するものである。 また、重心移動は、呼気で制御し、体重移行は吸気で制御できる。 9年くらい前の写真。右はシモン君で、左が小十郎…
からだが右重心に偏差するのは、効き手を利き手にしないからである。 からだの動きは、求心性の動きと遠心性の動きで重心のバランスを制御している。 真魚君。
近頃は、猫ちゃんにブログを書かせていたが、猫ちゃんが、そろそろオヤジが書いてみたら、と注文をつけてきた。 手を抜くと、ブログも書けなくなる。 左重心の呼吸法は、吸気法である。吸気法と書いて「こきゅうほう」となる。 吸気を、抜く吸気法(こきゅう…
ちょっと時期はずれですが、お雛様を飾る場合、左大臣と右大臣というのがいます。 彼らの仕事は、帝を守ること。つまりSPみたいなもんですが、 太政大臣→左大臣→右大臣の順番です。太政大臣は不在のこともあったので、左大臣というのは、 実は現在で言うなら…
20代の頃、操体を本格的に学ぶ前に、太極拳を習っていた。 その時に、腰を反らさずに、背筋を伸ばし、足腰を安定させつつ、上半身を動かすという勉強をした。 当時はそんなことは知らないので、先生(女子の日本チャンピオンになった人)から 「お尻出しちゃ…
昨年春、南無の会坐禅会がコロナ禍で中止になった。なかなかスケジュール調整がきかず、月二回の開催だったが、月イチのペースで通っていた。 以前も書いたと思うが、改めてまとめておく。 坐禅と言えば臨済宗と曹洞宗だが、この二派は全然違うんである。 ま…
私たち操体指導者には、特技がある。 それは、相対した被験者に対して 言葉の誘導を行うので、左右逆転で説明ができることだ。 鏡に映った相手と言っても良いだろう・ つまり、向かい合っているので、操者の右手側は、被験者の左手側になる。 最初は戸惑うが…
昔いた黒猫(メス)は、ねこぱんちを繰り出す時、必ず右から繰り出してきました。 何かやるときも、右からが多いので、右利きなんだな、と思っていました。 ある時読んだ資料に「猫のメスは右利きが多く、オスは左利きが多い」と書いてありました。 ご存知の…
操体を勉強するまでは、どちらが利き目か、なんていうことはあまり気にしたことはありませんでした。 調べてみると、どうやら手は右利きなのに、目は左目が利き目です(視力も左のほうがいい)。 利き目は、普段はあまり気にすることはありませんが、ファイ…
" data-en-clipboard="true">友松さん、1週間ありがとうございました。 " data-en-clipboard="true">そして こんにちは。畠山裕美です。 今回のテーマは「ひだり」です。 その昔、私が開業して間もない頃、ある人が操体を受けにやって来ました。 大学院で、…
おはようございます。 私の住む地方は車社会の為、毎日運転する機会がある。 最近感じているのは、車を運転する時も、左から空間認識をした方が視野も広がり、危険予知能力も高まるように感じる。 そして、それが気持ちにも余裕を持たせ、空間をたのしみなが…
おはようございます。 よく買い物をしていた近くのコンビニが、場所を移して新装開店したというので行ってみた。 成程、以前の店舗と比べて駐車場も随分と広くなっている。 地方は車社会の為、左にハンドルをきって、そのまま店の前に駐車できるというのは強…
おはようございます。 そろそろお盆です。 御先祖様を迎え入れる準備に忙しくしている人も多いと思います。 お盆飾りで欠かせないのが、まこ縄です。この縄は正月によく見かけるしめ縄と同じように左綯いとなっているようです。 綯い(ない)とは、複数の糸…
おはようございます。 右と左の漢字、由来を探ればどちらにも神を尋ねる意味合いがあるように、古の時代には神を畏敬しつつ、身近に感じていた文化があったと思う。 今、神とか人智を超えたモノを語れば、訝しがられたり何か怪しいと思われると思う。 そうし…
おはようございます。 右と左の漢字は、どちらも手に由来し、それぞれ役割は違うが、どちらも神を尋ねる意味合いがあるという。 姿を隠している神に対し、右手に祈りの文を入れた器を持ち、左手にはおまじないの道具を持ち、呼び寄せたり、いるところを尋ね…
おはようございます。 左と右。 左という字には工が入り、右という字には口が入る。 違いはそれだけではなく、工と口の上の横線とはらいの長さも本来は違う。 そして、書き順も違う。 左にあるのは、ナ(サ)であり、短めの横線を書いてから、長めのはらいを…
おはようございます。 実行委員リレーブログ、今週は友松が担当いたします。 今回のテーマは「ひだり」ということでリレーしています。 「ひだり」と聞いて、ふと漢字の「左」はなぜ「工」がはいるのか?と今更ながら思ってしまった。 「工」の意味合いは、…
(きのうのつづき) 『数学の歴史は測量に大きく関わっていますけれど、古代に測量学が発展したのは、領土を正確に測ることを通して、人間の争いを減らすことにもつながっていたんです。』 『宇宙は長い年月をかけて膨張していますけれど、誕生する瞬間に、…
(きのうのつづき) 誰かの言葉で理解することから離れて、自分のことばでからだがききわけている世界を表現してみたい。 操体を学ぶ師や同志の紡ぎだすことばを聞いていると、なんだか「詩」のようだ、と感じることが増えた。詩人が二人で物語を紡いでいる…
(昨日のつづき) 年に2回、春と秋にわたしたちは東京操体フォーラムというイベントを開催している。以前から、その内容はマニアックな会ではあったけれど、特に最近参加していて感じるのは、そこで語られることばが変化してきているということだ。 誰かか…
あたらしいこころもちで、操体を学問する。その過程で、矛盾したふたつの感触に出会っている。 ひとつ目は、この新しい捉え方について、何かを調べようとしたときに感じること。色々な本を読んだり、調べたりしようとしても、なかなか以前のように本が読めな…
「ひだり」について操体を通して学んでいると、改めて「睡眠」について興味が沸いてくる。 学んでいることを試していると、気が付くとスーッと眠りの世界に入り込んでいることが多い。以前から、臨床中に瞬間的な眠りに入ったり、「意識飛び」と呼ばれている…
「からだ」は、わたしの知りたいことを、しっている。 そういう実感のなかにいて、では、どんなことから その情報にアクセスできるのか。 これが最近の操体を通して学んでいる大きなテーマとなっています。 未だ手探り状態ですが、からだと向かい合う時間に…