2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
おはようございます。 今週は友松が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。 今回のテーマは「私の操体歴」です。 私が操体法を知ったのは20年ぐらい前で、正式に操体から学びはじめてからは16年となります。 正式に学ぶ前は、整体院や整骨院…
(私の操体歴) 随分ほのかな記憶の話になるけれど、 こどもの頃から家族の肩を揉んだり、足の裏を踏んだり、 そんなことをして「あ~きもちいい」と言われることが なんとなく好きだった。 まさか自分がからだのことを学ぶことになるとは。 夢にも思わなか…
(私の操体歴 つづき) それまで、「何かを真剣に学ぶ」ということに、 とても興味があったが、正直言ってどれもこれも中途半端になっていた。 自分のアンテナにひっかかった色々なことに興味を持てる好奇心はある。 古民具、音楽、農業、芸術、古典芸能、学…
(私の操体歴 つづき) 1本の電話のやりとりを境に、 自分がいつかは向き合わなければいけないと感じていたことに ハッと気づかされ、 腹をくくる気持ちで、次回開校予定だった操体法東京研究会の 第77回定例講習に参加することを決めた。 「指導者養成コ…
(私の操体歴 つづき) 『はい。』 何度かのコール音の後、低く静かな声がきこえてきた。 その瞬間、HPでみた凄みのある写真の人物と、いま電話口の前で声を発した人物は 恐らく同一人物であろうと合点した。 その声に圧倒されつつ、しどろもどろになりなが…
(私の操体歴 つづき) >私事ですが何か自分の身体のためになるようなことを始めたいと思っていて、前に巻上さんがちらっとお話されていた操体法にいますごく興味を持っています。>そこで東京に良い講師の方などいたらぜひ紹介していただきたいのですが。 …
(私の操体歴 つづき) からだの調子が間に合わなくなる数年前に 「操体(法)」という言葉とは出会っていました。 ホーメイを初めて間もない頃、日本で教えていただいていた先生から ホーメイの故郷トゥバ共和国を訪れるツアーがあることを紹介していただき…
おはようございます。 瀧澤さん一周間の投稿ありがとうございました。 本日から一週間、寺本の担当です。 テーマは引き続き「私の操体歴」になります。 宜しくお願い致します。 操体との出会いは、人それぞれあっていい。 手技療法の世界とはまるで縁の遠か…
教わったことを、自身の「からだ」を通して学習できる。これは素晴らしいことだと思います。「治せるようになれればいい」「好き勝手やっていても治す人がいればそれでいい」この考えは完全に払拭されました。そもそも健康体である僕らの「からだ」は、自分…
初めのうちは、まだまだ現場で「操体法」を使えるような感じではありませんでしたが、焦りはありませんでした。もともとじっくり勉強しようと思って門を叩きましたので、むしろ、そのプロセスを愉しんでいました。中でも愉しかったのは「からだの動き」の学…
その道の大家にじかあたりして良かった。ここでなら、鍼灸やマッサージの垣根を越えて、「からだ」との向き合い方を勉強できる。衝撃的な体験をしてから2ヶ月後、操体の勉強は始まりました。そこで気づくのは、「からだ」は刺激を求めていないんだということ…
これはホントにあの「操体法」か?どうして僕の左手は動いているんだ?先生は何をやっているんだ?踵に触れているだけか。先生はいなくなってしまったけど、このまま委ねていたいような感じはなんなんだろう?どのくらい時間が経ったんだろう?いつの間にか…
ホントに必要なときにご縁はやってくる。初めて「操体法」を目にしてから5年。職場は訪問マッサージの会社に変わっていました。〈ある日、一冊の本と巡り合う〉鍼灸マッサージ師として、ある程度現場に慣れてきたとはいえ、まだまだこれから。どうしてその場…
学校を卒業してから4年。この間、鍼灸接骨院に勤め、現場に必要な知識や技術を職場の先輩に教わり、実践していきました。並行して鍼灸の研修にも行くようになりました。体の診方やテクニック、とにかく結果を出したい一心で求める毎日でした。その頃、「操体…
香さん一週間ありがとうございます。今週「私の操体歴」を発信する瀧澤です。よろしくお願いします。初めて「操体法」を目にしたのは、鍼灸マッサージの学校を卒業する少し前のこと。外部の先生に授業をしていただく卒前講習の枠のなかに「操体法」はありま…
内部感覚という、普段言葉にしない、意識もしていなかった感覚を自分のからだを通して感じることを学習していくと、からだへの見方も変化してきます。 その変化が、さらにからだへの気づきにつながり、 今まで全く意識もしなかったからだに意識を向けること…
足趾の操法®︎の講習会では、体感を通して感覚を学べます。 その上で技術も身につけることができます。 この感覚はあじわってみないとわからない「快」であり、 私の言葉で表現すると極上の幸せです。 この感覚をあじわうことそのものが勉強になるのです。 こ…
初めて参加した講習会で教えていただいた操体法は 第二分析といわれる、感覚分析の内容が中心でした。 この感覚分析を理解し、深めていく上で、とても大切になった学びが足趾の操法®︎です。これは畠山先生の講習で学ぶことができます。 この講習会で、体感を…
講習会では、動診という操体法ならではの分析方法も学びます。 普段、からだをみることに慣れていない私は、理解するのに苦労しました。 しかし、自分自身のからだを通して体感し、目視で学びを深め、さらに実際の方法を学んでいくうちに、面白さとすごさに…
三浦先生の臨床を通して、呼吸が気持ちいいという感覚や、いつの間にかからだの不快を感じなくなるという変化を体験し、どんなことをすれば、こういった変化が起きるのだろうかに興味が湧き、講習会を受講することにしました。 私は開業をしているわけでもな…
初めて三浦先生の臨床を受け、約1ヶ月後に臨床を受けました。 初めて臨床を受けた時の体験は、人生で初めての経験ばかりでしたが、 私には何の違和感もなく、ただ委ねていたいという思いだけでした。 そして二度目の臨床で知った事は、呼吸をする喜びでした…
今日から香が担当します。 今回、操体と私をテーマに書きます。 よろしくお願いいたします。 操体を勉強するようになったきっかけは 「からだの設計にミスはない」を読んだことでした。 内容に興味をもち、橋本敬三先生のことをインターネットで調べました。…
つづき これまで 「肚」 と 「性」 という 「死の中枢」 と 「生の中枢」 について述べてきたが、これは施術において重要なポイントである。 またこの二つは連動する関係にある。 そして双方に寄与しているのが呼吸であり、その呼吸に意識を持たせることで、…
つづき 本当の性的な体験というのは、またひとつの死の体験でもある。 性のセンターが脈打ち、その波動をからだ一面に広げるとき、死の中枢もまた脈打ちはじめる。 すると、その恐怖ゆえ性行為の中でオーガズムに達するのは難しくなる。 オーガズムというの…
つづき 日本の武士が、何故、切腹などというようなことをする必要があったのか、誰ひとりとして理解できないほど、実に単純な物事のために自殺をする。 しかし、武士は生と死は別々なものではなく、その生と死は二つではなくて一つなのだということを知って…
つづき からだの中にあるその 「肚」 は物理的には存在しない。 それは一つの不在、それは一つの 「無」 なのだ。 そして、武士道の修行のすべては、その 「肚」 に注意を向けることにある。 武士はそのためにある呼吸法を編みだしている。 その呼吸を続けて…
つづき からだの中のブラックホール、それはちょうど 「へそ」 のすぐ左下にあった。 その場所には、「死の重要な個所」 が存在しており、それはとても微妙な 「要点」 である。 日本の武士の 「切腹」 という言葉の語源はこの 「肚」 から来ている。 インド…
つづき 我々日本人の先達は、からだのどこかに 「死」 というものがそのホームグランドを持っているに違いないという、そういった思いからその場所を探していた。 そして、見つけることができた。 「死」 というのは、どこか外側からやって来るものではない…
操体を最初に知ったのは初期の操体法、つまり 「緊張」 と 「脱力」 という手法が操体との出会いだった。 これは私にとって特別なものではなかった、既に似たような療法は世に存在していたからである。 世界各国の古今東西におけるボディワークは無数にあり…
まず大全堤として、自然法則は「絶対性」が成立している。(⇔相対性) よって、自然法則の応用貢献とは、理に適い、使いやすくなるように 発展し続け、操体の学問も体系化され、より深化してきたのだ。 (横紋筋系運動系骨格系から皮膚を含む体壁内臓系へ) …