東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

 操体を最初に知ったのは初期の操体法、つまり 「緊張」 と 「脱力」 という手法が操体との出会いだった。 これは私にとって特別なものではなかった、既に似たような療法は世に存在していたからである。 世界各国の古今東西におけるボディワークは無数にあり、その中で、必ずといっていいほど似た療法を見つけることができるものだ。

 

 初期の操体法の 「脱力」 には、さほどの魅力はなかったものの、これが土台となって進化してきた三浦寛が主幹する 「操体」 なるものが在る。 それこそが 「日本医学」 と云われるものだと私は思っている。 では、他の医学との違いはなんだろうか。 このような進化形の操体では、「へそ」 の周辺が重要な意味を持っている、なぜだろう?

 

 日本においては、古来より 「へそ」 のすぐそばに 「肚(はら)」 と呼ばれるひとつの重要な個所が存在すると言われている。 「肚」 というのは自分のからだの中のブラックホール、すなわち 「死の中枢」 を意味している。 操体医学では、この 「肚」 の出入り口である 「へそ」 に意識を向けることやそこへ息を通すということをする。 それは、 「死の中枢」 である肚へ連動し、その表裏の関係にある 「生の中枢」 を目覚めさせて、自然治癒力を活性化しようと試みるものである。         つづく

 

 

今年も操体マンダラ、海の日に開催致します。

※「操体マンダラ」とは?

三浦寛が一日、操体の最新情報について語る、操体三昧の一日です。 弟子一同にとっては「師匠孝行する日」。

東京操体フォーラムや、通常の講習では語りきれないことを、

存分に出していただこうという算段です。 今年からはリクエストにお応えして、10時〜21時の開催になります。

昼食会 サイン色紙&ツーショット撮影会

足趾の操法®アドバイザー認定、操体プラクティショナー認定式、

今年より「足趾の操法指導者」認定を行います。

開催日時:2019年7月15日(月)海の日 10時〜21時 ルーテル市ヶ谷センター

★予約制で、当日の参加受付はありません。ご注意下さい

https://www.sotai-miura.com/?p=1314