東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

〜私の宝物〜

あなたの宝物は何ですか?そう聞かれると、 「私は家族!」、 「俺は車!」、 「いやいやお金でしょ!」、 中には「ずっとしまっておきたい大切な思い出…」、と 人によって答えは様々だと思います。では、私はというと、 迷わず「ハイ!私の宝物は私です!」…

〜何をおいても作法〜

昨日、東京操体フォーラムに参加していただいた皆様、 本当にありがとうございます! それぞれのからだを通し、 操体と感性で向き合える一日だったと思います。 7月には三浦理事長による操体マンダラ、 そして秋には秋季操体フォーラムと、 操体ワールドは…

〜操体ワールドへ!〜

今日から1週間ブログを担当します瀧澤です。よろしくお願いします!いよいよ本日は春季東京操体フォーラムです!春季は実技メインの内容になっていますが、 今回は触診やいくつかの下肢の動診など盛りだくさんになっております。 そして操体の真髄でもある般…

病気と自己責任(最終日)

昨日の続き 我々人間は加熱調理したものを食べているが、健康のためには、食の工夫も必要である。火食すると、食物の持っているビタミン、ミネラル、酵素が死んでしまう。それらが死んで効果がなくなるだけならまだいいが、毒性に変化するものもある。特にほ…

病気と自己責任(6)

昨日の続き 動物は病気をしないのに、人間ばかりが病気に苦しんでいる。何故、こんなことが起こるのか。熊は爪を得て、キリンも頸を得、鳥は翼を得たように、人間は頭脳を得ることができた。その頭脳こそ我々が言う自称「文化」と称しているものだ。そして我…

病気と自己責任(5)

昨日の続き 病気は血液循環をよくすれば治る、と昨日も述べた。そしてそれには筋骨と皮膚に働きかけるとも言った。まず筋骨格系については、これを力説しないものはない。歩け歩け運動から始まり、ジョギング、エアロビクス、ストレッチ、そして筋トレに至る…

病気と自己責任(4)

昨日の続き 血液は酸素と栄養とを、およそ60兆を数える人間の細胞に配る働きを日夜休むことなくこなしており、その血液が滞れば、細胞はたちまちにして窒息し、餓死してしまう。そして累々と重なった死んだ細胞を運び出すこともできなくなってしまうが、そ…

病気と自己責任(3)

昨日の続き どんな病気にしても、その原因を追求していくと、必ず「血液の濁り」の一点にたどり着くのは確実なことである。ゆえに病気を治したいと思うなら、まず、血液を浄化することから始めなければならない。血液を清めたのにもかかわらず、治らなかった…

病気と自己責任(2)

昨日の続き 本当に病気というのはありがたいとしか、他に言いようがない。病気になったことで我々は死なずにすむからである。もし、病気が起きなかったら、たちまちにして回復し得ない重症に陥ってしまうだろう。病気というものは、からだの危険性をいちはや…

病気と自己責任

今週は日下が担当です。 テーマは操体療術家らしく「病気と自己責任」ということで。 今回は病気というものの真の姿と、その病気になるための素因である息食動想と、それに皮膚を加えた自己責任との関係性について考えてみたい。 まず、病気で苦しんでいる人…

p1*[岡村 郁生(おかむら いくお)『イロ色あるから人生じゃないか』

「万能」はあるのでしょうか。それを求めているのは欲なのでしょうか。 そんなの当たり前といえる「理」もあるのでしょうか。 仮の姿である花びらも現実、真の姿は土の中に広がるのでしょうか。〜なんとなくしっくりこない〜「イイじゃない似合ってるよ」 「…

[岡村 郁生(おかむら いくお)『みまもり』

受け入れる器を洗練させていること、磨き上げていくこと、シンプルにすること。 そうなっているんだな、と実感していくことにおいて、 指導者は何も人との接触のみに限りません。 ラジオ、テレビ、書物であったり、インスピレーションであっても、導かれると…

p1*[岡村 郁生(おかむら いくお)『ききわける』

昨年、初めて体験したことがあります。 それは、お世話になった人が亡くなる瞬間に立ち会うことだったのです。変化を怖がらなければ、拒否しなければ、不思議なことってあるんですね。(不思議ではなくなることかもしれませんが) 操体を通じ”感覚”を本気で…

[岡村 郁生(おかむら いくお)『想いを重くしない』

〜一匹狼を気取る〜生きているんだから、 この娑婆にいるかぎり、避け続けることはできない。 それは、人とのかかわり、その関係ですね。みんなでワイワイ! みんなとワクワク! みんなもイキイキ!何がいけないの? 楽しければ良いことじゃない。「からだに…

[岡村 郁生(おかむら いくお)『地と血と知』

「息」と「環境」 血液は滞ることなく常に流れていますよね。 生命維持に関わる呼吸とは、つい肺でのガス交換に限って考えがちです。 ただ、これは狭義の呼吸なんですよね。操体の「息」を学ぶには、常識だけでとられていてもわからないのです。 本来じっと…

p1*[岡村 郁生(おかむら いくお)『お洒落は人の為成らず?』

私自身思うんですよ。 これは「からだにききわけて」みたら「快」と「楽」ほどに異なってきます。 操体を通じて操体法を学び、謙虚そのものを感じ、 創始者の想いを継承し、伝道者に師事することから始まり、 操体法の伝道者となる努力を積み重ねてゆくこと…

p1*[岡村 郁生(おかむら いくお)『神性相続権』

四月が過ぎて都会へと旅立っていくあのひとよ・・・。新学期が始まり、様々な方達は切り替わった生活を始められているのだな・・、 ソメイヨシノは緑の葉を茂らせ、八重桜も散り始めている今日この頃、 みなさま如何お過ごしでしょうか? ハイ、有り難うござ…

『活性化!』

秋穂です。いよいよ最終日7日目のブログよろしくお願いいたします。今朝はいつもより早くに家を出てバスに乗りました。特別に早く出勤する必要はないのですが、気分的に活動的になっているのでしょうか。今週末は毎月第2日曜日に開催されている東京操体フォ…

『全略、俺様!』

東京操体フォーラムの実行委員が週代わりで順番に書いているこのブログですが一巡ごとに必ず1週間緊張しながら読んでしまう週が在ります。大方察しはついていると思いますが東京操体フォーラム理事長三浦寛先生の担当の週です。勿論名指しで誹謗中傷される…

『補足』

4月も中旬に差し掛かったのに寒い日が続いている福岡から5日目のブログをお届けします。 本日も宜しくお願いいたします。 昨日のブログでお世話になった人たちにお礼を言いたいと言っておきながら 大切な人たちを入れ忘れていました。 まず東京操体フォー…

『あなたはもし・・・』

24時間後に地球が滅亡すると決まっていたら何をしますか?私としては今非常に眠たいので取り敢えずは6時間ぐらい眠りたいのですが皆様は如何ですか?私も色々と考えてみました。25時間後に残すことを考えなくても良いので全財産をはたいて豪遊する。そ…

『風立ちぬ』

風立ちぬ 今は秋 帰りたい帰れないあなたの胸に風立ちぬ 今は秋 今日から私はこころの旅人福岡出身の永遠のアイドル松田聖子ちゃんの『風立ちぬ』です。聖子ちゃんはおいておいて、3日目は昨日のラジオ話の続きです。 昨日も書いた私のお気に入りのラジオ番…

『最近ラジオって聞いていますか?』

私中学生の頃は毎日の様にラジオの深夜番組を楽しみに聞いていた気がします。 その頃はまだ自分の部屋にテレビが無くて、かろうじてあったラジカセで ラジオを聴くのが本当に面白かった。たまに葉書とか書いてみたりもしていましたね。 高校生くらいになると…

[秋穂 一雄(あきほ かずお)『ビューティフル・ドリーマー』

秋穂です。4月も2週目に入り、うちの長女の小学校も長男の幼稚園も新学期が始まりました。気候もすっかり暖かくなり、睡魔との闘いに忙しいこの頃ですが、1週間ブログを担当させていただきますので宜しくお願い致します。2、3日前の新聞に『脳の活動を…

イメージ

佐助が担当するブログ最終日の7日目です。よろしくお願いします。 僕自身が現在、調べている学びの途中経過を報告し、これを最終日のブログにしたいと思います。 僕は意識とは本当に奥が深いことを思い知らされています。意識が変わるとからだの感覚を変化し…

脳からみた快・不快

佐助が担当するブログ6日目です。よろしくお願いします。 今日は、国立精神・神経センター神経研究所微細構造研究部の湯浅氏の報告を参考に、快・不快は脳内のどこで反応が起きているのかを紹介したいと思います。 脳内で快が生まれるには、扁桃体を中心とす…

思い出す過去

佐助が担当するブログ5日目です。よろしくお願いします。 操体法の感覚分析からききわけた快適感覚をあじわっているときに、ずっと忘れていた過去に起きた怪我の部位について思い出すということがあります。この忘れていた過去の怪我は、実際には記憶として…

こころその3

佐助が担当するブログ4日目です。よろしくお願いします。 こころの大脳辺縁系にふれてみたいと思います。大脳辺縁系は、僕達すべての情緒活動の中心となる場所です。愛情、怒り、抑圧、そして恐怖や不安などすべてここで起こる感情と言われています。また、…

こころその2

佐助が担当するブログ3日目です。よろしくお願いします。 こころの大脳新皮質にふれてみたいと思います。大脳新皮質は巨大な記憶装置であり、耳や目、鼻、皮膚といった感覚器官を通じて得た情報を記録して保存しています。また、この記憶を検索することによっ…

こころその1

佐助が担当するブログ2日目です。よろしくお願いします。 操体法の「快」について、脳内の現象を学んでいくと「情動」という言葉と出会うことになると思います。情動とは、本来の日本語の意味としては、比較的短期の感情の動きとされています。個体・個人を…