昨日、東京操体フォーラムに参加していただいた皆様、
本当にありがとうございます!
それぞれのからだを通し、
操体と感性で向き合える一日だったと思います。
7月には三浦理事長による操体マンダラ、
そして秋には秋季操体フォーラムと、
操体ワールドはまだまだ続きます。
昨日お会いできた導かれし皆様も、まだお会いできぬ導かれし皆様も、
次回お会いできることを愉しみにしています。
今回のフォーラムでは
岡村実行委員長が般若身経と身体運動の法則を説明してくださり、
畠山常任理事が操体の作法についてスライド画像による説明をしてくださいました。
(恐縮ながらスライド画像のモデルを務めさせていただきました(汗))
この作法というものは動診・操法を通すうえで、欠かすことができないものであり、
これを欠いてしまうと単なるテクニックに陥ってしまうということは、
三浦理事長の下で操体を学ばれている方々は重々心得ていますが、
参加された皆様の目にはどう映ったでしょうか。
私はこの作法に初めて出会ったときにとても感動したんですね。
もともと何をする上でも基本を大事にするということが信条でしたので、
私自身が即効的なことを求めていないことと相まって
操体が一種の芸事のように感じられたのです。
そして、この作法は修まっていると理に適い、見た目にも美しい。
機能美と様式美を兼ね備えた優れものなんです。
明治時代に書かれた新渡戸稲造氏の著書「武士道」にもこんなことが書かれています。
「茶の湯の集まりは茶碗、茶杓、茶巾などを扱う一定の手順を教える。
それは初心者には退屈にすら思える。だがまもなくその人は、
定められたとおりの方法が結局は時間と手間を省く最上の方法であることを発見する。」
また、
「正しい作法にもとづいた日々の絶えざる鍛錬によって、
身体のあらゆる部分と機能に申し分のない秩序を授け、
かつ身体を環境に調和させて精神の統御が体中にいきわたるようにする」
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それは三浦理事長の講義で何度も出てきたお言葉「比較しない」、「〜でいい」
という自己肯定の意識が介在することで可能となります。
「はい!」という素直な意識で自分自身と向かい合う。
今回、「操体プラクティショナー」に認定していただき、
身が引き締まる思いと、感謝の念を抱くとともに、
一生愉しめる操体に出会えた自分自身を「めんこ」がりたいですね!
今日はこのへんで。ありがとうございます。