2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧
おはようございます。 今日は7月最後の日だというのに記録的な豪雨の影響で、肌寒くさえ感じます。昨日の夜からの雨は私の住む地域でも凄まじく、おまけに早朝に地震もあったりとビックリして不安に駆られたりしましたが、私のところではもう雨も治まってく…
昭和52年の日本医事新報に、橋本先生の「人間悲願の達成へ」が掲載されました。(全文は、からだの設計にミスはない、快からのメッセージに載っています。)20項目の提言ですが、その内の一つ。 原始感覚は意欲と追求の仕方で向上、または衰退する。 操体は…
先日、岡村さんのブログに平常心是道(びょうじょうしんこれどう)がでてきました。 これは個人的に好きな言葉です。(道は考えてわかるものではないが、しかし、わからないと言ってしまうこともできない。 考えてわかるならそれは妄想であり、わからないと…
心とからだ、よく使われる表現です。この2つは切り離せないものだといわれますが、心ってどこにあるんでしょうね。 心の問題はからだに現れますし、からだに問題があれば心にも影響を与えます。金剛般若経に、過去心不可得、現在心不可得、未来心不可得とあ…
手技療法の世界に入ってから10年くらいになります。 当初は、板橋の接骨院で働きながら新宿の整体院でも勉強をしていました。そこで教わったものの一つが操体法でした。やっていたのは初期の操法で、楽かつらいかの選択で行っていたものでしたが、自力自療の…
橋本先生は若い頃、生前の身分を知りたい、また、何とか罪を犯さぬような救いを受けることはできないものか、申訳ないが神を呪って死んでも救われる道はないものかを思い悩んだ時期があるそうです。 そして5年間思い悩んだ末、「自分は生まれぬ先から、聖別…
先週20日、アメリカのスペースシャトル、アトランティスがケネディー宇宙センターに帰還しました。 1981年から始まった、スペースシャトルの活動はこれで終了したようです。 月に到達したアポロ計画の後、人と貨物を同時に運べる宇宙船として、ISS(国際宇宙…
こんばんは、今週担当の辻です。よろしくお願いします。本日、2011年7月24日は、テレビのアナログ放送終了日のですね。 ここ数年は、テレビを見ない生活に慣れてしまっているので、あまり実感のないままこの日を迎えましたが、Twitterのタイムラインでも多く…
武術の学びの時空の超え方には、2つの種類が在るように、僕は感じる。 1つは自分自身を、積み重ねる事。 学びの中で、手にした物を、自分の内側で積み重ねてゆく。 もう1つは、自分自身を解き放つ事。 常識という物を、少しずつ剥がしてゆく。 武術の達人…
僕は武術を学んでいる。 武術の学びには,時空を超えるという概念が、普通に在ったりする。 武術とは数戦年に渡る、数えきれない方々の発見と研鑽の積み重ね。 そこに至るのが武術の学び。 武術の道には、先達の方々の発見と研鑽が それこそ宝物のように満ち…
誰にでも、懐かしい食べ物とかあったりする。 子供の頃食べた懐かしい味。 お袋の味とか、僕は素敵な日本語だなって思える。 懐かしいものを食べると、認知症のお年寄りが急に饒舌になったりするらしい。 楽しい顔つきで、その食べ物の思い出を語り出したり…
昨日のブログを書き終わったら、ぱっと何かが浮かんだ。 もうすぐ台風がやって来る、重い空を見たらぱっと浮かんで来た。 重い空には、想いもいっぱい詰まってるのかな。 雨は目に見える、その前の空気の中にある水分は、目には見えない。 そこにも同じ水が…
今日は台風が来る。 箱根辺りに居るらしい、これからどんどん近くなってくる。 雨はいつも空の上に居る訳じゃない。 地球の中を水は循環してる。 雨は降ったら消える訳じゃない。 地上に降りて、川になって、やがて海にやって来る。 海の水には栄養が在る、…
僕は時間の感覚を、超えた時が、何度か在る。 周りの時間と、自分の時間がずれる感じを、僕は知っている。 自分の周りが、異様に遅く感じる時間を僕は知っている。 僕はそんな不思議な経験をした事が在る。 格闘技のプロだった頃、僕は、何度かそんな経験を…
日下さん1週間お疲れ様でした。 いつも、インドのお話興味深く読ませて頂いています。 長い歴史の在る物に触れるそれ自体が時空を超えるという事だな。 そんな風に感じています。 僕なりの時空を超えるお話に1週間お付き合いください。学びとは、教えを引…
昨日の続き 仏教の僧は過去よりずっとお茶を飲み続けてきた。お茶は仏僧の瞑想の一部だったのである。そこには何かがあるように思う。お茶は仏僧によって発見された。それは中国の「TA」という僧院で発見されたので「TEA」と呼ばれるようになった。その「TA…
昨日の続き ありふれた空間を非凡な洞察力で眺めることは、砂漠のなかで宝石を発見するようなものだ。瞑想の一環として行為することに取り組んでゆくことができれば、日常的にくり返される問題は単なる問題ではなく、直観の源に変わってゆくことができる。い…
昨日の続き 瞑想のなかで退屈を感じて、ずっと坐り続けているのは快い空間だ。この退屈には一定の様式がある。我が国における禅の伝統では、禅寺において退屈の決まった様式がある。それは坐して、料理して、食べるということである。そして坐禅を組み瞑想を…
昨日の続き 瞑想は思考に取り組むことから始まる。思考を人間のからだに例えて言うと、根源的な二元性、感覚、衝動、概念はからだの骨格にあたる。感情は筋肉にあたり、意識化の無駄話やその他のとるに足らない思考活動は循環系であり、それが筋肉を養い支え…
昨日の続き 瞑想によって真理を探究しようとする人がいるが、そんなことはできっこない。真理は捜し求められ得ないものだからだ。我々に探究できるのは、もはやすでに知っているものだけに限られるのである。探求するというのは欲するということであり、未だ…
昨日の続き 瞑想とは、我々の焦燥感や落ち着きのなさ、それに絶え間のないせわしなさに取り組むということである。この瞑想によって「空間」という空いたスペースが生まれる。この空間の中では、焦燥感や落ち着きのなさが存分に発揮できるかも知れないし、そ…
今週は日下が担当します。 テーマは時空。時空といえば「瞑想」を外すことはできない。今回はこの瞑想から時空へと展開していこうと思う。 その前に「空間」と「時間」の概念について西洋と東洋を比較検証してみる。「空間」と「時間」はまわりの事象を整理…
『万波は水を離れず』唐突ですが、これは仏教の言葉で『大乗起信論』にあります。 簡単にすれば、「いろいろな水があるけれども、それでも同じ水でしょう。だから信じましょう」という意味です。そもそも、私たちは自分の背中を見ることができません。 「心…
篠宮龍三氏は、現在国内で唯一人のプロのフリーダイバーです。 映画「グランブルー」で、人類初の潜水100メートルを記録したその人、ジャック・マイヨールの記録をアジア人で初めてクリアしています。 比べるのもおこがましいのですが、 少し荒れている海…
“操体は死んでも生きている“ ムォ〜格好イイ!!この台詞を聞いたのは、昨年の京都での操体フォーラム。 今年も京都で行われるフォーラム発表して頂く講師、奈良の北村翰男先生から頂いた言葉です。 昨年は北村先生に地元を案内して頂いて、あの奈良の大仏様…
ワタシが操体を学び始めてからというもの、ビックリしたことがあります。橋本敬三正師曰く「治すことまで関与するな」ですね。正直な話、ワタシは東京操体フォーラムの実行委員に任命されるまで、 ”症状疾患の対応”や”様々な治療法”以外の勉強は、あまり興味…
東京操体フォーラム三浦寛理事長から頂いた言葉『正師とつながる』。一つ一つの言葉は、その後から反芻されて様々な想いと重なりつつ、日々の臨床で導かれていく。実際にそれは、操体の創始者橋本敬三正師と繋がっている言葉でもある。今回のテーマ『時間』…
操体法の創始者橋本敬三正師の直弟子、三浦寛理事長は重ねて残念そうに話している。「橋本敬三先生の卒寿の時、操体法を学んでいた多くの人間がそこには参列していたはづなんだ」「その席で確かに橋本敬三先生は言っているんだよね」「これからは(動きだけ…
ハーイみなさ〜ん、”ハッピーな日々で梅雨”過ごしてますか〜!(ハッピ−デーデーツーユー)鵜原実行委員の紹介で雲から降りてきた,不肖茅ヶ崎のモッコリ龍こと岡村も、 「ご自愛下さい」メッセージで、マグマの下からハッスル!大気圏上からハッスルしますヨ…
最終日です。 紫陽花が少し元気になってきました。が、まだまだ雨が恋しいと云いたそうです。そんな東京から 今日もよろしくお願いします。 最近、子どもと一緒に過ごしていて、とても気になる言葉があります。ヤバイと面倒くさいです。 ヤバイ、ヤバッ、こ…