東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

三浦 寛幸(みうら ひろゆき)

「アート7 ~からだがキャッチしていること~」

一週間自分の考えるアートについて様々な方向からアプローチしてきましたが、改めてこのテーマを見つめ直していくと何か特別なものではなく身近なものの中にあるように思います。 私達は生活の中で色々な表現者達の想い、思想、アイデアを受け取っている。 …

「アート6 ~白黒つけないものの見方~」

最近何かを選択する時に迷うことがなくなったように感じます。 物を選ぶことにおいても、人に何かを伝えることにおいても、以前は何かを選択する時までの間に少なからず自分の損得勘定が働いていました。 それがなくなってきたのは自分が学んでいることの中…

「アート5 ~ありのままを受け取る器」

操体を学ぶ以前と現在の大きく変ったことの一つは物事の受け取り方がです。 それは感じ方が変わったと言い換えても良いのかもしれませんが、以前と比べ現在の自分は嫌いなものがなくってきたように思います。 例えば絵を見ること、音楽を聴くことにおいて、…

「アート4 ~呼吸をデッサンする~」

今年一年の操体の学びはほとんど「呼吸」に時間を費やしていました。 呼吸でどのように症状は変化するのか? 呼吸をどのように操ればからだは悦んでくれるのか? からだの動きに必要な呼吸とは何なのか? そんなことを考えながら学びや臨床の時間と向き合っ…

「アート3 ~洋服とアート」

本日は洋服からアートについて書いていこうと思います。 自己紹介や意思やきもちを伝えるのが下手だった私にとって洋服は重要な「自分を表現する」一つの手段でした。 昔は人がビックリされるものを選んで着たり、時には親から注意されるようなものを着て怒…

「アート2 ~エネルギーの源~」

先日19歳の時にパリに行ったことに触れましたが、そこに行った理由は自分でもよく分かっていません。 自分が触れてみたことのない世界に身を置きたかったのか、もしくは自分の持っている価値観を変えたったのか、ただ単にカッコつけたかっただけなのか? 何…

「アート1 ~表現する~」

三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週から三浦寛幸が担当致します。よろしくお願い致します。 今回のテーマは「アートについて」になります。 現在になって自身の経歴を振り返ってみると、「何かを表現すること、形にしていくこと」に惹かれてきた…

「ひだり7 ~ひだりの世界を知るために~」

本日で最終日になりますが、昨日まで書いてきた私の捉えている「ひだり」の世界は決して右がいけないというような捉え方ではありません。 私が「ひだり」の世界を意識するようになったことで、それまで全く使えていなかった右手が使えるようになったり、右の…

「ひだり6 ~歪みに対する捉え方~」

最近の臨床では「ゆがみ」の見方・捉え方を少し変えてみています。 からだという肉体現象を左右対称に比較し見ていく捉え方ではなく、いかに呼吸のバランスを取るかという観点から臨床を行うようにしています。 当然、臨床家としては患者が症状を抱えてきて…

「ひだり5 ~からだの動きと呼吸と感覚~」

「ひだり」を意識することで変わっていくことは幾つかあります。 からだの構造(つくり)に対する見方・捉え方、からだの動き、感覚、そして呼吸。 これらは劇的に変化していますが、その中でも呼吸は従来よりもその重要性は増してきているように感じます。 …

「ひだり4 ~共鳴 共有 共感~」

私が臨床や生活空間の中で「ひだり」を意識し、自身のポジションを出来るだけ左に取るようになったのは4,5年前に三浦先生から言われた一言がきっかけでした。 「歩くときは出来るだけオレの左側を歩いてくれ」 何となく言われたことを師や臨床の中で実践し…

「ひだり3 ~ひだりを意識し、居て、委ねる~」

昨日の続きになりますが、私が入院した時に母や担任の先生から受けた安心感は現在の臨床の核であり、一つの指標にもなっているように思います。 「どうすればあの時のような安心感や心の安らぎを患者とからだに提供出来るのか?」 4,5年前まではそんな理想…

「ひだり2 ~ひだりが与えてくれたもの~」

「何となく使いやすいから」というシンプルな理由で使っていた左。 小学校の時にしていた野球やその他の競技でも右手でやろうと思えばやれたとは思いますが、右を使わない理由が当時の私にはありました。 以前に少し触れたことですが、小学校の時に原因も病…

「ひだり1 ~ひだりを使うことで見えてくる世界~」

三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週から三浦寛幸が担当致しますのでお付き合い下さい。 テーマは引き続き「ひだり」になります。 子供の時から人にはなぜ利き手、利き足があるのだろうかとずっと疑問に思っていました。 当たり前のことですが、…

「操体・操体法を薦める理由7 ~シンプルが故に~」

本日で最終日になります。 これまで自分が思っていることを中心にあれこれかいてきましたが、結局は操体を薦める理由はからだと自分が悦ぶからなのです。 「操体はムズカシイ」「私には出来ない」と言う人がいるのかもしれませんが、やっていることは非常に…

「操体・操体法を薦める理由6 ~患者から学べること~」

最近操体の臨床の中で感じることの一つが「からだに対しての関心を持つ人」が増えてきたということです。 こういう時代背景もあり、自分と向き合う時間、からだと向き合う時間が増えた為か、最近臨床をした人達は私がやっていることを興味深く話を聞いてくれ…

「操体・操体法を薦める理由5 ~からだと意識と生き方~」

快適感覚を味わってからの私は自身の生き方とそれまでの正当なからだの使い方に反する癖を無くすことを一つのテーマとしてきました。 それまでの自身の生き方を見直してみると「楽」というものが自分の苦しみでもありました。 「楽をして生きたい」「楽をし…

「操体・操体法を薦める理由4 ~自分で決めなければならない時代の中で~」

ここ一年半の間、周囲の人達を見ていると自身の生き方が問われる時代になってきたように感じます。 私の職場では自粛して家に引きこもっている人、体調不良で休む人、普段と変らず自分のやるべきことを貫いている人、様々な人が見受けられます。 近隣の店舗…

「操体・操体法を薦める理由3 ~からだに対する素直さ~」

このブログを書く前に以前の自分の日誌を読み直していたのですが、ある時から自分のからだとの向き合い方や学びの姿勢が大きく変化したときがありました。 ノートを見直すと以前の自分は師や先輩のやっていることを一生懸命トレースし、再現性を強く求めてい…

「操体・操体法を薦める理由2 ~足し算から引き算の学びへ~」

私は操体を学び初めてから今年で13年の月日が経ちました。 何事にも長続きしなかった私がこれだけの年月学び続けることが出来たのかと改めて問いかけてみると「損か得か」を基準に操体と向き合っていなかったことが大きな要因のように思います。 何にでも当…

「私のセルフケア7 ~痛みとの向き合い方~」

本日で最終日になります。 先日仕事中に久しぶりに腰を痛めました。 部位でいうと中殿筋付近だと思いますが、とにかくやった後の一日~二日間は何をしていても激痛が走り、大事にしている背中、首の感覚がマヒしているような感じでした。 とにかく痛みをどう…

「私のセルフケア6 ~空腹から得られること~」

今月から生活リズムが大きく変わったことで意識的に食事の回数も一日一回から二回に変えてみました。 そこで感じたことを書いておきます。 ・食事をストレス解消の一つにすると、逆にからだにとってはストレスになる ・食べないことで得られる快もある ・食…

「私のセルフケア5 ~「目には見えないからだの部位~」

最近は日常生活の中で足底と背中の感覚を大事にしています。 特に足底は家を出た時の最初の一歩が母趾球を使えているか、小指側、踵に体重をかけていないかというような操体における動作の基本となっていることの他にも足の指一本一本(特に指の裏)のその日…

「私のセルフケア4 ~からだのリズムと生活リズム~」

今月から夜メインの仕事から昼の仕事に変えたことで、自身のからだにも大きな変化が起こりました。 まず生活リズムが変ったことで睡眠の過不足がなくなってきたこと(寝不足や寝過ぎがなくなってきたこと) それに伴い食事の回数が一日一回から二回に増えた…

「私のセルフケア3 ~どんな時でも正当なからだの使い方をするために~」

今月から昼間の時間を使いリサイクルショップの商品管理の仕事をしています。 現在はまだまだ使える家電や雑貨をメンテナンスし商品化していくことがメインです。 入社してまだ日が浅いですが、操体の臨床と通ずる点が多くあり、勉強になることが多いので日…

「私のセルフケア2 ~「セルフケアと命の営みとの境界線~」

昔から体調管理が全くといってよい程出来ていなかった私にとってセルフケアとは「からだへの借金」を返しているような感覚がずっとありました。 「日常生活の自分の間違いはセルフケア、もしくは最悪医者に行ってどうにかすればよい」 「寝る前にその日の疲…

「私のセルフケア1 ~自分とからだの世界を超えて~」

猫ちゃん達、一週間ありがとうございました。 今週から三浦寛幸が担当致しますのでお付き合い下さい。 今回のテーマは「私のセルフケア」になります。 猫ちゃん達と同じように現在では当たり前のようにやっているセルフケアですが、その質や問いかけ方も日に…

「私のズッコケ操体クロニクル7 ~ありがたいものに気付いていく~」

これまで書いてきたような自身の操体の歴史を振り返ると、学び始めた数年間の間はずっと臨床に活かせる技術の習得に意識が向いていました。 それがいつからか自分がいかに健康に生活出来るか、そしてそれをどのように指導していくかに意識が変ってきたのでし…

「私のズッコケ操体クロニクル6 ~触れない臨床の中で起こったこと~」

呼吸の重要性とその深さは現在も私の学びのテーマとなっていることですが、触れない臨床を学び始めた当時の私はまだその深さを知る由もありませんでした。 ある程度教わったことの範囲内でただ思い付きに任せて様々な問いかけをしていったのですが、果たして…

「私のズッコケ操体クロニクル5~呼吸との向き合い方~」

私がちゃんとした形で三浦先生の触れない臨床を目にしたのは昭和女子大学で開催されたフォーラムが初めてでした。 私達、実行委員はともかく一般参加者からすれば信じられない光景だったと思います。 ただ確かにモデルになった女性も変化した実感がある。 そ…