わたしがこれまで操体の学びの中で最も面白いと思い、熱をいれて学んできたことの一つが目に見えないもののふれ方、生かし方です。
わたしたちはそれを臨床で実践していますが、まだまだ謎が多くわからないことも多いです。
しヵし不思議なことに実際にからだに触れる臨床よりも効果が大きいこともあります。
実際にその臨床では空間を介して呼吸と意識を使い、臨床をしているのですが、最近は「意識の変化」というものがとても大事だと思い注目しています。
痛みや不快感、もしくは快をどのように受け取るのかは自身の意識のうつわがどういった状態になっているのかによって変化してくるということです。
そのうつわをどのようにつくっていくのかは目に見えないもの、つまり自身を生かしてくれているものに対しどれだけ感謝出来るか否かがとても大切なことだと思います。
そういったことも臨床の診るべきポイントではないでしょうか。
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