東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

生命

佐助担当の二日目ですよろしくお願いします。 生命エネルギーの前に、生命とは・・・について触れてみたいと思います。生命とは、基本的には生きているものと死んでいるもの、あるいは物質と生物を区別する特徴・属性などを指す語、あるいは抽象概念である(…

一日目

今週は佐助が担当となりますが、今週は大晦日と正月をまたぐ担当となります。実は昨年の大晦日もブログ最終日として担当をしていました。2年連続にして一年の最終日を担当できるということはとても光栄に思っています。今週の一週間お付き合いよろしくお願い…

さて、年末と言えば「第九」です。 あちこちで「第九」のコンサートが開催されています。 この曲は、何かが終わり新しい事が始まる時によく演奏されますね。ベルリンの壁崩壊の時もそうでした。 ヨーロッパでは、EUの国家としてベートーヴェンの「第九」の「…

届く言葉(286p) 『届いたのは言葉のコンテンツではなく、言葉を届かせたいという熱意です。それは僕の脳ではなく、皮膚に触れた。』 いいですね。この最後のところにジーンと来ました。シビレました。(身体・言語・感覚というものが分かっている人の言葉…

道無き道に分け入る(271p) 『学問というのは、そういうものだと僕は思っています。どの専門分野でも、先駆者は前人未到の地に踏み込んで、道を切り拓き、道標を立て、階段を刻み、危険な箇所に鎖を通して、あとから来る人が安全に、道を間違えずに進めるよ…

これからは、内田樹著「街場の文体論」(ミシマ社)に啓発された事を書こうと思います。 ・ソシュールの記号学定義(116p) ソシュール自身による定義の文章そのものも素敵なのですが、それについての内田先生のコメントがとても気に入りました。 『学問につ…

松任谷由実 作 「恋人がサンタクロース」より 昔 となりのおしゃれなねえさんは クリスマスの日 私に云った 今夜 8時になれば サンタが家にやって来るちがうよ それは絵本だけのおはなし そういう私に ウィンクして でもね 大人になれば あなたもわかる その…

山下達郎 作 「クリスマス・イブ」より 雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう Silent night, Holy nightきっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ Silent night, Holy night心深く 秘めた想い 叶えられそうもない必ず今夜なら 言えそうな気がした Sile…

今回はちょうどクリスマス・ウィークなので、耳に馴染んだクリスマス・ソングを味わってみたいと思います。桑田佳祐 作 「クリスマス・ラブ」より きっと愛する誰かの 声が聴こえる Holy Night 心に積もる音は 魔法のしらべ Baby Baby 悲しみはGray愛も守れ…

「人生の豊かさ」について 〜その7〜

今年最後のブログとなったが、今年一年を振り返り私自身も環境も大きく変化した一年であった。何が変わったのかと言うと「学び」に対しての姿勢である。今までの私は自分の興味の範囲内しか学ぶことをしなかったのだが、今年は様々なことを吸収しようと思っ…

「人生の豊かさ」について 〜その6〜

今日は昨日の続きで伊東豊雄さんの言葉を紹介していきたい。「東京が失ってしまった豊かさが東北には残っている。なぜ豊かかと問われれば、ここには人と自然とが一体化された世界が存在しているからである。人々は未だに自然の恩恵で生きている事を幸せに感…

「人生の豊かさ」について 〜その5〜

今回のブログのテーマがなぜ「豊かさ」になったのかというと先月の1日に畠山先生の紹介で東京大学にて行われたOETR(海洋エネルギー&東北再生)シンボジウムに足を運んだことがきっかけであった。 この講演は建築家の伊東豊雄さんや編集工学で有名な松岡正…

「人生の豊かさ」について 〜その4〜

人生を豊かにするには生きているうちにどれだけ「死を意識した生き方」が出来るかが鍵になってくるだろう。どれだけやり残した事があるのか、後悔した事があるのか、といった事が死ぬ間際になってから出てきたのでは後の祭りである。「後悔」しないためには…

「人生の豊かさ」について 〜その3〜

現在日本のサラリーマンの人口は3000万〜4000万人程とされている。私は世の人達の仕事への思いに興味があったのでパソコンや本等で色々調べてみたのだが、意外に己の仕事に対して「やりがい」を感じている人は少なく感じた。様々なサラリーマンの声を聞いて…

「人生の豊かさ」について 〜その2〜

昨日の話の続きになるが操体プラクティショナーの認定に伴いアルバイトを退職することにした。 環境面や待遇に不満があったわけではない。しかし、ここ半年間で自分のカラダに無理をしながら仕事をしていたことで操体の学びにも支障があったこと、そして今年…

「人生の豊かさ」について〜その1〜

こんにちは。1週間宜しくお願い致します。早速だがこの場を借りて皆さんに1つ報告させて頂きたい。今月、操体プラクティショナーを無事に取得する事が出来た。 知っている方も多いと思うがこの操体プラクティショナーとは一般社団法人日本操体指導者協会認定…

七日目 怒りは命さえも落とす。

昔、私と同じ時代に橋本先生の側で学んでいた人がいた。 ちょくちょく温古堂に足を運び、先生の面倒を見ていた方である。 ちょくちょく、一般向けの操体の本も出版されていた。 とても人当たりがよく、笑顔がいい。ある何冊目かの本を出版されたと耳にし、書…

六日目

長年、橋本先生の元で学ばせて頂いていると、さまざまな人の出入りと、ご縁があるものだなと思う。 一人独りが、それぞれに違ったつかみ方、つまみ方をしていくものだとつくづく思うのである。道元が絶妙に言い当てている。 同じ師につき、同じ事を同じだけ…

五日目 道元と橋本先生

私は1200年前の道元の教えに強烈に引き込まれている。 十数年前に手にした中野孝次箸、「道元断章」である。道元断章―『正法眼蔵』と現代作者: 中野孝次出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/06/15メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 14回この商品を含む…

四日目

先日、虎ノ門にある、ホテルオークラで、ホテルオークラ50周年のイベントの一つ、櫻井よしこ氏と松岡正剛氏のビッグ対談に行って来た。 オークラと言えば、私の仕事場でもあり、34年間通い慣れた空間(空環)である。 たまたま偶然に、そのイベントの告…

三日目

橋本先生も、すごい事を言い放ったのだが、道元も、すごいことをストレートに表現する。 なにがこの二人が、すごいのか、感覚でしかつかみようのない有様を、うなるような凄さで言語表現してしまっているということではないか。 言葉は、いのちを持っている…

二日目

平直行氏の父親が息を引き取った。享年八十歳。親が息を引き取る時、彼はその死をみとりながら大泣きしたという。 その時、自分は幼な子に戻り、父親は若き日の父に戻っていたという。 私も父と母を亡くした時、大泣きした。 母との別れの日、出棺を目前にし…

一日目

今週から一週間、三浦が担当します。よろしくお願いします。日に日に秋の色が濃くなってきました。先般は先生の墓参りを兼ね、仙台で開催された全国大会に出席してきました。 開催の場所が、常禅寺通りに面し、ケヤキの紅葉が見事でした。 私は四十数年前か…

足趾の操法Beginner Class

ようやく最終日となって参りました、今回はほぼ毎日一つずつ 内容をUPして行くという非常にギリギリでタイトな一週間となってしまいました。 一応、今日で終わりですが、私にとって今年の総決算ですので、最後までお付き合いを丁度、先週一週間前ですが、一…

師範代と気学

今年は私にとって数年後に振り返ると、多分、この年がターニングポイント だったねって言う位、仕事にとっては大きな変化をみせた一年だったと思います。 その切っ掛けになったのが、三浦先生による師範代講習と九星気学です。操体の学びを得て気が付けば10…

ことのは

私が操体とご縁があって、はや10年を越え、操体と出会う 前と今と何が大きく変わったのかをつらつらと考えると、 『考え方』であろうと思います。 そして、その都度色々な人たちから、動機付けになる様々な言葉をもらっています。操体と出会うまでの自分はと…

レオ

今年、個人的にも家族的にも一番大きかった出来事は、長男坊主の『レオ』が亡くなったことです。 私の個人ブログを見ている方は私が猫好き、猫様命なのはご存じなので、何ですが、 ウチはヒト科の子供がいない代わりに、ネコ科の子供が三人居ました。 長男坊…

「iPSってワイルドだろぉ?維新だぜぇ〜」

「ワイルドだろぉ?ワイルドだぜぇ」って私には未だに何が面白いのか サッパリ分からないスギちゃんが今年の流行語大賞を受賞した。 流行語大賞で騒ぐ時期が来ると、あぁ・・もう年末だぁと毎年思ってしまう。 スギちゃんには何の思い入れもないので、他は何か…

獣人サンダーライガー?

世知辛い世の中と申しますか、周りを見渡すと何と心に余裕の無い方々が多いことかと、最近しみじみ思うのです。昨日、イベントの準備で会場に車を停めようとすると、案内員の方が「今日は卓球の大きなイベントがあるので、正面玄関付近は駐車をご遠慮願えま…

師走

あ!と言う間に気付けば今年も師匠が走る『師走』となって来ました!師匠も走る位なので、ホントに廻りも慌ただしいですが、毎年12月になると何だかやっぱり総決算的気分で、今年を振り返りつつ今週一週間はお付き合い戴きたいと思っております。あ、因みに…