東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「人生の豊かさ」について〜その1〜

こんにちは。1週間宜しくお願い致します。

早速だがこの場を借りて皆さんに1つ報告させて頂きたい。今月、操体プラクティショナーを無事に取得する事が出来た。
知っている方も多いと思うがこの操体プラクティショナーとは一般社団法人日本操体指導者協会認定の操体の専門家を指し、その取得条件は規定の講習を2期以上終了、また国家資格、もしくはスポーツプログラマーか運動指導士の取得等、様々な条件をクリアしなければならないのである。
私は去年から約1年間スポーツプログラマーの講習を受講し、今年の10月に無事に12月1日に操体プラクティショナーを取得することが出来た。私自身この称号を取得することが今年の目標の1つであったのでそれを達成出来た喜びを現在は噛み締めている。
それと操体プラクティショナーの認定書をどうしても欲しかった理由がある。それは私にとってこの認定書は自分が生涯操体を学んでいくという橋本敬三先生との誓約書として捉えていたからである。自分の操体への想いと決意を何らかの形にしたかったのだ。

振り返ると私は両親だけでなく、橋本先生の意思によってここまで生かされてきたように思えてならない。言い換えれば子供の頃から父から教育されてきたことは橋本敬三先生の教えだと思っている。それは
(1)自分らしく生きること
(2)自分が決めた事は最後までやり抜くこと
(3)自分のやりたいことをやること
(4)人とのご縁を大切にしていくこと
他にも言葉使いや歩き方等、様々なしつけを受けてきた。こういった父の教えに対し満点をとれたとは思っていないが、間に合っている範囲内で自分なりに体現してきたつもりではある。結果的に私が父を師として操体を学んでいるのは偶然ではなく必然だったように思えてならない。そんな私にとって父という存在はとても厳しく厳格な存在であったが、時折見せる優しさと誰よりも大きな背中でいつも弱気で自分に自信を持てなかった私をここまで育ててくれたのだ。こういった想いがあるのでこの認定書はまず両親と橋本先生に捧げたいと思う。そして畠山先生、東京操体フォーラムの役員の方々にもこの場をお借りしてお礼を言わせて頂きたい。