東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

畠山裕美(はたけやまひろみ)

何故、仏性があるのに、修行するのか?七日目

さて、がんばらなくてもいい、と言われても、この世、娑婆ではイヤなことをしなければ生きて行けないこともあります。 私達が生きている横の世界は、因果応報ので相対的な世界(自分のやったことは、いいこともわるいこともすべて跳ね返ってくる)だから。 …

六日目 ありのままに~

「ありのままの私を愛して」的なものではないことがお分かりいただけたでしょうか。 話が逆になりますが、この話は、アンデルセンの「雪の女王」がベースになっていますが、全く違う話になっています。 雪の女王 アンデルセン童話集 (角川文庫) 作者: アンデ…

ありのままに? 五日目

最初に書いておきます。ディズニー映画なんて、お子様向けじゃん、とバカにしている方がいたら、そういう先入観を捨ててください。 先入観や思いこみを捨てるのも "Let it go"です。 また、こういう時って、私の経験によると「必要な人ほど、自分の価値観が…

救いと報い(2)四日目

「がんばらなくてもいいんだ」と、「がんばるな」は、若干ニュアンスが違いますが、操体における「バルの戒め」は、「すでに最初から救われているから、がんばらなくていいんだ」という意味に解釈できます。 つまり「がんばる」という行為を禁止しているので…

救いと報い(1)三日目

ちょっと長くなりますが「生体の歪みを正す」から引用します。 生体の歪みを正す オンデマンド版:橋本敬三論想集 作者: 橋本敬三 出版社/メーカー: 創元社 発売日: 2010/08/25 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 25回 この商品を含むブログ (8件) を見る…

青くせーこと言うなよ?!(二日目)

2019年秋季東京操体フォーラムでは、午前中、タスクフォース(若手チーム)と私が「がんばるな」についての発表を行いました。 当初「がんばるな、いばるな、よくばるな、しばるな」の、各々について発表するという話があったのですが、私は却下しました(笑…

操体的な『かんばるな』とは(初日)

こんにちは。東京操体フォーラム、TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。 一週間よろしくお願い致します。 今回のテーマは、「操体的な『かんばるな』とは」です。 丁度先月11月23日に開催された「2019年秋季東京操体フォーラム」のテーマが、「『がんば…

「よくわかる操体と操体法」7

あまりよくわかる説明かどうか果てしなく謎で申しわけありませんが、操体あるいは操体法のしっぽが少し見えたでしょうか。 なお、他でも書いていますが、操体と操体法の違いを説明します。 操体法、は、操体の中でも「臨床」の部分を指します。つまり、操体…

「よくわかる操体と操体法」6

説明すればするほど、操体の色々な側面が見えてきて、どれを説明しようかと迷ってしまいますが、操体を説明するならば「操体の常識は世間の非常識」と言えるでしょう。 普通だったら「固まらないように、痛い方、可動域が悪い方を一生懸命に動かす」(リハビ…

「よくわかる操体と操体法」5

私は何故操体をやっているのか。 よくわかる操体といっても、よく分かるのだろうかとまだまだ心配ですが(汗)、引き続き進めます。 操体をやっていて、一番「よかったな」と思うのは、操体の臨床を行っている本人も「癒される」というところです。 大抵の操…

「よくわかる操体と操体法」4

「よく分かる操体」というタイトルながら、「よくわかる」ように書けているかどうか、少しばかり心配になってきましたが(笑)、引き続きご紹介します。 たまに、 「操体って最初につま先上げやって、次に膝倒しやって、次にカエル足(我々はカエル足とは言…

「よくわかる操体と操体法」2

第一分析、第二分析という言葉は、三浦寛先生の考案によります。 第一分析とは、橋本敬三先生の時代の「楽な方に動かして動きをたわめて、瞬間的に脱力」(楽と快の区別がまだついていない)。 第二分析とは、橋本敬三先生が晩年「楽(運動分析)ではなく快…

「よくわかる操体と操体法」3

操体では「主役」は「からだ」です。 本人ではなく「からだ」なのです。 操体の指導者は、「本人」と対話しているのではなく「からだ」と対話しているのです。 例をあげると、我々は、選択肢が二つ、例えば「こちらの動きは楽で、こちらは痛い」という場合、…

「よくわかる操体と操体法」1

こんにちは。畠山裕美です。今週一週間よろしくお願い致します。 「世の中の90%の事は、グーグル先生に聞けばわかるが、操体はグーグル先生に聞いても分からない」By 畠山裕美 よく受講生が「操体を家族や友人に説明するのが難しい」と言います。 何と言う…

私の操体史(最終日)

私がこれに気がついたのは、自分自身が「いわゆるスポーツ」が嫌いだったというのもあります。(ボールを使った集団競技が苦手です笑)。 からだを動かすのは嫌いではないのですが、ヨガとか太極拳とか、「自分で練る」のが好きなのです。 また、これも何か…

私の操体史(六日目)

また、私が痛感したのは「操体のすごさ」でした。 第一分析と第二分析、第三分析は、まるっきり違う。 言葉だけで「快方に動かして瞬間的に脱力」と言っているのは「楽な方」であって、決して快方向ではなく、快方向は二者択一ではない、色々なことを含めて…

私の操体史(五日目)

ちなみに、全国大会当日、1999年10月10日、「哲学する操体 快からのメッセージ」が出版されました。 私は早速会場で買い求め、会場の端っこ(何故か端っこだった)に座っていた三浦先生を目ざとく見つけ、サインしてもらったのを覚えています。 快からのメッ…

私の操体史(四日目)

そんな時、1999年、全国操体バランス運動研究会が東京で開催され、その前日祭に、ご縁があって、巻上公一さんのご紹介で出席することになりました(巻上さんは三浦先生の受講生で、フォーラム相談役です)。 これも今考えると凄い話ですが、何で当時私が巻上…

私の操体史(三日目)

話は戻ります。 なお、私が行っていた学校は当時秋葉原にあったのですが、行く途中に「操体法」という黄色い大きな看板がありました。 「津田温古堂」と書いてありました。 そこまで見れば、一度受けて見ようとか思ってもいいはずだったのですが、何故かそう…

私の操体史(二日目)

その本(今でも入手可能だと思います)には、色々な「東洋体育」が、広く浅く紹介されていました。操体は、気功家の津村喬さんが説明を書いていたと記憶しています。書いてあったのは般若身経で、高校生の私にはなんだか抹香臭くて面白くなさそうに見えまし…

私の操体史(初日)

友松さん、一週間ありがとうございました。 こんにちは。畠山裕美です。 今回のブログテーマ「私の操体史」は、畠山がテーマのアイディアを出しました。操体史でも操体歴でもどちらでもいいのですが、私は「操体史」としました。 というのは、最近若い方(下…

改めて見直してみる(七日目)

一週間ありがとうございました。 今回は、意外にも「男性女性のあり方を見直す」とか「今までの常識を見直す」ような感じになりました。 また、見直してみるとわかるのが、 自分に都合がいいことは見直さず、放置しておく(笑) 自分にとって、改善が必要な…

改めて見直してみた(六日目)

私のもっぱらのストレス解消法は、一人で映画館で映画を観ることです。 映画は昔から好きで、高校生の頃は、名画座で相当観てました。 エンドロールもしっかり見て、最後の「映倫」のマークを観ないと見おわった気がしません。最近はエンドロール後にも映像…

改めて見直してみる(五日目)

改めて見直してみる、というのはとても大事だなと痛感した一件。 私は最近おにぎりに凝っています。忙しい時とかにもいいですし、この前は、上野公園の博物館に行った際、庭のベンチでお昼にしたり。 ちょっと前までは「おにぎりは手で握らないと心がこもっ…

改めて見直してみる(四日目)

再度言います。 山風蠱の初爻(初六) 「父の蠱を幹す。子あれば考咎なし。厲うけれども終に吉」 ちちの こを かんす。こあれば ちち とがなし。あやうけれども ついに きち。 先人の作った制度やきまりというものは、それがたとえどれほど優れたものであっ…

改めて見直してみる(三日目)

三日目です。 私が三年間に渡って易を習った(日本易道学校@創立昭和13年)福永利貞先生が、易の入門書を出版されました。 Kindle(電子本)ですが、先輩が後輩にやさしく伝授する、後輩が質問する、というつくりになっています。 易 その不思議と魅力 その…

改めて見直してみる(二日目)

先日、操体の定例講習で、被験者が膝二分の一屈曲位での足関節の内反、外反をやりました。 足関節の外反の場合、最初に外反させる側の膝を、外側に倒しておきます。 面白かったのが、 男性は「膝を開いてください」という言い方の方がイメージしやすいのです…

改めて見直してみる(初日)

友松さん、一週間ありがとうございました。 今日から畠山裕美が担当致します。 今回のテーマは「改めて見直してみる」とのこと。 テーマを出題したのは三浦先生ですから、「今までの常識などを見直せよ」という意味があるのではと推察しています。 何を意味…

無と憶

続きです。操体で言う「無」ですが 操体の臨床で言うと、 1.感覚の場合と 2.動きの中でききわけるケースが想定されます。 今まではこの二つを分けて説明していませんでしたが、二つわけてみます 1.感覚の場合は、例えば渦状波(皮膚へのアプローチ)を考…

快と不快の間にある「楽」

ここで、操体を理解する上で、とても大切なことを改めて書こうと思います。 奈良の北村先生が「無の操体」ということを言っておられ、2010年に京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)のお寺で東京操体フォーラムをやった際、北村先生の教室の受講生の方から、「無の…