東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

畠山裕美(はたけやまひろみ)

私の操体史(最終日)

私がこれに気がついたのは、自分自身が「いわゆるスポーツ」が嫌いだったというのもあります。(ボールを使った集団競技が苦手です笑)。 からだを動かすのは嫌いではないのですが、ヨガとか太極拳とか、「自分で練る」のが好きなのです。 また、これも何か…

私の操体史(六日目)

また、私が痛感したのは「操体のすごさ」でした。 第一分析と第二分析、第三分析は、まるっきり違う。 言葉だけで「快方に動かして瞬間的に脱力」と言っているのは「楽な方」であって、決して快方向ではなく、快方向は二者択一ではない、色々なことを含めて…

私の操体史(五日目)

ちなみに、全国大会当日、1999年10月10日、「哲学する操体 快からのメッセージ」が出版されました。 私は早速会場で買い求め、会場の端っこ(何故か端っこだった)に座っていた三浦先生を目ざとく見つけ、サインしてもらったのを覚えています。 快からのメッ…

私の操体史(四日目)

そんな時、1999年、全国操体バランス運動研究会が東京で開催され、その前日祭に、ご縁があって、巻上公一さんのご紹介で出席することになりました(巻上さんは三浦先生の受講生で、フォーラム相談役です)。 これも今考えると凄い話ですが、何で当時私が巻上…

私の操体史(三日目)

話は戻ります。 なお、私が行っていた学校は当時秋葉原にあったのですが、行く途中に「操体法」という黄色い大きな看板がありました。 「津田温古堂」と書いてありました。 そこまで見れば、一度受けて見ようとか思ってもいいはずだったのですが、何故かそう…

私の操体史(二日目)

その本(今でも入手可能だと思います)には、色々な「東洋体育」が、広く浅く紹介されていました。操体は、気功家の津村喬さんが説明を書いていたと記憶しています。書いてあったのは般若身経で、高校生の私にはなんだか抹香臭くて面白くなさそうに見えまし…

私の操体史(初日)

友松さん、一週間ありがとうございました。 こんにちは。畠山裕美です。 今回のブログテーマ「私の操体史」は、畠山がテーマのアイディアを出しました。操体史でも操体歴でもどちらでもいいのですが、私は「操体史」としました。 というのは、最近若い方(下…

改めて見直してみる(七日目)

一週間ありがとうございました。 今回は、意外にも「男性女性のあり方を見直す」とか「今までの常識を見直す」ような感じになりました。 また、見直してみるとわかるのが、 自分に都合がいいことは見直さず、放置しておく(笑) 自分にとって、改善が必要な…

改めて見直してみた(六日目)

私のもっぱらのストレス解消法は、一人で映画館で映画を観ることです。 映画は昔から好きで、高校生の頃は、名画座で相当観てました。 エンドロールもしっかり見て、最後の「映倫」のマークを観ないと見おわった気がしません。最近はエンドロール後にも映像…

改めて見直してみる(五日目)

改めて見直してみる、というのはとても大事だなと痛感した一件。 私は最近おにぎりに凝っています。忙しい時とかにもいいですし、この前は、上野公園の博物館に行った際、庭のベンチでお昼にしたり。 ちょっと前までは「おにぎりは手で握らないと心がこもっ…

改めて見直してみる(四日目)

再度言います。 山風蠱の初爻(初六) 「父の蠱を幹す。子あれば考咎なし。厲うけれども終に吉」 ちちの こを かんす。こあれば ちち とがなし。あやうけれども ついに きち。 先人の作った制度やきまりというものは、それがたとえどれほど優れたものであっ…

改めて見直してみる(三日目)

三日目です。 私が三年間に渡って易を習った(日本易道学校@創立昭和13年)福永利貞先生が、易の入門書を出版されました。 Kindle(電子本)ですが、先輩が後輩にやさしく伝授する、後輩が質問する、というつくりになっています。 易 その不思議と魅力 その…

改めて見直してみる(二日目)

先日、操体の定例講習で、被験者が膝二分の一屈曲位での足関節の内反、外反をやりました。 足関節の外反の場合、最初に外反させる側の膝を、外側に倒しておきます。 面白かったのが、 男性は「膝を開いてください」という言い方の方がイメージしやすいのです…

改めて見直してみる(初日)

友松さん、一週間ありがとうございました。 今日から畠山裕美が担当致します。 今回のテーマは「改めて見直してみる」とのこと。 テーマを出題したのは三浦先生ですから、「今までの常識などを見直せよ」という意味があるのではと推察しています。 何を意味…

無と憶

続きです。操体で言う「無」ですが 操体の臨床で言うと、 1.感覚の場合と 2.動きの中でききわけるケースが想定されます。 今まではこの二つを分けて説明していませんでしたが、二つわけてみます 1.感覚の場合は、例えば渦状波(皮膚へのアプローチ)を考…

快と不快の間にある「楽」

ここで、操体を理解する上で、とても大切なことを改めて書こうと思います。 奈良の北村先生が「無の操体」ということを言っておられ、2010年に京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)のお寺で東京操体フォーラムをやった際、北村先生の教室の受講生の方から、「無の…

快について再び考察する

「きもちよさ」ってイマイチわからない、 「操体ってきもちよさっていうけど、わからない」 など「きもちよさ/快」に対する疑問は多いものです。 そういう場合、どうやって伝えたらいいか、考えます。 アタマで考えると「きもちいい」というワードから、い…

「憶の快」と「空」

一昨年(2018年)に、長年の夢が叶い、東京国際仏教塾に入門した私です。 前半(4月~9月)は基礎過程というか、日蓮宗のお寺で合宿とか、専門家の先生方による スクーリングとか、鹿野山禅研修センターでの合宿、浄土真宗のお寺に行ったり、私は南会津の 「…

私の中の「憶」

シーラカンスの他に、私が「これって『憶』だな」と思ったのが、 「阿・吽7巻」に出てくる、 若き空海と、中国の師僧、恵果和尚の対話です。 「さあ、空海、世界の真理へとダイブしよう。一緒に」 ここはどこかというと、曼荼羅の中なのです。 曼荼羅は、そ…

シーラカンス

「憶の快」というと、何故か脳裏に浮かぶのが、 シーラカンス。 【ナショジオ】「古代魚シーラカンスの再来」より 私の場合、この映像だけでご飯3杯くらいいけます。。。 シーラカンスとか、水族館には結構な割合で飼育されている、アマゾンのピラルク。 ゆ…

憶の快(初日)

今週はバレンタインデーですね。最近は「義理でチョコを配るより、自分にご褒美チョコを」と、考える女子が多いようです。私も自分で美味しいのを買って(Topsのチョコレートケーキをホール食いとか笑)みようかなと思ったりしている 畠山裕美です。 さて 「…

"Think different"(見方を変える、発想を変える)

「常識を疑う」というテーマで一週間書いてきました。 ここで思い出すのが、Appleの1997年のCMです。 "Think different" 今や、ガラケー(ガラパゴス携帯。フィーチャーフォン)を使っている人よりも、スマートフォンを使っている人のほうが圧倒的に多いです…

Resistance から Assistanceへ

今年の10月18日から21日まで、マドリッドの日西指圧学院の小野田先生のご尽力で、操体のセミナーを行うことができた。参加者の殆どは、指圧を勉強しているセラピストだ。 今回、先方から提示されたプログラムを見ると「抵抗」「患者と対話する」 と、書かれ…

みえんけれどもおるんだよ

先日のフォーラムで、三浦先生が、実行委員の香(こう)さんが、患者として初めて来院した時の話をした。 これは仲間内では結構有名な話なのだが、震災後、彼女は色々な治療を受けた。そこで「壊される」という経験をした。 三浦先生のところに初診で訪れた…

世の中、常識がどんどん変わってます

私の亡父は赤坂にある某テレビ局で、朝ワイドのディレクターをしていた。 辛いカレーが好きだったので、お昼は会社の近くにある店(昼はランチを出して、夜はバー)でしょっちゅうカレーを食べていたそうだ。 そしてある日、いつもランチでカレーを食べるお…

アクセント

私の両親は宮城の気仙沼生まれです。親戚の多くが仙台近郊に住んでいます(震災後、子どもを頼って関西に行った伯父叔母もいましたが、やはり宮城がいいと、仮設住宅住まいに戻りました)。 両親の親戚一同で(名古屋に転勤している従兄弟はいますが)、一番…

「操体の常識は世間の非常識」

「操体の常識は世間の非常識」という話を寺本君が書いていましたが、 「症状疾患にとらわれない」 上野公園のイチョウ。 「痛くない方に動かす」「二者択一の場合、楽なほう、辛くない方だけをやればよい」「きもちのよさで良くなる」「皮膚に接触(指2本)…

「今日の異端は明日の正統」

今週一週間、畠山裕美(はたけやまひろみ)が担当致します。よろしくお願い致します。 東京操体フォーラム最高顧問、島地勝彦先生の「はじめに言葉ありき おわりに言葉ありき」と言う本があります。 はじめに言葉ありき おわりに言葉ありき 作者: 島地勝彦 …

可能性(7)

「可能性」と言ったら、もう少し前向きな話が書けるかと思ったのですが、ある本をきっかけに「小さい頃の自分」が、いかに「嫉妬によって可能性を潰されていたか」ということを思い出しました(本当のトラウマは、記憶から抜けているそうです。 子どもの頃は…

可能性(6)

「その人の可能性」というのは、親とか周囲によって、簡単に潰されます。 逆に、周囲が伸ばしてあげるようにすればいいのです。 しかし「嫉妬は発作」なので、起こりえます。 また、先の震災で、親御さんを亡くし、進学したくてもできないとか、震災でなくと…