東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

畠山裕美(はたけやまひろみ)

無と憶

続きです。操体で言う「無」ですが 操体の臨床で言うと、 1.感覚の場合と 2.動きの中でききわけるケースが想定されます。 今まではこの二つを分けて説明していませんでしたが、二つわけてみます 1.感覚の場合は、例えば渦状波(皮膚へのアプローチ)を考…

快と不快の間にある「楽」

ここで、操体を理解する上で、とても大切なことを改めて書こうと思います。 奈良の北村先生が「無の操体」ということを言っておられ、2010年に京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)のお寺で東京操体フォーラムをやった際、北村先生の教室の受講生の方から、「無の…

快について再び考察する

「きもちよさ」ってイマイチわからない、 「操体ってきもちよさっていうけど、わからない」 など「きもちよさ/快」に対する疑問は多いものです。 そういう場合、どうやって伝えたらいいか、考えます。 アタマで考えると「きもちいい」というワードから、い…

「憶の快」と「空」

一昨年(2018年)に、長年の夢が叶い、東京国際仏教塾に入門した私です。 前半(4月~9月)は基礎過程というか、日蓮宗のお寺で合宿とか、専門家の先生方による スクーリングとか、鹿野山禅研修センターでの合宿、浄土真宗のお寺に行ったり、私は南会津の 「…

私の中の「憶」

シーラカンスの他に、私が「これって『憶』だな」と思ったのが、 「阿・吽7巻」に出てくる、 若き空海と、中国の師僧、恵果和尚の対話です。 「さあ、空海、世界の真理へとダイブしよう。一緒に」 ここはどこかというと、曼荼羅の中なのです。 曼荼羅は、そ…

シーラカンス

「憶の快」というと、何故か脳裏に浮かぶのが、 シーラカンス。 【ナショジオ】「古代魚シーラカンスの再来」より 私の場合、この映像だけでご飯3杯くらいいけます。。。 シーラカンスとか、水族館には結構な割合で飼育されている、アマゾンのピラルク。 ゆ…

憶の快(初日)

今週はバレンタインデーですね。最近は「義理でチョコを配るより、自分にご褒美チョコを」と、考える女子が多いようです。私も自分で美味しいのを買って(Topsのチョコレートケーキをホール食いとか笑)みようかなと思ったりしている 畠山裕美です。 さて 「…

"Think different"(見方を変える、発想を変える)

「常識を疑う」というテーマで一週間書いてきました。 ここで思い出すのが、Appleの1997年のCMです。 "Think different" 今や、ガラケー(ガラパゴス携帯。フィーチャーフォン)を使っている人よりも、スマートフォンを使っている人のほうが圧倒的に多いです…

Resistance から Assistanceへ

今年の10月18日から21日まで、マドリッドの日西指圧学院の小野田先生のご尽力で、操体のセミナーを行うことができた。参加者の殆どは、指圧を勉強しているセラピストだ。 今回、先方から提示されたプログラムを見ると「抵抗」「患者と対話する」 と、書かれ…

みえんけれどもおるんだよ

先日のフォーラムで、三浦先生が、実行委員の香(こう)さんが、患者として初めて来院した時の話をした。 これは仲間内では結構有名な話なのだが、震災後、彼女は色々な治療を受けた。そこで「壊される」という経験をした。 三浦先生のところに初診で訪れた…

世の中、常識がどんどん変わってます

私の亡父は赤坂にある某テレビ局で、朝ワイドのディレクターをしていた。 辛いカレーが好きだったので、お昼は会社の近くにある店(昼はランチを出して、夜はバー)でしょっちゅうカレーを食べていたそうだ。 そしてある日、いつもランチでカレーを食べるお…

アクセント

私の両親は宮城の気仙沼生まれです。親戚の多くが仙台近郊に住んでいます(震災後、子どもを頼って関西に行った伯父叔母もいましたが、やはり宮城がいいと、仮設住宅住まいに戻りました)。 両親の親戚一同で(名古屋に転勤している従兄弟はいますが)、一番…

「操体の常識は世間の非常識」

「操体の常識は世間の非常識」という話を寺本君が書いていましたが、 「症状疾患にとらわれない」 上野公園のイチョウ。 「痛くない方に動かす」「二者択一の場合、楽なほう、辛くない方だけをやればよい」「きもちのよさで良くなる」「皮膚に接触(指2本)…

「今日の異端は明日の正統」

今週一週間、畠山裕美(はたけやまひろみ)が担当致します。よろしくお願い致します。 東京操体フォーラム最高顧問、島地勝彦先生の「はじめに言葉ありき おわりに言葉ありき」と言う本があります。 はじめに言葉ありき おわりに言葉ありき 作者: 島地勝彦 …

可能性(7)

「可能性」と言ったら、もう少し前向きな話が書けるかと思ったのですが、ある本をきっかけに「小さい頃の自分」が、いかに「嫉妬によって可能性を潰されていたか」ということを思い出しました(本当のトラウマは、記憶から抜けているそうです。 子どもの頃は…

可能性(6)

「その人の可能性」というのは、親とか周囲によって、簡単に潰されます。 逆に、周囲が伸ばしてあげるようにすればいいのです。 しかし「嫉妬は発作」なので、起こりえます。 また、先の震災で、親御さんを亡くし、進学したくてもできないとか、震災でなくと…

可能性(5)

そんな感じで、小学校低学年で、可能性が信じられないとか、自己肯定力が低くなりそうな経験をしてきたわけですが、私が逃げたのは「本を読むこと」でした。 というか、もともと本は大好きだったので、布団にもぐって本をこっそり読む、それが多分私にできた…

可能性(4)

続きです。 何で私はこの花の名前と、灸花(ヤイトバナ)という別名まで知ってるんだろう? そこで、また小さい頃の自分に聞いてみました。 すると、小学生の頃。二年生の頃のことです。私は当時千葉市の真ん中、国体もやったスポーツセンターの近くに住んで…

可能性(3)

嫉妬の攻撃を受け続けると、自己イメージが歪むと言われています。 私は幸いにも「字がへたくそ」ということくらいで、その他はさほど劣等感は 抱えずに済みました。 それは何故かというと、自分の好きな事に没頭していたからです。 「自分の好きなことをや…

可能性(2)

さて、私は自分に問いかけてみました。 「字をキレイに書け」って、お母さんに言われると、なんでハラが立つのかな? 小さい頃の自分に聞いてみます。 すると、小学三年か四年生の私が出てきました。 小学校に上がるとき、父が万年筆を買ってくれたので、そ…

可能性(1)

こんにちは。一週間畠山裕美が担当致します。 今回のブログのテーマは「可能性」です。 私の個人的な話ですが、今まで「こうなる」と、決めたことは、ほぼ叶っています。 叶っていないこともありますが、多分「これから」のことなのかなと思います。 勿論、…

伊達男のヒビキ

なんだかホヤと酒を飲んだ話で終わってしまいそうですが、 三浦先生はどこにいったのかな?と探してみると、ばっけみそ(ふきのとう味噌)などを買ってご満悦でした。 そして、先程からなんだか雄叫びとか太鼓のヒビキ(無理矢理ですか?)が聞こえるので、…

六日目のざわめき ホヤと酒瓶のヒビキ

さて、ホヤです。 「ホヤ」というと「ホヤ貝?」という方もいますが、 「ホヤって貝じゃないよね?」と思います。 丁度出ていたのは、石巻のホヤの会社。 ホヤのヘソといって、根っこの丸いところを焼いてあるんです。 ホヤは独特の味がしますが(ダメな人は…

五日目のヒビキ。もうすぐ仙台の七夕ですね

さて、先日二子玉ライズで、「宮城の食材を紹介するイベントをやっている」という情報(7月いっぱいやっています)を得ました。 私が愛読している「乗り移り人生相談」で、シマジ先生と絶妙なトークを繰り広げていらっしゃる、ミツハシさんがホヤを焼いてい…

鍼のヒビキ(四日目)

さんは鍼治療を受けたことはあるでしょうか。 やはり異物を刺すので、信頼できる先生に打って貰いたいですよね。 私の場合ですが、三浦先生にしか打って貰ったことはありません。 (先生、鍼灸師で柔道整復師です) たまに「操体より鍼のほうが得意」とか冗…

響く響く(三日目)

響くと言えば、私などはやはりストレートに「音が響く」と連想します。 そして響くと言えば、やはり弦楽器の音でしょう。 私はエレキギター系は大好きなんですが、小学生の頃、ジミ・ヘンドリックスの「Purple haze」(紫の煙)のイントロを聴いて、あの強烈…

鳴竜(二日目)

今年の2月、中学高校と同じクラスで、高校卒業後も長らく一緒に遊んでいた友人が急逝しました。暫く互いに音信不通だったのですが、彼女とはよく日光とか箱根に行ったことを思い出しました。 この辺りで湿っぽい話は彼女もいやがると思うので、やめておきま…

ヒビキ(初日)

こんにちは。畠山裕美です。一週間よろしくお願い致します。 易の勉強を始めてから、漢字の成り立ちに結構興味が湧いてきたりします。 「響」という漢字は、上の「郷」と下の「音」から成り立ちます。「郷」は、象形で「ごちそうを真ん中にして二人が向き合…

食う食わないはテメエの勝手だよ(7日目)

操体っていうのは、基本的に「自己責任」なんです。 それが「食う食わないはテメエの勝手」by 橋本敬三先生 なのです。 からだを使う場合は、手は小指、足は拇趾(母趾球)を 運動力点作用点にするといいよ、とか モノを右手で拾う時は、左足に体重をかけて…

どうせ食うなら(六日目)

以前「操体を勉強していても、いいところまで行かずにやめちゃう人って、あんパン食ってあんこまで食べないのと同じだ」と言っていた人がいました。 その人は、あんこまで食べずに、いや、食べさせてもらえずに(平たく言えば破門)去っていきました。 不思…