こんにちは。畠山裕美です。
猫をみていると、損得勘定や正しい・間違っている、という判断で生きてるんじゃないんだ、と、つくづく感じます。
猫のおやつで「モンプチ・クリスピー・キッス」というのがあります。
小分けになっているドライのおやつで「手から猫にあげる」という、猫好きにとってはツボをついたコンセプトの商品です。
猫達は「おやつ」と「ご飯」という言葉と、自分の名前は知っています。
どこかに隠れていても「おやつだよ~」と呼ぶと出て来ます。
ところが、同じ種類のおやつでも「食べるヤツ」と「却下されるヤツ」があります。
「チーズチキンセレクト」と「グレイビーソースチキンセレクト」のどこが違うんだろう、と思いますが、なんか違うらしい。
先日は「フィッシュセレクト 期間限定の鯛味」を買ってきたのですが、
「おさなかは嫌」という子と「おさかなも美味しい」という子がいて、本当に面白い。
「ちゅ~る」でも、ささみ味は食べるのに、マグロミックスは食べないとか、
「カルカン」でも「さけまぐろ」は食べるのに「チキン」は食べないとか、本当に興味深いです。
(個体によって嗜好も違うのです)。
おそらく「快か不快か」つまり「好きか嫌いか」でアクションを起こしているんだなと思うんです。
私が操体を学んで1番人生で役に立っているのは「損得」「正しい正しくない」よりも「快か不快か」という選択肢もある、ということを体験できたことです。
勿論ビジネスでは「もうかるかもうからないか」が大事です。
が、自分の人生においては「損得」「正しいか正しくないか」で選ばなくてよかったというのが私の正直なところです。
明日からは三浦寛先生の担当になります。