東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「あなたに操体・操体法をお薦めする理由」三日目

私が操体を勉強して本当によかった、と思うのは
「損か得か」「正しいか正しくないか」ではなく「快か不快か」(好きか嫌いか)で、選択することを、学べたなあ、ということです。
 
 
小学生の頃の給食なんかを思い出すと、小一も小六も、六歳も違うのに、給食の内容な同じです。
今の給食事情とはかなり違うと思いますが「給食は残さず食べよう」みたいな風潮がありました。
「もったいないから全部食べる」のは「損得勘定」。
「出されたものを全部食べるのが、正しい」これは「正しい・正しくない」
ですが、食欲があまりなく、食べたくない。
こう言うときに、無理に食べたりすると、具合が悪くなったりします。
 
 
また、人生の大事なイベント(例えば恋愛とか結婚とかをあげてみましょう)
「お金持ちと結婚した方が得」(損得勘定)
「離婚するなんて正しくない」(正しいか正しくないか)
「好きなんだから仕方ない」(好きか嫌いか)
この3つで考えると「損得勘定」「正しいか正しくないか」だと、後で辛くなることがあります。
お金持ちと結婚しても、相手に愛人が10人いたとか、姑がめちゃくそ意地悪だったりするとか。
離婚は正しくない、とダンナが DV男でも我慢するのか。
これは極端な例ですが。
 
 

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