東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

僕とコンプレックスと操体と 4

餅はやっぱり餅屋で買う必要性がある。 そもそもこの諺は餅は餅屋で買うのが一番良いと云う事で専門性の重要性を説いているものだ。いくら素人が器用に餅をついてみても結局餅屋が付くような餅にはならないはずである。しかし現実を見てみるとどうであろう。…

僕とコンプレックスと操体と 3

もし面接であなたの長所は何ですか?と聴かれたらあなたは一体なんと答えますか?私は迷う事無く「基本的にはいいヤツです。」と答えるだろう。性格的には温厚で、与えられた役割に対しては忠実に行なうだけの能力はある。多少頑固なところはあるが、適度に…

僕とコンプレックスと操体と 2

自称福岡のシティーボーイの秋穂ですが私は生まれて小学校に上がるまでの6年間を福岡県山田市(現在の嘉麻市)で過ごしました。 この街は私が生まれるかなり前の昭和30年代頃は日本有数の石炭採掘地である筑豊炭田の隆盛とともに人口4万人くらいまで膨らみ、…

僕とコンプレックスと操体と

少し前のことではっきりとした時期はわすれてしまいましたが 今年の春ごろ三浦理事長と何気ない会話の中で九州は久住の話が出ました。「秋穂、久住に登った事はあるか?あそこはいいぞ星が綺麗だ。」久住というのは大分の北西部に位置する地域で熊本県の阿蘇…

祝ポールマッカートニー来日公演!

世界のロック史に欠かすことのできない ロックバンドビートルズのメンバーであり バンド解散後も様々な名曲を生み出し 昨年のロンドンオリンピックn開会式の 70歳とは思えない感動的なパフォーマンスを 見せてくださいました。この生きたロックレジェンドが…

目指すところ

佐助が担当する最終日です。よろしくお願いします。 昨日は環境について脳科学からの報告を紹介しましたが、環境が大切ということは昔から言われていて、ことわざにも「朱に交われば赤くなる」という言葉があります。これは中国の古いことわざ「近墨必緇、近…

環境その2

佐助が担当する6日目です。よろしくお願いします。 学び続けるために、資質の向上を続けるために環境も重要なひとつと書きましたが、実際には脳科学の世界でも、環境の過ごし方によって脳の左右差と協調リズムが出現することが報告されていますので紹介した…

環境その1

佐助が担当する五日目です。よろしくお願いします。 僕は理学療法士になり18年を過ぎようとしていますが、この間に大切にしてきたことがあります。それは学び続ける姿勢です。この18年間は、リハビリテーション科の仕事をしながら、整形外科の手術見学、車の…

僕が思う問題その2

佐助が担当する4日目です。よろしくお願いします。 日本には沢山の手技療法が存在します。そして国家資格を持たない臨床で開業している方が急増しています。この開業している方の中で、常に勉強をしているプロと呼べる方はどれだけいるのでしょうか。 僕が思…

僕が思う問題その1

佐助が担当する三日目です。よろしくお願いします。 僕は理学療法士という国家資格を持ち、整形外科の病院やクリニックで勤務し18年が過ぎました。今日は僕が思う医療の整形外科からみた問題点について書いてみたいと思います。(あくまで僕個人が感じること…

ニュースより

佐助が担当する二日目です。よろしくお願いします。 新聞を読んでいると、「医療類似行為でけが人が続々」という記事がありました。 (産経新聞より) 医療類似行為について、昨年度国民生活センターに寄せられた相談が計1265件と過去最大だったそうです。ま…

長野より

初日からパソコンのトラブルにより、ブログアップできませんでしたが、改めて一週間のブログを担当します長野県在住の佐助です。一週間お付き合いよろしくお願いします。 今年もあと少しで11月を迎かえようとしています。僕は11月になるのを心待ちにしていた…

七日目

(227〜228p) 小池 統合医療は代替医療のようそは含んでいますが、それだけではありません。 現代医療と代替医療しかないと思われている中で第三の医療だと思っています。 どちらかだけでは必ず問題が起きます。統合医療は 「矛盾を矛盾のまま矛盾な…

六日目

(266p) 甲野 私が一番愛読している武術所 『願立剣術物語』 に 「中央と言う事有り・・・・・」 から始まる名文がありますが、 そこに 「右へもよらず左へもよらず、上えも下へも付かず、本より敵にも付かず、太刀にもたれず十万を放れて中道を行く事也…

五日目

(218p) 小池 一番大事なのは、一人ひとりの患者さんの病気に対する 「考え方」 のような気がします。 考え方の枠組みを栄養や漢方、心理など様々な視点から見直すことで、治療の可能性は格段に広がっていくように思います。 物事の考え方というかフレ…

四日目

(144p) 小池 ある一定の枠内のところに画一敵に入らないといけないという空気があるんでしょうね。 こうした画一化、ないしは標準化の問題は様々な分野で生じているのではないでしょうか。 「ちょい太」などといわれてる人たちがわりと健康的であると…

三日目

(69p) 小池 これほど論文が重要しかされる背景には、やはり 「部分を集めれば全体になる」 という思考が行き渡っていることがあるのでしょうね。 一人ひとりの研究者がたとえ全体を把握していなくても詳細な論文を書くことで、将来完成する壮大な体系のた…

二日目

(51p) 小池 明確な解決法ということについていうと、明治の近代化によって強烈な勢いで西洋文明が入ってきたわけです。 医療の方も西洋医学で席巻されたわけですが、その勢いの分、医学には 「裏」 もありました。それは明確な解決法としては語られない…

一日目

2000年代半ば頃より「統合医療」という言葉を耳にするようになりました。 書店で『武術と医術−人を活かすメソッド』(集英社新書)を手にした時、その表ら閃くものがありました。 武術研究者の甲野善紀先生と統合医療医の小池弘人先生の対談です。面白くない…

脳とカラダの相関性について

「心は脳に、意識はカラダに」人間の心は一体どこにあるのだろうか。古代ギリシャアリストテレスの時代においては心は心臓にあると考えられていたようだが私的にはこの説はどうも腑に落ちない。確かにこういった事を考えなければ心を示すシンボルマークにハ…

脳とカラダの相関性について

「型と意識」アスリートだけでなく身体を使って何かを表現することには「型」という作法があり、その先に「技」という応用がある。何をするにしても「型」を身に付けることが最初の一歩だと言える。私は中学の時にやっていたサッカーではゴールキーパーをし…

脳とカラダの相関性について

「意識と身体との相関性」 人間には器用な人、不器用な人がいる。私は自他共に不器用な人間だと思う。仕事や臨床において頭で理解していていも、自分がイメージした通りに実行に移せないことが多い。特に一度に色々なことをこなすのは苦手で一つの事をやり始…

脳とカラダの相関性について

「感覚」 人間の感覚の世界は非常に奥が深い。 例えば「気持ちの良さ」を例に挙げると同じ気持ちよいにしてもその時の心とカラダの状態で快の質は異なり、「すごく気持ちが良い」「少し気持ちが良い」と感じる人もいれば、「痛いけど気持ち良い」という人も…

脳とカラダの相関性について

「右脳と左脳の役割の違い」最近の三浦先生の講習や私のブログでも度々右脳と左脳というキーワードが出てくる。昨日もアスリートを例にして少し書かせて頂いたが、身体を使うことにおいて誰もがこの左右の脳の役割の違いを認識しておく必要がある。今日は始…

カラダと脳の相関性について

誰もが一度は「運動神経」の話をしたことがあると思う。 小学生の頃を思い出すと運動の出来る、出来ないは運動神経の良し悪しで決められていたように思える。だが、果たして運動能力はこれだけで決められるものだろうか? もちろん、年齢、性別、筋肉の発達…

カラダと脳の相関性について

みなさん、こんにちは。一週間宜しくお願い致します。ここ数ヶ月の間で休みの日に花屋に足を運び、観葉植物を買うことが私の楽しみになっている。最近では一週間に一度は足を運ぶようになり、花屋のおじさんに顔を覚えられるようにまでなった。個人的には花…

もう無いだろう。もう無いだろうと、もう無いだろうなと・・思いつつ反復を繰り返しているとまだまだある。 純粋に仕事の愉しさがわかってくるのは、20年、30年やっていてわかってくる。 仕事の大局観がみえてこないとその愉しさはわからない。大局観がわか…

一昔前、小室直樹という天才がいた。深く知っているわけではないが彼の言葉を拾う中でウーンとうなる箇所がある。 「生涯で自分がいい本だと思ったらその名著を最低10冊まとめて買いなさい、そして最低100回は読みなさい、すると著者が何と言いたいのかがわ…

五日目

本気で生きるとは本音で生かされていくことです。 「本気で生きる」ということは、若い弟子にとっても加齢を加えた私にとっても本気ごと。 何故なら明日のことは分からぬ命ですから。 そうするとわずかな残り時間で何が 出来るのか、を必死で考える。 やり残…

四日目

毎年10月10日に高校時代の同窓会地元博多である。毎回参加する。参加のたびに当時の先生や同窓生から「寛(かんちゃん)東京からよくきてくれたな」と感謝される。 私は自分でできないことをかわってやってくれる仲間の気持ちがうれしいから喜んで参加する。…