東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

二日目

(51p)
小池   明確な解決法ということについていうと、明治の近代化によって強烈な勢いで西洋文明が入ってきたわけです。
     医療の方も西洋医学で席巻されたわけですが、その勢いの分、医学には 「裏」 もありました。それは明確な解決法としては語られない療法です。
     ところが今は裏が裏じゃなくなってきました。
     それが情報化ということかもしれませんが、ともかくこんな世の中になった時に、かつてのように裏は裏、表は表というふうに棲み分けが出来なくなって、
     両方がみえてしまっているわけです。
     だからこそある程度、統合医療という視点から、表裏が入り混じった状況を概観する必要があると思っています。
[参考文献]


 現代においても、表と裏、公と私、は住み分けられている部分はあると思います。   
しかし、これだけネット社会が広がってopenになってしまって、全てが同一平面上に displayされる状態なので、
customerとかconsumerという視点からすれば納得させてもらえるようなinformationとpaformanceを求められるのでしょう。
 
 治療者として患者さんの前に立てば治してくれる人が「先生」なのです。
表でも裏でも、良いものは良いとして実践していこうというDr、の登場を私は歓迎します。
実績を積み重ねて、日本発のモデルを世界に向けて発信して頂きたいと思います。