東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

瀧澤 一寛(たきさわ かずひろ)

セルフケアだけど7

セルフケアとか、意識的にからだを使うとか、鍛錬的なことも含め、割と好きでやっていました。 それこそ、操体と出会う前から。 ただ、「からだ」を主体にするという考え方を実感するようになったのは、操体に出会ってからです。 「からだにききわける」とか…

セルフケアだけど6

何を食べようか迷っているときは大抵、からだがご飯を要求していないときだ、と感じます。 スーパーに行って物色するものの、結局買わずに出てくることも多いのです。 昔から外食しに行くときに、すぐにお店を決められないことがけっこうありました。 当時は…

セルフケアだけど5

最近は空いた時間にセルフで動画を撮っています。 昨年の秋のフォーラムやその準備段階に操体関連の動画をいろいろと共有して頂きました。 そのような動画を観ていて感じるのは、感覚は画面を超えて伝わってくるんだな、ということ。 きもちよさをからだにき…

セルフケアだけど4

操体臨床もセルフケアとして捉えています。相手のからだの変化だけでなく、自分のからだの変化もききわける。 呼吸の深さやお腹の音、意識の具合や快適感覚のききわけなど、 感じ味わいながらからだに委ねていくと、自分のからだにも臨床を行っているような…

セルフケアだけど3

朝は目覚ましをかけません。だいたい4時から5時の間に目を覚まします。身支度、掃除など、いつものルーティンが終わったら、その日の空気を感じに歩きにいきます。今は寒いですが、その寒さも込みで、朝の空気に触れに行く。一度派手にすっ転んでしまいまし…

セルフケアだけど2

最近坊主にしました。約10年振りです。この間いろいろな髪型にしてきましたが、変える度に気分が上がるので、これも僕にとってはセルフケアになっているのかもしれません。 坊主になって洗髪(洗頭?)しやすくなったので、朝は顔を洗うついでに頭も洗います…

セルフケアだけど1

香さん一週間の投稿ありがとうございました。 今日から「私のセルフケア」担当の瀧澤一寛です。よろしくお願い致します。 「セルフケア」って自分一人でできるけれども、「自分一人」でやっているわけじゃないんだよなあ、なんてことを最近感じています。 操…

私のズッコケ操体クロニクル~その7~

ご婦人に左手を内旋するように促し、介助、補助、言葉の誘導を用いて、全身の動きへとつなげていく。きもちよさも、味わってみたい要求も、からだにききわけていただけたようだ。こちらにもきもちよさを味わっている感じが伝わってくる。その間がしばらく続…

私のズッコケ操体クロニクル~その6~

これまで操体、操体法を一から学んだことがなかったので、このレッスンで三浦先生からお借りしていることがスタンダードになっていく。また、初回からずっとレッスンのサポートをしてくださっていた現実行委員長の寛幸氏には、大いに助けて頂いた。当時、職…

私のズッコケ操体クロニクル~その5~

当時の職場は土日が休みだったので、毎週土曜日にレッスンを組んで頂いた。時間に追われることなく開始できたことはありがたかった。レッスン当初は、三浦先生にからだを診て頂くことが多かったのだけれど、ここで大切なことを教えて頂く。レッスン開始から…

私のズッコケ操体クロニクル~その4~

三浦先生には二ヶ月くらいの間に三回診て頂いたけれど、「操体を学ぼう」というきもちは初回でもうできあがっていたようなものだった。初めて診て頂いた時、訳も分からず、「からだとの対話」という世界を体験していた。言葉で何かを説明されたのではなく、…

私のズッコケ操体クロニクル~その3~

鍼灸接骨院では、退職する一年半ほど前から、副院長職を務めることになった。経験が浅いにもかかわらず、よく使って頂いたと思う。その分業務も増え、時期によっては家に帰らず、院に泊まることもあった。単に要領が悪かっただけなのかもしれない。それもあ…

私のズッコケ操体クロニクル~その2~

学校を卒業した後は、都内の鍼灸接骨院に就職した。卒業するまでは、リラクゼーション系のマッサージ店でバイトをしていたのだけれど、柔道整復師の資格を持っていた同級生に誘われたのだ。グループ内で新設院ができるから、オープニングスタッフとして働か…

私のズッコケ操体クロニクル~その1~

香さん一週間の投稿ありがとうございました。今日から、瀧澤一寛のズッコケ操体クロニクルです。よろしくお願い致します。鍼灸マッサージの国家試験を終えて、「ほっ」と一息ついた頃。学校側が用意してくれたのは、外部講師を招いての特別授業だった。出欠…

般若身経を解説~有難くお借りして~

「『般若身経』は身体運動の法則に基づいたからだの使い方、動かし方をまとめたもの」として教わり、学んできましたが、その底はまだまだ見えません。操体そのものにも治療医学の側面、未病(予防)医学の側面があるように、「般若身経」にもいろいろな側面…

般若身経を解説~想念の変化~

実用的な面から「般若身経」をみれば、安定した動作を獲得できる、ケガをしにくくなるなど、動(身体運動)の営みとしてのメリットがあります。ただ、そのような実用的なメリットだけではなく、学習していくうちに想(精神活動)の営みにも変化が見られるよ…

般若身経を解説~作法と癖~

「般若身経」を学習する際は型や作法として身につけていきます。そのような学習を通して感じたことは、今まで随分と偏ったからだの使い方をしてきたんだなということ。それは、作法のおかげで、今まで気づかなかった癖に気づけるようになってくるということ…

般若身経を解説~知らないという衝撃~

「般若身経」は「からだの使い方、動かし方」のテキストのようなものでもあります。人間には基本的な八つの動き(後述の六つの動き以外は、牽引と圧迫という動き)があるということ、そのうち自力でできる動きは前屈、後屈、左右側屈、左右捻転の六つの動き…

般若身経を解説~般若身経のベース~

橋本先生の著書「生体の歪みを正す」の中に「般若身経」についての記載があります。橋本先生は「般若身経(その2) 生き方の自然法則」という項の中で、息(呼吸)、食(飲食)、動(身体運動)、想(精神活動)という四つの営みとその営み方をそれぞれ紹介…

般若身経を解説~操体的自己責任~

未病(予防)医学としての側面も持つ操体には、ベースとなる考え方があります。それは、健康は第三者(医療機関)に委ねるのではなく、自身のからだに対する向き合い方に委ねられているというものです。そこには自身のからだに対する自己責任という捉え方が…

般若身経を解説~操体の二つの側面~

香さん、一週間の投稿ありがとうございました。今週は瀧澤が引き継ぎます。テーマは引き続き「般若身経を解説」です。よろしくお願い致します。ひとり一人の健康度合いによって、操体での関わり方には大きく二つの側面があります。一つは治療医学としての側…

ここから これから⑦

今回のブログも今日で最終日を迎える。前回のブログを振り返りつつだったので、続きを書いているような気分だった。当初、不安を感じたり、悩んだ時期もあったけれど、結果的には色々と変わるきっかけになったと思っている。色んな自分がいてもいいし、色ん…

ここから これから⑥

月が出ている夜に外に出てみると、ほとんど街灯のない家の前も、月の光で思いのほか明るい。お陰で山に続く坂道も仄白く浮かび上がり、目が慣れてくるとさらに奥にある木々の輪郭も見えてくる。足下から立ち上がってくる青々とした草の匂い、近くをチョロチ…

ここから これから⑤

今回の豪雨災害のニュースを見る度に、被害に遭われた方々の悲しみや辛さ、無念さを思うといたたまれないきもちになる。ここ何年か毎年各地で水害が起こり、被害状況も厳しくなってきているように感じる。僕の住んでいる久慈市も、ここ数年で2度、台風による…

ここから これから④

前回のブログの中で、職場まで歩くようになった話を書いた。さしたる目的があったわけではないけれど、外に出たくなるような陽気に後押しされて、職場までの道のりをいろいろ感じながら愉しんでいた。あれからしばらく続いていたけれど、朝の生活リズムが変…

ここから これから③

朝一番に各部屋のカーテンと窓を開けてまわる。そこに停滞していた空気が流れ出す瞬間を肌で感じる。風通しがいいっていうのはきもちがいい。不安を感じていた3月、4月は、からだの中は何かが詰まったように、固まったように、重くなったように感じることが…

ここから これから②

そのとき強烈に感じたことでも、日が経つにつれて、頭の中の記憶は否が応でもどんどん薄れていってしまう。1週間前の記憶だってもうすでに怪しい。あのときどんなことを感じていたんだっけ?こんなときだからこそ、そんな生の感触をとっておきたくて、最近は…

ここから これから①

香さん一週間の投稿ありがとうございます。今週は瀧澤が引き継ぎます。テーマは引き続き「この時代の暮らし方・私の免疫力アップ法」です。よろしくお願いします。前回ブログを書いたのは、4月も半ばが過ぎた頃で、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が、…

ききわける・なっている⑦

ここ何ヶ月かの間で、「からだ」との付き合い方がまた変わってきている。それは自分ごとだけじゃなくて、周りの人達も含めた生活空間のできごととして感じている。きもちの部分も「からだ」に委ねることで変わることを感じてきた。初日に、今の状況下で「僕…

やってみる・ききわける⑥

今、近所の公園や広場はガラガラだ。こんなときは、誰かとのつながりよりも、自分のからだとか、遊び場という空間とつながってみるのもいい。誰もいないときを見計らって、子供と一緒に出掛けてみる。草っぱらの斜面をかけたり、濡れて滑りやすくなった苔の…