瀧澤 一寛(たきさわ かずひろ)
今日で最終日となります。 臨床や生活で実践しながら「からだ」と共に感じとっていることを、一日一日とブログに書いてきました。 「自然法則」はあたまで理解していくものではなく、実際に試してみて、「そうなるようになっている」という実感の積み重ねに…
からだがききわけている環境において、空間と想念は深くつながり、感謝はそこから生まれてくる。 生かされている実感を積み重ねることで、このような意識になっていくのも、健康維持増進における想念の変化だと思います。 生かされている実感は、何も特別な…
息、食、動、想の営みが、自分の要求を満たす営みとしてだけではなく、からだの要求を満たす営みでもあるように、からだに感覚をききわける。 「食」の営み一つとっても、ほんとうにからだは食べることを要求しているのか、食べることがからだの悦ぶ「快」に…
意識によって身につけていく学習は「おもての学習」。 ちょっとした意識づけによって、無意識的なことに気づいていく学習は「うらの学習」。 「うらの学習」では、無意識的にからだのしてくれていることや空間との関わりなども法則性として感じとっていける…
久慈にいるときは電車に乗る機会はほとんどありませんが、東京に来たときは電車に乗ります。 いつだったか、始発の電車に乗ったとき、車内の座席はまだガラガラでしたが、一車両中ほとんどの方が七人掛けの席の端っこに座っていました。 隣の人と接すること…
昨日の続きになりますが、空間の変化というと、なんだか特別なことように聞こえてしまうかもしれませんね。 ただ、昨日書いたように、頭の向きによって「感じがいい」とからだにききわけられたり、それによって呼吸の変化に気づいたりすることも、空間の変化…
岡村さん 一週間のメッセージありがとうございました。 バトンは茅ヶ崎から久慈へ。 今週担当の瀧澤です。 よろしくお願い致します。 今回はテーマが無題ですので、学びの中でからだと共に感じとっていることを書いていきたいと思います。 ここ数ヶ月、から…
(からだからのメッセージ) 空間があって、からだがあって、 自分がある。 調和して、健康維持増進にかなっていく。 上手くいっている、と感じているときも、 そうでない、と感じているときも、 ずっと、そこにあるもの。 呼吸も、 うごきも、 感覚も、 意…
(からだの学習) 感覚という、 からだからのメッセージを受け取っていく。 からだからのメッセージがあっての健康学。 変わっていくのは、 からだ、ではなく、 からだの変化に気づけるようになった、 自分の意識。 自分の意識、のみで、 からだをコントロー…
(うつわ) からだは正直だから、 ほんとうのことを教えてくれる。 健康維持増進に必要なこと。 『自然の器を用いてこれを満たす』 『自らを愛という』 うつわ、として、 メッセージを受け取れるように、 立つ。 快。 (迎え入れる) 自分よがりでもない。 …
(からだにとって、自分にとって) からだ、にとって自然なことが、 自分、にとっても自然なことだと、 からだ、にとって不自然なことが、 自分、にとっても不自然なことだと、 感じられるようになるまで、見届けてくれる。 からだは急かさない。 からだの声…
(主体が変わる) からだ、にとっての自然と、 からだ、にとっての不自然。 その違いに気づくこと。 メッセージの背景に意識が向くと、 主体が変わる。 快。 (ベクトルが変わる) 自分があって、 からだがあって、空間があるのではなく、 空間があって、か…
(体調はメッセージ) ふかい感謝は眠りとなり、 今日の体調へと姿を変える。 体調というメッセージをそのままいただく。 どんなメッセージであったとしても、 思考意識で色をつけない。 快。 (メッセージを背景の空にして) からだからのメッセージ、を受…
おはようございます。 岡村さん、 一週間のメッセージありがとうございました。 今週引き継ぐ瀧澤です。 よろしくお願い致します。 「からだからのメッセージ」 (重なる感覚) 息と共にいただく性と生はふかい感謝です。 お蔭さまで、くうかんと、からだと…
初日にこんなことを書きました。 「まるごと操体」と向き合うことは、「いのち」や「宇宙」、「真理」といったものと向き合うことに等しい。 健康たらしめているものは、わたしたちの意識行動だけではなく、それを支えてくれているからだや、わたしたちを生…
それぞれの営みの中で、はじめに位置する息。 この空間から空気をいただくいということにおいては、選択の余地がないほど、環境そのものをいただいているといってもいい。 操体は呼吸の生かし方もそれぞれの分析法において変化している。 楽に問いかけた運動…
日々の営みの中で他人に代わってもらうことのできない自己最小限責任生活として、操体では息、食、動、想の営み、環境との関わりを重視してきました。 それぞれの営みは同時相関相補性でつながっていて、この営みをどう営んでいくかということが、日々の生活…
楽に問いかけた運動分析と、快に問いかけた感覚分析の違いには、意識の生かし方も含まれる。 からだに感覚をききわけるためには、からだに意識を向けていく。 思考意識から意識感覚へ。 そこで重要なことは、「ゆっくり」動きを表現すること。 からだがきき…
生体のバランス制御が楽から快に変わり、運動分析から感覚分析へと操体法は進化してきました。 一つ一つの動きをとおして「快適感覚」をからだにききわける動診・操法。 「からだの動き」を表現し、からだに意識を向け、「快適感覚」の有無を確かめる。 から…
感覚という「からだからのメッセージ」を受け取る「うつわ」をつくっていくこと。 その「うつわ」に入ってくるメッセージの中から、「からだが悦ぶ」ことを感じとっていくこと。 メッセージが意識に響いたとき、自分ごとになっていく。 対になる動きを比較対…
岡村さん、意識へ響くメッセージ集、ありがとうございました。 学びの内側から「まるごと」操体にふれさせていただいている。 そんなふうに感じられた一週間でした。 今週は瀧澤が引き継ぎますので、どうぞよろしくお願い致します。 今回のテーマは「まるご…
直接何かに触れる以上に、「からだ」をとおして感じたり、「からだ」をとおして気づいたときに、「ふれる」という実感が湧いてくる。 操体の、「からだ」をとおした学習は、今まで何の疑問も持たずにやってきたことを、これまでとは違う角度から「ふれる」機…
今まで経験してきた運動指導の中では教わってこなかった(感じたことがなかった)「からだのうごき」を、操体の学びの中で体感し続けている。 膝に焦点を当ててみると、「立つ」ということも、立った状態での「動き」においても、これまで体験してきた運動指…
新たな理論において、「立ち方」の基準もまた進化している。 基準が変われば、「立つ」ということもまた、「ふれる」ことの一つだと感じられてくる。 わたしたちを生かしてくれている環境があり、その環境の中で調和に向かう「からだ」がある。 その環境の中…
触診をとおして、「からだ」と本人の関係性が変わってきている、と感じられることがある。 「からだ」にふれ、そこから伝わってくることが、ご本人やご家族が語ってくれる意識の変化と重なっている、と感じられることがある。 周りから指摘されて、はじめて…
操体の臨床で感じていること。 皮膚に触れながら、様々な「からだ」の変化を感じとっていく。 それは、触れている「からだ」の変化を感じとっているだけではなく、自身の「からだ」の変化も感じとっているということ。 診させていただいている「からだ」に触…
「からだ」に「ふれる」ことは、こちらからのはたらきかけだけではなく、ふれている「からだ」のほうからのはたらきかけもある。「ふれる」ことは、常に情報を発信している「からだ」が在ることに気づく、ということでもある。先に「からだからのメッセージ…
岡村さん、一週間の投稿ありがとうございます。 バトンを受け取った今週担当の瀧澤です。 引き続き、テーマは「ふれる」で一週間よろしくお願い致します。 「ふれる」というテーマをいただいたとき、まずふっと浮かんできたこと。毎日色んな「もの」や「こと…
今日が最終日となります。 今回の「何を学んでいるのか」というテーマをいただいて今感じていること。 「何を学んでいるのか」と自分に問い続け、それに応え続けるということが、いかに大切かということです。 それによって、自分が今取り組む課題やテーマも…
自分自身が開かれた状態になっているとき、特に意識していなくても、ふっと「からだ」から感じられることがあります。 「からだ」の学習として、呼吸やからだの動きをとおしているわけではないのに、おのずとそういう呼吸になっていたり、からだの動きとして…