東京操体フォーラム 実行委員ブログ

操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

瀧澤 一寛(たきさわ かずひろ)

臨生

かさなっている安定感。 つながっている安心感。 ブレることのない絶対的な感覚。 個人の想念が説く「救い」ではなく、 生命感覚でききわけるからだは「救い」に気づかせてくれる。 体現し、共に感じとっていく生の在り方。 操体法の新重心理論(導入編): …

臨生

共に生かされていることは、 共に生かしあっていることだと気づく。 くうかんにみちる愛を自覚する。 からだのおかげで、確かな実感としていただける。 生命由来の想念になっていく。 操体法の新重心理論(導入編): 非対称から診た操体法の再生と天望 作者:…

臨生

くうかんにていねいにふれていると くうかんにふれられていることに気づく。 「わたしが息(吸気)を吸い込んでいる」から、 「からだは息(吸気)を吸い込んでいる」へ。 そして、 「息(吸気)はからだに入ってくる」へ。 素になると主語は変わり、「息」…

臨生

くうかんにていねいにふれていく ふれよう、と意識をはたらかせるよりも くうかんとからだに貫通する縦軸を感じとること。 息(吸気)とからだのながれとうごきは皮膚でかさなる。 対象は消え、快そのものになる。 操体法の新重心理論(導入編): 非対称から…

臨生

じぶんの意識は重いが、からだの無意識はかるい。 からだは重力感覚をききわける。 目に見えないつながりはくうかんの悦。 じぶんが診るのではなく、からだは原始感覚の快にゆだねる。 操体法の新重心理論(導入編): 非対称から診た操体法の再生と天望 作者…

臨生

くうかんにからだとからだ ひびきあう息(吸気) くうかんとからだにかさなる縦軸は生命感覚の快をききわける。 からだからのメッセージにゆだねるアプローチ。 最小エネルギーで最大限の効果を発揮するそのままのからだ。 操体法の新重心理論(導入編): 非…

臨生

息(吸気)は皮膚感覚 からだのながれとうごきを感じとる。 くうかんはひびきあう生命感覚の快。 岡村さん、縦軸で感じとる一週間のブログはふかい感謝です。 今週担当の瀧澤です。 一週間よろしくお願い致します。 操体法の新重心理論(導入編): 非対称か…

空間は悦びを共にする⑦

「臨床」の文脈に関わらず、「生」そのものと向き合う。 そんなふうに学び続けたい。 じぶんは悦ぶとき、くうかんは、「からだ」は悦んでいる。 そんなふうに感じ続けたい。 共に生かされていることは、共に生かし合っていること。 誰ともなく、誰かと共有し…

空間は悦びを共にする⑥

長いこと診続けさせていただいている方も、 久しく来られてない方もいます。 途中から、こちらがあちらを診ているという感覚はなくなってきました。 お互い同じ空間、「からだ」は共有する。 「息」は共有する。 「ながれ」は共有する。 「うごき」は共有す…

空間は悦びを共にする⑤

お腹の音はとても不思議。 診させていただいている方、 付き添っている方、 そして、じぶん。 「臨床」の空間に響き合う「からだ」のおと。 意図して鳴らす音ではないけど、 「からだ」で共鳴していることを教えてくれる。 寒くなってきたから、ストーブを出…

空間は悦びを共にする④

出張で伺い、「からだ」を診させていただく方がいます。 入口でかるく挨拶をしたら、 ベッドに休んでいるその方の左側に、すーっと移行する。 お話を伺っていると、 その方の声とは別なところから音が聞こえてくる。 お話をしながら、お腹がずっと鳴っている…

空間は悦びを共にする③

丁寧に、ふれる「うごき」を感じとりながら、 リズムよく、かるい「うごき」になることを体感する。 流れ作業一つとっても、悦びとなる。 だいこんの重さはどこに消えていってしまったのだろう。 かるさの不思議と、くうかんと悦びを共にした充実感のうちに…

空間は悦びを共にする②

空間とひびきあう機会は、いつも身近なできごと。 先日、収穫した大根を洗浄機に流す作業をしていたときのこと。 初めてペアを組んだその人は、 流れ作業の行きつくところを見据えながら、 そっと大根をコンベアに乗せていく。 こちらも、そのリズムを汲み取…

空間は悦びを共にする①

岡村さん、一週間のメッセージありがとうございまいた。 「からだ」はそうなるようにできている。 それを感じられることは、とてもうれしいことです。 そのうれしさは、どこからきているのでしょう。 一人で生きているわけでもなく、ともに生かされている実…

生かされていることを想う⑥

共に生かされているということは、「つながり」そのものなのですね。 じぶんが宇宙を意識すれば、宇宙もまたじぶんを意識する。 お互いに響き合うつながりだから、「からだ」も悦ぶし、感謝してくれる。 今つながったな、と感じられる瞬間はやっぱりあって、…

生かされていることを想う⑤

流れと動きの力学を感じとることは、自然法則を感じとること。 じぶんの意識関与を最小限に、かつ、丁寧に。 一つ一つ、質を高めながら、「からだ」の無意識に気づいていく。 流れと動きがそうであるように、呼吸もまた、軸を立て、重心をおさめてくれる。 …

生かされていることを想う④

目線で、草の種類を確認する。 ふれる皮膚の感覚意識で、ゆっくり手をのばす。 ふれたら、やさしく茎の根本を包んでいく。 吸気を鼻腔から吸い込み、流れと動きを感じながら、螺旋の回転で草を引き抜く。 引き抜く際は、軸が立ち、重心がおさまるのを感じな…

生かされていることを想う③

「からだ」が在るということは、やっぱり有難い。 「からだ」が調和する空間に生かされていることは、やっぱり有難い。 「からだ」の重心や軸を、流れや動きの力学として学び続けること。 それによって育まれる感性があります。 丁寧に、より深めながら、日…

生かされていることを想う②

人それぞれであっても、「からだ」が在るということは、やっぱり有難い。 その「からだ」が調和する空間に生かされているということは、やっぱり有難い。 生きる時代や境遇が違っていても、響き合うことがあります。 新編 志樹逸馬詩集 作者:志樹 逸馬 亜紀…

生かされていることを想う①

岡村さん、空間でつながる一週間の随想ありがとうございました。 今週担当の瀧澤です。 よろしくお願い致します。 今年はお盆の期間中、連日お墓参りに行ってきました。 墓前で手を合わせ、ゆっくりと鼻腔から吸気を吸い込み、息合わせ(いきあわせ)。 それ…

からだへ⑦

からだへ ありのままをそのまま素直に感じてみる。 そうやってあなたの声の感触をふかめていきたい。 そして、あなたの背景にあるはたらきの法則性に気づいていきたい。 学びの質が変わると、そんなふうにおもえるようになってくるのですね。 この学びのおか…

からだへ⑥

からだへ 以前はあなたを上手に操ろうとしていましたね。 意図したとおりにあなたを操って、「ちゃんとできている」という実感が欲しかったんだとおもいます。 けれども、そのときの「ちゃんと」という基準は何だったんでしょうね。 あなたが感じとっている…

からだへ⑤

からだへ 外にいると、ジリジリとした皮膚感覚で日差しの強さを感じます。 半袖で一日外作業をしていたら、手首から肘の上辺りまで真っ赤に焼けてしまいましたね。 日焼け止めのクリームを塗っていれば良かったと反省しています。 けれども、面白く感じた現…

からだへ④

からだへ 周囲に広がる空間を感じながら作業ができると、うごきが軽く、息もしやすい。 皮膚感覚を介して、あなたの外側に広がる空間と、あなたの内側に広がる腔󠄂間が調和しているような、そんな感触さえあります。 そのような一日の終わり、涼しくなった風…

からだへ③

からだへ 暑い日が続いていますが、時折吹く風に癒されています。 作業をしていても、そのことにふっと意識が向く瞬間は有難いものですね。 そんなときは、刻む時間から解放され、時間とは違った「ながれ」を感じとっているのだとおもうのです。 「ながれ」…

からだへ②

からだへ あなたのリズムより、速くもならず、遅くもならず、同じリズムでいられるときは、作業をしていてもあまりストレスは感じないものですね。 むしろ、心の余裕が生まれるようにも感じます。 先日のように、はやる意識が先行し、あなたを置いてけぼりに…

からだへ①

岡村さん 「間に合っている」ことの考察と、その真摯なメッセージ。 一週間ありがとうございました。 引き続き、テーマはフリーで瀧澤が担当します。 からだへ いつも真摯に向き合い、あなたの声を素直に聴いていたいとおもっていますが、時折、あなたから離…

とどく⑦

じぶんの意識がはやるとき、 からだのリズムとかさならない。 からだをおいてけぼりにしていると、 生かしてくれているはたらきには気づけない。 大切なことは、覚えることより、気づくこと。 己の土壌に育ちはじめた確かな手応え。 これがいいとおもうには…

とどく⑥

そんなことを言うために、生まれてきたのかと、 かなしむ言葉がいる。 わたしの口には、二枚の舌がある。 ときに、器用に言葉を操ろうとする。 けれども、このからだには、皮膚には、 ほんとうをとどけようとすることばがある。 そのことばの感触に、素直に…

とどく⑤

隔てていたものがなくなって、 すっと、迎え入れられているときの感触を、 気づいてさえいないであろう、呼吸やうごき、圧の感触を、 大切にしていく。 それが、ひとつの記憶となって、 あるとき、表現されていることに気づいたとき、 記憶もまた、からだに…