2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧
「操体に興味があるので、教えて貰えますか?」時々、この様なことを言って来る人がいます。私は間髪入れず満面の笑みで「え?本気ですか?」と言うと、大概「はい、真剣に学ぼうと思っています!」と答えが返ってきます。 まぁ此処までは誰しも答えますが、…
もう、今クールのブログでは数多くの実行委員のメンバーが書いているので今更な感じもしますが、私達、東京操体フォーラムでは臨床に対しては、操体黎明期の楽な動きへの問いかけでは無く、気持ちよさ・心地よさ、快適感覚を指針とした感覚のききわけを中心…
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」有名な孫子の一説ですが、未だにビジネス雑誌でも取り上げられる位、人間の本質を突いた言葉の様な気がします。 別に敵ではないのですが、快を知るには“楽”を知らねば本質が見えてこないので、私は敢えて“楽”に潜む真理…
「楽と快の違いについて」このテーマは操体を追求しているものにとってはまさに最初にぶつかるファーストコンタクト案件です。今回のブログのテーマとして様々なアプローチから各実行委員が思いの丈をぶつけたので、簿学な私としてはこれ以上のことは書けな…
来春のフォーラムは「研究会」という形で実技指導をすることになった。それも指導内容は第1分析である。なぜそのような過程になったのか、少し書いておこうと思う。私が最初に習った操体は、第1分析そのものであった。その次に習ったのは、根本良一氏(連動…
直感力というのは、「原始感覚」(快か不快かききわける能力)と密接に関わっている。最近、女性のクライアントや、周囲の話を聞くと「直感力」のバランスがとれていないのではないかと思う事が多い。 これは女性のみばかりの問題ではなく、男性も「考えすぎ…
「快は、探すものではなく出会うものである」ある時こんな言葉がアタマに浮かんできた。または「快は探すものではなく、そこにあるものである」かもしれない。後者は何だか「青い鳥」みたいだが、どこだろう、どこにあるんだろうと色々探してみても見つかる…
勤労感謝の日。日に日に冬に近づいているが、それもまたいい感じ。 11月第3木曜は、ぶどうの収穫を祝う日。今年は例年よりも一ヶ月ぶどうの収穫が早く、その分仕込みに時間をかけたとか。何年も前、もう時効になっているからいいと思うが、私はある受講生の…
「胡散臭い」というのは、面白い胡散臭さとつまらない胡散臭さがある。偽善入門―浮世をサバイバルする善悪マニュアル作者: 小池龍之介出版社/メーカー: サンガ発売日: 2008/09/01メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 38回この商品を含むブログ (24件) を見…
東京操体フォーラムの実行委員は、「楽(な動き)」と「快(適感覚)」の違いを知っている。何故知っているかというと、味わったことがあるからだ。知らないことは色々妄想するとか、今までの体験から憶測するしかないのだが、一度体験すれば「それ」が一体…
前回はいつもと文体を変えて「ですます調」にトライしたが、今回はいつものスタイルで。一週間よろしくお願い致します。「楽と快の違いについて」この違いをクリアにし、啓蒙するのが私の生涯テーマだと決めている。殆どの人は「楽と快は違う」というと、ど…
今回のテーマは「楽と快の違い」ってことなんですがまぁ「操体法を臨床に役立てたい!」って方は第一分析(楽)と第二分析(快)あるいは動診と操法ということをある程度学ばないといけない部分はあるかもしれません。 でもねぇ、本来はそんなに難しく考える…
「気持ちのよさをききわければいいんだ気持ちのよさで治るんだからな」。橋本先生のお言葉です。 今までの楽にといかける操法(第一分析)から快にといかける操法(第二分析)へのシフトチェンジですネ。それにより操体法独自の診断法である「動診」も「楽」…
突然ですがワタシは釣りが好きなんです。最近はなかなか時間がとれないのですが以前はあっちこっちに結構行ったもんです。 本屋さんなんかで地図を立ち読みしながら「ここの池は水路であそことつながってるな」とか「この沼の隣にはサカナがいるから、こっち…
操体法には「動診」っていう独自の診断法があります。 からだは動いてるんですからねぇ。動くものを動かして、その状態を把握していく。ふむふむ、考えてみれば当たり前のことかもしれません。 でも、これはワタシの実感も入ってるんですけど実際に「動診」…
楽と快の違いっていえば、それはそのまま第一分析、第二分析の違いっていうふうにもとれると思います。 第一分析ってのは動きを比較対照させて楽なほうへ動かす従来の操体法のやり方。 第二分析ってのは動きを比較せず一つ一つの動きに気持ちのよさがあるの…
昨日のブログで「やってみたらいいんじゃないですか?」って書きましたが「やってみたけどわからん」って方もきっといらっしゃいますよね。 ワタシのまわりにも「(快にといかける操法が)よくわからん」って方がいらっしゃいます。だから簡単な「楽なほうへ…
パンパカパーン♪エンターティナーの登場で〜す。いやぁ友松さん、エンターティナーなんて照れるじゃないですかぁ。やっぱりみんなそう思ってるんですねぇ。(ホントはワタシが「書いて」ってお願いしたんですけど) ということで今週はニセエンターティナー…
おはようございます。 昨日とはうってかわって随分暖かいですね。 今日で今回のブログ担当は最終日となりました。当初、11月の初め頃に担当になると、順番を確認していた頃は、ちょうど紅葉の写真を載せるのにいい時期だと思い、バイクのキャブレターの掃…
おはようございます。 朝から雨ですね。 今日はなんだか1がやたらと多い日です。2011年11月11日。漢字で書くと十一月十一日。十一をプラスとマイナスに見立てて電池の日になっているそうです。電流は(+)から(−)に流れると定義されてきたが、電…
おはようございます。 昨日は、からだの感覚をききわけ、からだから学ぶということを、具体的にどうしたら良いかというところまでで終わりました。 操体には、橋本敬三先生が世界一短いお経である「般若心経」になぞらえて、「般若身経」と命名した、からだ…
おはようございます。 今朝はぐっと冷え込みました。昼間は半袖でも平気な程、暖かいものですから、油断していて風邪などひかぬよう注意したいものです。それと、からだが冷えている状態で勢い良くガバッと起きる習慣のある人も、この時期は特に気をつけたほ…
おはようございます。 昨日は原子核が意志と意識を持ち、快によって調和が成されるというバランス現象の上にすべてのものが成り立っているということを自分なりに書かせていただきました。 今日はその続きです。快は元々であり、より良くなろうとする意識に…
おはようございます。 秋の操体フォーラムも昨日無事に終了しました。 ご来場の皆様方、ありがとうございました。さて今日も、「楽」は人間の心(自我)をとおしたもので、「快」は、元からあるものとして考えていきたいと思います。では「快」の根元とはど…
おはようございます。 今日は東京操体フォーラムの日ですね。 東京、千駄ヶ谷にて9時半から開催されます。 これから、そちらに向かいますが、ブログもしっかりやっておかなくてはなりません。 まだ夜も明けていませんが、苦手なパソコンの前ですったもんだ…
明日は2011年秋季東京操体フォーラムです。 テーマは「笑いのチカラ、快のチカラ」〜操体と笑いの色っぽい関係〜笑いは最高の治癒力〜。笑いが免疫力を高めることはよく知られていると思います。 不随意的な笑いと随意的な笑い。 前者は楽しかったり、嬉しか…
快適感覚をききわける時は、頭で考えずに、からだにききわけます。 どうすればからだが喜ぶのか、一番よく知っているのは、本人ではなく、からだそのものです。 感覚をききわける事に慣れてないうちは、どうしても考えてしまいがちですが、頭で考えている事…
うちのマンションを入って正面にちょっとしたテラスがあって、一息つけるようになっています。 そこでよく顔を合わせる方とお話をする機会があった。 その方は年配の方で、母の介護の為に毎日通っているとの事でした。 今度足趾の操法を受けていただく事にな…
先日、某掲示板で、クラシックを初心者にすすめるスレを読んでいました。 普段、iPodなどでよく音楽を聴いていますが、新しい曲目を増やしたいときにネットで探したりしています。もともとジャンルにはこだわりなく聴く方なので、クラシックも結構好きな曲が…
先月からHuluという月額制の動画サイトに登録しまして、いろいろ映画を観ています。 リストの中に、燃えよドラゴンがあったので、久しぶりに観てみました。その中の「Don't think , feel!」は、操体にも通じます。 頭で考えすぎてしまうと、からだが求めてい…