三浦先生、一週間ありがとうございました。
今週からは三浦寛幸がバトンを引き継いで担当致しますのでお付き合い下さい。
今回のテーマは「まるごと操体」となりますが、今回の秋のフォーラムのテーマにもなっていますので少しでも繋がることを書いていきたいと思います。
毎年この時期になりますと、この一年間何を掴んできたことをまとめる作業をしています。
それはフォーラム前の情報整理もあるが、それ以上にじぶんが一年間からだから何を学び、そしてからだにどのように応用貢献してきたのかをまとめていく作業でもあります。
フォーラム前のそういった作業をしていく中でいつも思うことが一つあります。
それは操体法の臨床では施術者として何を目的にし患者とからだと向き合わなければならないのかということです。
それを知るには、まず操体は「健康維持増進学」であるということが前提としてあるということが重要になります。
それを踏まえ
操体の目的→正当なからだの使い方
があり、その中で
操体法の目的→重心の適正
と定めていますがこの意味を紐解いていくことが操体を世界を理解していくには必要なことだと思っています。
つまり何が言いたいかというと、操体は臨床学だけではないということです。
いかに臨床の中で得たことを自身の生活、そして生き方に落とし込んでいくのかまでを見据えて臨床に望まなければならないということです。
2023年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum