三浦先生、一週間ありがとうございました。
今週から三浦寛幸が担当致しますのでお付き合い下さい。
今回のテーマは「しゅぎょう」になります。
このテーマが決まってから自身がこれまでやってきたことは「修業」なのか、もしくは「修行」なのかと考えていました。
他の実行委員のブログと重複するかもしれませんが
修業→学術・技芸を身に付けること
修行→仏教において悟りの境地にいたるために精神的・肉体的な苦行を積み重ねること
このように記されていますが、この13年の月日で操体で学んできたことはどちらの意味もあてはまりますがあまりしっくりしないので今回は「しゅぎょう」と平仮名で書いていきます。
私の「しゅぎょう」
振り返ると最初の頃はただひたすら師から教わったことを真似、そして繰り返す。
それがある程度「型」になってきたら臨床と日々の生活に落とし込む。
そんな日々の中でやってきたことは師のやっていること「トレース(再現性)」していくことが目的であったように思います。
師の教えを忠実に守り、やっていることを真似だけしていれば操体の本質を掴めるものだと思っていました。
しかし真似事は真似事でしかないのだと近頃は思うのです。
「師から教わったことをゴールにするのではなく、学んだ先に何があるのか?」と常々考えています。
自分で考え実践していき、その中で掴んだことを修めていくという先にあるものを見据えて掴んでいくことが大切なことのように思います。
そして何より重要なのは「しゅぎょう」は自分だけでしているではないということ。
常に「からだ」と「動き」と「感覚」と共に歩み続けているということを肝に銘じていかなければなりません。
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