自身の思い込みや癖はやっていることの本質を掴むことにおいて何かと障害になることが多いように思います。
特に操体のように「からだ」を主体とした世界のことを学ぶには、いかにからだからの情報を素直に受け入れられるかが一つのポイントになります。
確かに自身の成功例や成功体験という過去のデータは社会や現在医学には必要なことかもしれません。
しかし操体のように症状疾患に捉われずに、からだが要求しているものに応える世界においては方程式のように当て嵌めていっては思っているような結果が出ないことがほとんどです。
そういったことからも日々のセルフケアや臨床において何をやるのかということはシュミレーションはせずに即興でやるようにしています。
その時、その瞬間に「からだは何を求め、要求しているのか」を察知し、その要求に出来る限り応えられるように臨床をデッサンしていくような感じでからだと向き合っています。
私自身の「しゅぎょう」とは「からだからのメッセージの受け取り方とからだへのアプロ―チ」を繰り返すことでもあります。
2022年春季東京操体フォーラムのご案内です。
2022年春季プログラム | 2022年春季フォーラム | Tokyo Sotai Forum
コロナ禍で新規開催を延期しておりましたが、新講座を開講いたします。
2022年度 操体法講習会開催 | 操体の講習 | 操体 三浦寛 人体構造運動力学研究所