最近「重ねる」「重なる」という言葉が操体を学ぶことにおいて非常に重要なように感じています。
何を重ねているのか?
じぶんとからだ
じぶんの要求(楽)とからだの要求(快)
じぶんの動きとからだの動き
これら2つが完全に分極してしまった状態ではまずは「じぶん」の方に優位性が生じます。
そして「じぶん勝手」という意識が芽生え、からだのことも他人事になってしまう。
逆にこの2つが重なり、からだの優位性が持てれば「じぶんごと」「からだごと」として自己責任をからだの要求に寄り添いながら全うしていける。
その2つを重ねていくシンプルな問いかけが重心の適正であるのだと近頃感じています。