(私の操体歴 つづき)
それまで、「何かを真剣に学ぶ」ということに、
とても興味があったが、正直言ってどれもこれも中途半端になっていた。
自分のアンテナにひっかかった色々なことに興味を持てる好奇心はある。
古民具、音楽、農業、芸術、古典芸能、学問、人間。
様々なことに首を突っ込んではみたものの、
拡がる好奇心はそのままどこかへ拡散してしまっていた。
ひとつひとつのことが結び付く軸がなかった。
操体法東京研究会の定例講習で座学に参加する中で、
「あ、いま自分は軸を作っている最中なんだ」
と感じ取る事が出来た。
当時はしばらくの間「実技」講習にほとんど入ることはなかったが、
そのことに全く焦りはなかった。
寧ろ、これから実技を行うための準備をいましているということが
なんとなく感じられたからだ。
分からないけれど、わかる。
時間をかける必要のあるところに、十分に時間をかける。
ゆったりと着実に何かが吸収される中で
いつしか、自分の中で「体」や「身体」だと思っていた存在が、
「からだ」という生命観を伴う存在として脈打ち始めていた。
今年も操体マンダラ、海の日に開催致します。
※「操体マンダラ」とは?
三浦寛が一日、操体の最新情報について語る、操体三昧の一日です。 弟子一同にとっては「師匠孝行する日」。
東京操体フォーラムや、通常の講習では語りきれないことを、
存分に出していただこうという算段です。 今年からはリクエストにお応えして、10時〜21時の開催になります。
昼食会 サイン色紙&ツーショット撮影会
足趾の操法®アドバイザー認定、操体プラクティショナー認定式、
今年より「足趾の操法指導者」認定を行います。
開催日時:2019年7月15日(月)海の日 10時〜21時 ルーテル市ヶ谷センター
★予約制で、当日の参加受付はありません。ご注意下さい