「からだ」は、わたしの知りたいことを、しっている。
そういう実感のなかにいて、では、どんなことから
その情報にアクセスできるのか。
これが最近の操体を通して学んでいる大きなテーマとなっています。
未だ手探り状態ですが、からだと向かい合う時間には
何かを「予測すること」や「想像すること」のプロセスを
事前に持ち込まないように、気に掛けるようにしています。
まず左脳のエンジンを噴かせるような学習の仕方はひと休み。
前もって「頭」が働いてしまうのを、
できれば、できるだけひかえてみるところを大切にして。
これから触れていく情報は、未だ言葉になっていないこと、
まだ「認識」の外にあること。
感じることで、初めてあらわれる。
何かを感じている、のかもしれない。
なんとなく、でもいい。
無理に、いそいで、ことばにしてしまう必要はない。
日常生活の流れていく流れのなかに、
そんな「間」の時を少しずつ、育てるようにして
操体を味わいなおしています。