おはようございます。
瀧澤さん一週間の投稿ありがとうございました。
本日から、寺本がブログを担当致します。
テーマは引き続き「ひだり」です。
よろしくお願い致します。
操体という学問と出会い、学び続けて10年程になりますが、
この年月の間に操体は学問としての大転換期に突入し、今まさに再編集・再編成の最中にあります。気が付いたら、学びの大海原のなかを進んでいた、ラッキーなタイミングに出くわしたと思っています(笑)。
今回テーマになっている「ひだり」。
これも私が学び始めた頃には、(少なくとも私には)このような捉え方に移行するとは想像もできていませんでした。
橋本先生が創始した操体・操体法(『からだの設計にミスはない』や『生体の歪みを正す』などの書籍が有名ですね)。
そしてそこから引き継がれて、さらなる発展を遂げていた操体(三浦先生の『操体法治療室』や『快からのメッセージ』、『皮膚からのメッセージ』などに代表されるように操体は進化してきました)。
操体独自の「からだ」の捉え方に触れ、また実際に体感するだけでも相当感動し、またそのことだけでも充分に面白かったので、まさか更なる変化(深化)が起ころうとは夢にも思わず。
ある意味、操体はいま「ひだり」について学問しているとも言えると思います。
からだはしっている「こと」。
いままでことばを与えられていなかった「こと」を見つめ、言葉にしていく作業。
そんな過程に臨み、今までとは学び方も変わってきていることを感じ、
私も今までに学んだことを、ひとつ、またひとつと手放しながら「ひだり」について学んでいます。