おはようございます。
瀧澤さん、一週間のブログ担当ありがとうございました。
からだが悦ぶことってどんなことなのか、
瀧澤さんの語りから、考えるヒント、たくさんいただきました。
本日からバトンを受け取って一週間、寺本が担当致します。
テーマは引き続いて「あなたに操体・操体法をお薦めする理由」になります。
どうぞ、宜しくお願い致します。
操体の門を叩いて、もうすぐ10年。
この不思議な学問を学び続けてきて、特に最近になって感じ入ることは、世の中に潜んでいるまだしっかりと言葉になっていない様々なことについて、からだを通して出会い、学んでいるのが操体なのではないかということです。
僕は本を読むのが好きな方だと思いますし、インターネットを使って自分が必要としている情報を見つけ出すことも割と好きです。
自分以外の誰かの言葉によって語られた(る)情報を知り、そこからまた新たに考えたりすることも好きなのですが、操体でまずとり扱っている大切な情報というのは、こういった身の回りに存在する無数の情報源とは異なり、身近な「からだ」を経由して受け取ることのできる感覚情報から始まります(東京操体フォーラム実行委員ブログの内容は、まさに「感覚情報」由来の内容となっています)。
この非言語情報に出会い、受け取り、何らかの言葉にすること。
知るのも、いただくのも、言葉を与えるのも、からだがあっての自分自身。
「感覚」をいろいろな意味において大切にとり扱ってきた、操体の独自性と面白さは今また新たな局面にさしかかり、操体だから学ぶことのできることに繋がっていると思います。