香さん
一週間ありがとうございます。
今日から担当の瀧澤です。
一週間よろしくお願いします。
テーマは引き続き「あなたに操体・操体法をお薦めする理由」です。
初めに申しますと、からだが悦ぶからです。
ただほんとうにそう感じていることがお薦めする理由になります。
それは、先日開催されました2021年春季東京操体フォーラムでも感じたことであります。
お時間を割いてご参加くださった皆様本当にありがとうございました。
フォーラムの中で皆様が語ってくださったこと、知識として耳にしたことはあっても届くのは頭ではなくからだへの直当たりでした。
その言葉に語り手の感覚がのることで、同じ言葉でも受け取る側の受信モードが一変してしまう。
またその反対に、こちらの受信モードが感覚優位になっていると、語り手の言葉の奥にある感覚が届いてくる。
愉しいとか、おもしろいとか、興味が湧くとか、首突っ込んでみたいとか、深掘りしたいとか、頭で考える前にからだにスイッチが入っていることにわたしは後から気づく。
これはフォーラムそのものの熱量もさることながら、操体の根本にからだがききわけている感覚があるからでしょう。
感覚の学問であれば、とる、とらないはあるにしてもからだを介して共有できる感覚の世界がそこには広がっている。
ほんとうにそう感じているからお薦めする理由になるのです。