東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

その先の世界へ

おはようございます。

瀧澤さん、一週間の投稿ありがとうございます。

引き続き今週は寺本が担当致します。

テーマはなんと「憶の快」ということで・・・。

宜しくお願い致します。

 

瀧澤さんのブログタイトルにもありましたが

今回のテーマは私自身のなかでも

未だ言葉になっていない、未知を歩む道の領域であります。

 

操体」は感覚というものをとても大切にしていますが、

このカタチのない「感覚」を言葉で表現することには、

まだ未開拓の部分、「可能性」とも呼べる部分が

たくさん残っているのではないかと感じています。

 

操体の歴史を紐解いてみても、その過程で、

操体における「楽」と「快」の識別を丁寧に行うことに

非常に時間をかけてきました。

この識別も、しっかり学ぶことは「するめ」のように味わい深いものです。

 

そして「その先」がまだあったこと。

「快(快適感覚)」という領域には

まるっと一緒くたにできない何かが存在することがわかってきた。

ただ「快」を通せばいい、というのはもう古いのかもしれません。

 

そういうことに目を向けなければいけない時代に突入している、

と師匠の傍で学んでいて感じています。