瀧澤さん一週間ありがとうございました。
今日からは一週間寺本が担当します。
今回のテーマは「ミタテ」です。
宜しくお願い致します。
「診立て(診断)」というと、「臨床」の世界を思い浮かべますが、
よくよく考えてみれば私たちは、常にある種の「診立て」をしながら
瞬間瞬間を生きているような気がします。
「お腹が減ったなぁ…、何を食べようかな」
「これ欲しいな…、でも結構高いな」
「〜さんに誘われたけど、どうしようかな」
アタマのなかで交わされている自分の言葉。
その会話のような独り言に
「からだ」からの言葉はほとんど聞こえてこない。
もしくは聞こえていないフリをしてしまう。
日常のなかに溢れている診立ての瞬間に、
気付かない内に、随分と「自分」ばかりに
肩入れしているのではないかと思います。