おはようございます。
昨日までのモノガタリを辿っていて、
何だかまだ続きのある絵本の世界に入り込んでいるような気持になりましたよ。
瀧澤さん一週間ありがとうございました。
さて本日から一週間は寺本が担当します。
テーマは引き続き「正義」です。どうぞ宜しくお願いします。
「操体」の世界に足を踏み入れると、
今まで考えてみたことのなかった
ものの「見方」、「捉え方」に遭遇する。
勉強し始めた頃、講習に参加する度に、静かなる衝撃の連続だった。
(そしてそれは6年目の今でも、螺旋階段を昇るように、未だに続いていることではあるのですが・・・)
中でも「症状」や「疾患」、「からだの不調」、「病名」といったものに関してのこと。
操体に触れるまでは、これらのことが自分のなかで単なる「マイナスイメージ」でしかなかったように記憶している。
頭痛がすれば、
「何でまた頭が痛くなるんだろう。。。やだなー。」と思い、
消してしまいたい
蓋をしてしまいたい
それとも、
我慢するか、
無視するか、
または、
やっつけてしまうか。
20数年間生きてきて、そんな風にしか思えていなかったことに、
「いやいや、そんなことないんだ。
こいつらは、そんなニクい奴らじゃないんだ・・・」
と語りかける言葉(診方・捉え方)が操体にはあった。
今まで「陰」になって見えていなかったところに
光を当てられているような気がして、
その時に、「あぁ、こういうことが知りたかったんだ」と感じたことを覚えている。
「ワルモノ」だと思い込んでいたものは、
瞬く間に変化してしまった。
これも一種の正義なのだと思う。
2018年春季東京操体フォーラムは
4月30日(月)昭和の日に開催致します。
テーマは「スポーツ障害と操体」です。