おはようございます。
よく、自然に触れてリフレッシュするという。
その自然とは、大抵は緑があって舗装されていない道路があって、ちょうど里山のような風景が思い起こされると思う。
確かに、そうしたところは空気も澄んでいて、美味く、それだけでもリフレッシュした気分になる。
データ的にも、森林浴や森林の中を散歩したりすることで、ストレスホルモンとして知られるコルチゾールが減少したり、交感神経活動や血圧、心拍数も落ち着かせてリラックスさせるとか、ナチュラルキラー細胞が増加して、免疫力が高まるといった効果が認められているという。
確かに、そうした効果も感じられる。
しかし、森林浴をしている時の呼吸を、からだの求める呼吸にしてみたりとか、散歩する時もからだ本来の動きに合わせる様な歩き方にしてみた方が、もっと効果的なのではと思う。
また、呼吸も含めからだの正当な使い方を識り、都会に居ながらも、それを生活習慣に取り入れる事で、ストレスの軽減は可能だと思う。
里山の方に出かけて、森林や生きた土や空気に触れるのも良いと思う。
そこには自然の理に沿って生きる生きものや、その生の循環で生じたものがあるから。
そうなると、人間も不自然な生き方によって生じてしまったストレスを解消する為に、里山の方に出かけるという前に、自然の理に沿った生き方をしてストレスをためないようにする事の方が先決のように思える。
そのうえで、自然の理に沿って生きるものたちに触れた方が、より親しみも湧くし、より効果的なのではと思う。
一週間のお付き合い、ありがとうございました。
来週は畠山裕美先生の担当となります。
どうぞ、おたのしみに。
友松 誠。