おはようございます。
最近、スキンシップという言葉をあまり聞かなくなったと思う。
それだけ、ここ3,4年続いたコロナ禍の影響は大きいと感じる。
コロナ禍中での、握手をはじめとした肌と肌の触れ合う機会の減少、それに反比例するように増加、普及したテレワーク。
テレワークといえば、コロナ禍の最中に何度か利用させていただいた。
しかし、どうも苦手であり、終わった後どっと疲れるのを感じた。
片道3時間以上かけて行き来する必要もなく、楽なのだが何故か疲れる。
これも同じ空間を共有していないが為だろうか?
慣れてないせいもあったろうが、ダイレクトにモニター越しの顔があると、どうも落ち着かない。
それに対して、同じ空間を共有し、いい塩梅の距離と間(マ)があると、その間を介した触れ合いみたいな安心感を感じる。
間(マ)を介した触れ合い、これも一種のスキンシップなのではないだろうか。
テレワークは、確かに便利であり、効率的でもある。
しかし、便利さや効率ばかり求めて、触れ合いというものが少なくなってくると、何かおかしくなってくる感じもする。
袖触れ合うも他生の縁と言うではないか。
同じ空間を共有できるというのも、有難い縁であり、便利さや効率を求めるあまり、自分からその有難さを放棄するのは勿体無い事なのではと思う。